詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
あなたって人はいつもやさしいから僕がよくドジしても笑ってゆるしてくれる
だけれどそれに甘えてたよりすぎちゃいけないよな
でもあなたのその笑顔見るとだめだなあ
すぐ頼りたくなっちゃう
本当は男の僕が君に頼られなくちゃいけないのに
情けないとは思うけどやっぱりこれが僕たちの今の形なんだ しばらくのあいだは
愛はいつも不器用でちょっと本質とはかけ離れているかもしれないけど
何ひとつ過ちはないよ、それだけはいえる
あなたが笑ってくれるから私も満足だわ
そんな言葉いつか僕も君に言えたらいいなあ
君が笑ってくれるから僕も迷わず笑えるよ
本当はそっちのほうが正解だよ
何かが足りない
それはきっと愛のおかえし サラダだってドレッシングがなかったら味気ない
もらってばかりだから心が申しわけなく思う
プレゼントをわたされたらやっぱりそれに見合うだけの何かを返さなくちゃ
毎日変わらない愛を君は1日も欠かすことなく僕にくれるね
でもなんもしてあげられることなんてカンタンにはみつけられそうにないや
君からもらった数ある愛ややさしさ 笑顔思ったらますますハードルはぐんぐん高くなるよ
そのぶん飛び越えるのもムリに近くなるよね 本気で見合うだけの何か返す気があるけれどね
でもいつか伝えるんだ
なるべく早いうちにね
忘れないうちに心に記しておこう
悠長なことは言ってられない
わたしたい一言もあるから
記念日は毎日おとずれるから決まった日などない
だから愛を注ぐこと1日たりともおろそかにしちゃだめだ
だからこそ 今 心のドアをあけてガサゴソさがしてる
いつでも君にもらったものしのぐ魔法の言葉をずっと もらった愛を無償で受け取ることだけはしたくない
それが僕に唯一できる精いっぱいのことなんです
だからどうかもらってくれますか?
この愛を 感謝の気持ちに重ねる様に…
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人の心にはいろんな花が咲いているもの
それは感情という花やいろいろあるんだ
君の心にはどんな花が咲いてるの? それはどんな形をしてどんな香りをはなつの?
その花は自分じゃ見えない
他人だけに見えてしまう花だから
本当の自分を他人に見せなくても無意識に他人の瞳に映してしまう
心の中にある本当の自分の姿を
意識しなくても無意識に出してしまう自分こそ真実だから
いいわけなどできない
他人は自分を映す鏡だから自分にとって一番やっかいな存在だ
暗い毎日にささやかな光をくれるのも他人さ
でも他人のあなたに恋をしたりして
また愛してるのにつかの間の憎しみを抱いたりもする
人間ってどこまでも不思議な生き物だ
だけどそれだけにすばらしい生き物だ
闇を抱えた心の裏にある光のように
悪意の裏の善意のようにきっと心に咲いてる花は汚い花ばかりじゃない
それは繰り返すものだから
どんな夜でも明けない夜はないように
きっと心におとずれた夜も明けていくよ
ときにはその鏡を叩き壊して鏡の向こうに行きたくなるけど
他人のつながりや集まりから逃げたくなるけど
もはや断ち切れない関係だから人間社会の交差点を毎日わたるしかないんだね
そう他人は自分を立証させる存在だから
他人がいるから自分を証明することができる
友達も家族ももとをたどれば他人の集まり
ただそのつながりを憎むばかりでは光は見えない
他人の瞳に自分の心が見えてるように僕の瞳にも他人の心が見えてるけど
瞳に映る自分より心に映る自分を信じるよ
そういうあなたがなぜか好きだから
ときには心をかすめた真実を見たくない日もあるけれど
心の中が読めることもまた人だからできることだからうまく使うよ
鏡はそのままで心に映る僕らや他人を壊さないように心になにが映ろうとも信じたい事だけを真実と見極めて偽りと分けるよ…
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このさよならは永遠のさよならじゃない
でもいつの日かこのさよならが永遠になる日がくるよ
だけどその日がきても僕はさよならとは言わない
代わりにいうのさ
またね、とだけ
さよならの日がきたって笑ってやるんだ
またね、とだけ
つぶやけばきっときっと笑顔でさよならできるよ
しかしあなたがいない食卓はさびしいよ
あなたが一回も弱さをみせない日はなぜか泣きたくなる
それだけだけどそれだけでただそれだけに痛切だ
君は僕の命の源
だから行かないで どこへも行かないで お願い
ずっとそばにいて
僕をいつもの笑顔で包むように出迎えてくれ
またねって声がまた聞きたいから
またねって声は少しさみしいけれど
ふたりならばさみしさも半分ずつさ
僕も君もさみしいからおなじだね
だから笑ってさよなら
明日もずっとくたばる日までホントの涙はおあずけ
永遠にさよならする日までとっておこう
その日のための涙として
わかっててもさよならは悲しいものです
明日会えるのに…
心がはなれなくても夢の中で君に会えても
なんだか君の手が恋しくてこの手はさびしがってる
スカスカの心が白い涙を流す
ため息が宙を踊って揺らんで消えた
またねっていうさよならの言葉
それはまた明日ねっていう意味の明日会うための約束なのに
交わされた誓いさえ信じられなくてどうしてか泣いちゃうよ
まったく男らしくないな…
でも明日まで僕は待ち続けるよ
夢に揺られながら
言葉をつむぎながら花びらちぎって
だってまたねっていう言葉は完全なさよならじゃなくまた明日会おうねという小さな誓いの言葉さ
そうさ またねは明日につづく約束なんだから また明日会えると思えばなんにもさみしくないよ
ホントだよ…やっぱりうそだよ
行き交う思いはどっちなんだろう…決まらない…
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ねぇ 君はなにを支えに苦しいときをたえて繰り返される意味さえわからない毎日にもまれながら生きてるの?
生まれ落ちた日からだいぶ経つけれど
いつか君にも終わりの日は順番だから
滞りなく抜かりなくやってくる
そんな不安を後目に笑っているけど
周りを見たってたすけてくれる人なんかいやしないよ
僕はただ命の限りに
この瞳に世界がやがて見えなくなるまで
見えないあかしを1つ1つ消えゆく今日1日に残すんだ
たとえ願っても悲しみの雨はやむことはないから
ただやむのを待ってても終わりの時間が肩をたたくだけ
だからほらあまりある時間がまだあるうちに
さあ 目をひらいて
今見つめるべき現実をおそれず見てごらん
ねぇ夢からさめて
大丈夫
また夢はみれる
現実が消えない限り夢は君をまたむかえに来るよ
だから ほら悲しいことにも女をいいわけにしたり男らしさのなさをいいわけにしたりしてワザと負けるな
その幸せ味わうときまでの暇つぶしだと想えばいい
おまけみたいな存在でも意地悪なやつらが疲れはてるくらいまでつきあって怒られてやるよ
怒る元気もなくなるまで
僕は立ち向かうさ
挑んでゆくさ
それが僕の存在を証明するたしかな勲章とあらば
凍り付いた足も溶けてまた歩き出せるだろう
きっと…
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僕らはいつでも時間の穴の中を落ち続ける 底に足が着いて終わりの日にたどり着くまでは
僕らの向かう先はいつでも名前もしらない誰かに決められているけれど
ただ僕らはその行き先である明日の行き場の1つを決めてるにすぎないんだ
叶える気もないのに夢をみるだけみてみたり
太陽の位置も見ずになんとなく入った穴が狭かったり
そんな意味のないことを繰り返してる
自分のことなのにね
おかしいくらい
なぜだろうね
何ひとつ受け入れられない
計算しつくされた末の答と頭の中だけで暗算した答のほうが楽だといいながら
実際のところ頭の仲間ではわからないからとなにも考えてない頭からっぽの僕がいる
自分を自分で
自分が自分を
あざ笑いながら
それにも気づかずに
自分がばかだと
いいふらしているよ
その姿はもう僕じゃないな
僕のあるべき姿を失った僕という名の化け物さ
だから僕は自分を
泣きながら苦しみながらもあざ笑ったんだ
それが幾分か自分の為になるならばと
想ったのに…
今ね自分はもはやもとの自分にもどる資格さえ失ってた
完全に化け物と化したよ
もう自分が自分で情けなくてただ嘲笑を続けて笑うしかなかったよ…
とても苦しかった
今も悲しいよ
その傷は癒えてないから…
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さあ なにが飛び出すのか この夢を叶えとしたら
ねえ どんな不思議がその中に隠れているの? それはその頑張りにかならず見合った未来につれていくの?今にもびっくり箱みたいに心臓が飛び出しそうにはらはらしながら待ってたよ
夢のびっくり箱
どれでも好きなの1つもしもあけられたならいいのに…
ロマンも不思議もないこんな繰り返しに夢の1つもくれないか?
ああ 神様! 仏様!
南無阿弥陀仏!!!
思わず唱えてしまうよ
あまりに世の中がふつうすぎて退屈もするさ
もうすべてがびっくり箱のようにドキドキできたり楽しけりゃ少しはこの限りある人生ももうちょっと意味がでて好きになれるのに…
悲しみだけを責めるわけじゃないけれど
ただもうちょっとだけ不思議いっぱいのスリル感じたいよ
と、想うだけ
あきれかえった夢をみるように
なんとなく
なにげなく
僕は、妄想するだけ
それだけが今のところ自分ができる限界です
と、想うだけで
枕をぬらし
眠れもしない
最悪な夜が出来上がる
ただ夢1つくらい足りないだけで
こんなにも人は絶望するんだぜ
夢のびっくり箱よ
箱の影さえないこの世界ではそれをほしがる感情すらじゃまだしある意味さえない
なのにどうしてこんな薄っぺらい感情はあるんだろう
だれか つきっきりでのこりの人生すべてかけて僕にマンツーマンで教えて
そんな人、大募集
宛先はいかにもタコにも夢がなさそうな僕のボロい一軒家まで。
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君は何のため生きている?
自分の願いとは関係なく意見を出せることもなく生まれたけど
ある人は夢に ある人は愛に
ある人は仕事に ある人はなんとなく
またある人は自分だけのため 他人のためとかきれい事とか並べたり
じゃ君や僕は何のため生きている?
まだわからない 答えなんて永遠にだれも出せないしわからない気がする
もう二十歳をすぎたのに
もうだいぶ生きているはずなのに
なぜ生きてるかもわからない
なぜ生まれたのかもわからない
それがわからない限り生きてる理由などみつからない
ただなんとなく生きて何処からかはなたれる日々を雨風しのぐ小屋の中でじっと身をひそめたまに外にでるとき降り注ぐ矢に気をつけながらアラヨットと避(よ)けるだけ
それぞれに生きる理由があって 存在したい道理をもって
この道の先に夢をみてる 爛々とした目で見てる
答えがないならば自分で決めるよといいながら
だれもがみんなそれぞれの真実を抱えて親からもらった目玉にみんなと同じものを映しながら
みんなと同じ感覚を味わいながらそれでもたまに他人と自分との違いに気づいたりする
そこでやっと同じ人間でも生まれた環境
生きてきた道幅の狭さ 広さによって真実の形が違うと知る
借り物競走みたいに外見は同じようでも中身はぜんぜん違うものを親からもらうんだと知る
だからなんのためと聞かれても今は答えられないとしか言えません
答えられない日々の中さまようみたいに僕は生きる屍になる
きっと死んでなくても人は生きている間ずっと人は屍だから
迷いながら悩みながら
たまに叫びながら狂いながら
完璧なようで不備な心に安堵しながら
たまにそれを恨んだり愛したり
いろんな気持ちの中心で人は死ぬまで駒みたいにくるくる回せられる
何者かの手で
運命という名の宿命の手のひらで踊らされつづける。
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それはまるで冬の寒空に降る雪のように
白くはかなくハラリと胸をかすめた
ふいによみがえる記憶の中に残るあの思い出のように
いつかここでなんのためらいもなく咲いていた花は今ではもう話したとしてもだれも信じないくらい遠い昔の輝き
ひとつだけ過去に置き去りにしてきた後悔や心残りみたいなやりきれなさにしてやられながら
日々の積み木を倒れないように積み上げていく
少しのズレや息の乱れにも目を光らせて小さなミスもゆるさない奴らにしかられながら
涙ばっかの日常は発車ギリギリの電車になだれ込むように何処までもあくせく続く
僕にはまもるべき大好きなあなたのような人がいるから
いつも弱ったときに思い出せばあたたかく心を包みさみしさやふいの悲しさを忘れられる痛み止めのような作用をもつ生きた薬
それはまるであなたのような人をいうんだろう
せわしく厳しい世の中から少しはなれた愛の世界 心のオアシス
まるで別世界にいるような感覚であなたといるとなんだか自分が好きになれる
少しずつ冷たい世の中に浸食され心が風にさらされて冷たくならないようにしてくれる人
それはあなたです
僕の中にある光 あなたは認めてくれる
あなたが僕の理解者ならば僕があなたの理解者になる
そんなふうにいつまでもきりのないほどに心に笑顔の雪を降らそう
汚れのない真っ白な雪を
明日へ進むことをじゃまをする不安という雪の雪かきしたら
なにかおもしろいこと探しにゆこう
気晴らししにゆこう
誰かとっていうなら僕がここにいる
だから呼んでよ
かわいらしいその声で
そして笑顔の雪を降らそう
そんで理想の花を
咲かそう
明日という広大な畑に
未来という大地に
チャンスという肥料と可能性という種を蒔くのだ
パッパッと事をはこぼう
そう、夢が叶う日のために!
枯れ木にも花を咲かす勢いで…
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時計さん
時計さん
チクタク チクタク
時計さん
時計さん
どうして時間とともに私の命も削ってしまうの?
時計さん
時計さん?
あなたはどうしてなにも言わないの?
感情もなにもないあなたはただ時を刻むお仕事に夢中で年がら年中上の空
そんな無口な時計さんに私はいつか終わりの時間を告げられるのね
あなたはそれについてどう思う?
今までどおりあなたがやってきた通りに私の魂を空につれていく
私もその中のひとりでしかないですか?
ねえ…時計さん?
私の終わりの日くらいは頑張ったねの一言くらいはほしいよ
あなたに何度苦しめられたか 笑ったのか
疲れるくらい
悲しいくらい 長いつきあいだけどあなたは今まで一度も口をひらいた試しがない
あなたはそうまでも時の番人に忠実なのね
時計さん? 時計さん?
ヤッパリあなたはなにも言わない
誰にも心をひらかない
そもそも心がない
ひらくのはカラクリ時計の鳩がでる扉くらいで
さみしいぜ
鳩ぽっぽ
ジョーダンみたいにいつかまじめに悲しんでしまう終わりが来るのに
当のあなたはただグースカ寝ているだけ
まるで私みたいだわ
時計さん
それでもあなたを頼りにしないでは生きられない
リズムつかめない
不安になる
だから見つめあうの
あなたの鼻からのびたお髭みたいな針が今日も指し示すふたつの短い矢印と長い矢印で
私の命を刻む
無言で ただ任務を遂行する衛兵みたいに常識やその流れに忠実なロボットみたい
機械だから あんまり好きにはなれないけど
あなたなしにはうまいこと毎日が進まなくて困る
だからあなたは彼の二番目に大切な存在よ
時計さん…今私の話無視したあなたのことよ
顔を真っ赤にもしないのね
プロポーズじゃないからあれだけどなんかしゃくだわ…
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恋しているあなたはどこかやさしい目をしてる
恋をすると人はやさしくなる
それはひとりでいるときの心細さやさみしさを消してくれるから
恋には素晴らしい効能がある
はじめて僕もあなたに恋をしてからわかった
あなたをこんなにやさしくできるから
僕があなたにやさしくしているかを決めるのはそのやさしさを受けとるあなただけど
あなたはこんなに笑ってるから
僕はやさしくなれてるんだろう
あなたにやさしくできてるんだろう
心の窓をぜんぶ開け放して心地よい風を体中にめぐらせたらきっと もっとやさしい人に生まれ変われる
だから あなたにやさしくしたい
あなたがいつでも笑顔なくさないように
僕の中であなたがいつでも光り輝く星のような存在であるように
あなたの中でも僕は星になって光り輝いていたい
あなたにとってのたったひとりの一番星になりたい
そしていつになろうとも
変わらない恋心だきしめながら 死ぬまでずっとおなじ朝をあなたとむかえたい
おなじ夜に目をとじたい 最後の瞬間まで幸せの光の中で様々なドラマを感じたい
もっとはやく出会いたかったねなんて事さえ言えてしまう
悲しみに降られるときも笑顔なくさないように
またつぎ笑えるように悲しみの雨がやむまでしまっておこう
恋は人をやさしくする
それはつまらないうそなんかじゃなかった
だってこんなに自分の事にしか興味を持とうとしなかった僕を変えてしまったんだから
君はヤッパリ想像以上にすごいな
自由奔放な愛を手懐けるほどの君だからね
それもそのはずさ
この恋や愛によって満たされる僕っていう人の心
それによって思いが増えて
感情がまるくなる
新しい気持ちがいつの間にか芽生えて当たり前にだれかを本気で愛し自分以上に大切にできるんだ
だから恋の前じゃ威張れないから子猫になってしまうよ…