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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[3144] つながりに手をつなぐ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人と人はいつもどこかでひとつにつながっていて
人と人はゆるぎないなにかでいつでも手をつないでる

お互いがお互いに不確かな存在だから支えあいながら生きていかないと絶えずあふれる悲しみにたえられない

静止画のように
写真みたいに
永遠をその一枚に閉じこめてもいつかは朽ちてしまう
終わらない永遠なんてない
だけれど形のないつながりは永遠に続いていくんだ
だからこそ 今
つながりと手をつなごう
つながりに手をつなぐ
自分から
あなたから
人から人へ
僕からあなたへ
あなたから僕へとつながってゆく

人と人の心と心をわたす架け橋をつくるようにつながりは誰の心にも笑いかけるだろう

さびしいひとりぼっちの心につながりをつくるんだ

雨がやむ瞬間の最後の雨粒のように
涙が笑顔に変わる瞬間の最後の涙のように

いつもそれは人の心をつなぐために存在するのさ

そう いつもいつでもただそのためだけに
僕や君みたいに。

2008/11/18 (Tue)

[3143] 行こうかな
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


行こうかな
あの場所へ
懐かしいあの場所へ
僕は
行こうかな

行こうかな
大好きなあなたのところへ
今すぐ 今すぐに

それだけで心はどこでもゆくよ
行こうかなって呪文だけでイメージは世界中を駆け巡る

足より役に立つ自由な翼になる

だから今日も唱えるよ
寂しいとき
悲しいとき
どんなときでも

行こうかな!
行こうかな!
行こうかな!

僕は唱えるよ。

2008/11/18 (Tue)

[3142] さよならはいつも
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


さよならはいつも悲しい色で僕を染める
でもはじまりはいつでも悲しい出会いがない限りうれしいから鮮やかな色さ


悲しいさよなら
悲しい出会いばかりじゃない
時には嬉しいさよなら
嬉しい出会いもあるから

その時その時のさよならや出会いの気持ちを考えてみよう

いつもいつでも
君を悲しませる為に存在する悲しみだけがあるわけじゃない
ほらその悲しみは君の味方かもしれない

ただなんとなくさよならがさよならのあるべき形から少し丸みをおびた形に変わったのを気づいた

そんなときがきたならきっと悲しみを待って味わう喜びがより味わい深く感じれることだろう
その喜びにたどり着くための悲しみなら僕は何度でも受け入れるよ

あのときのさよならはいつもただ悲しいだけだったけど
そのあとに待つ喜びの味わい深さを知った今なら悲しみもそれほどこわくなくなったよ

本当さ…

悲しくないわけじゃない
悲しみは喜びで悲しみを紛らす為だけに存在するものだといえばさらに悲しくなるけど

まあ ゆっくり考えていけばいいんだよ。

2008/11/18 (Tue)

[3141] 0から生まれる可能性
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

サイコロを振って出た目の数だけ進むすごろくみたいな人生なら楽しいけれど肝心のサイコロを僕はもってない
ただサイコロの代わりとなる決断力が僕にはある
サイコロの目じゃ1から6までしかないけれど僕のもつ決断力というサイコロは何千通り何万通りの確率を生む

振るという行為が行動するという事とおなじならサイコロを振るまでわからないという点ではすごろくも人生もおなじ
そうして行動を起こして出た目を人生の成果と見るならたとえ1でも6でも努力や頑張りの甲斐がなくてもそれに勝るものはない

だからサイコロは何回でも振ってみな
6がでるまで振ってみるのもいい
でも忘れるな
じつは6以上の喜びが1という一番低い数字のなかに隠れてる事

たとえ叶わない夢だとしても
頑張った事や努力した事に意味がある
勝ち負けや損得で人の中にある価値が決まるものでもないから
確率はときにマイナス以下の悲しみを生むけど
また0だとしても
プラス0なら素晴らしい
0だとしてもまたそこから広がる可能性は大だし期待できる
0からのスタートは決まりきった確率をぶち破って無限大の可能性を生み出すから
0から生まれるものがたとえおなじ0だってそれはまた違う0で
前の0より少しばかり1に近づいた
つまりは目指すのは限りなく6に近いかまたは6ねらいでまずはどれだけ1に近づくかにある
そして徐々に2、3、4と増やしていく

0から生まれる可能性はトランプでいうところのジョーカーのようになんのカードにも変わる可能性がありそれだけに0から生まれる可能性は無限だって事

なにが0でも0より低い数字はないんだから
0という数字に泣きを見ずに0だからこそ生まれる可能性を信じて突き進む事もひとつの勇気だから 可能性が永遠に閉ざされる前に今こそ0の力を解放せよ!

2008/11/17 (Mon)

[3140] 好きな景色 大好きな景色
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


何気ない風景の中に隠れた幸せの形

この街の人のあたたかさが好き
そしてあなたがいるこの世界が好き

そんな好きをこれからも増やしていきたい
そんな景色をこれからも大事にしていきたい

僕の好きな景色

それはあなたといる毎日今この時
ずっと続くならばいいなあ
願うなら変わらない毎日今この時
ずっと続くから君と僕でなら

好きな景色の中に今日もとけ込んでく
きれいな景色の中に明日もとけ込んでる
あなたが笑顔で僕を見つめるだけの今日が好きな景色だから

あなたはただこの街のように僕のそばにいればいい
ただそれだけで僕は心から救われる

なにも特別な事なんか求めない
あなたはあなたのまんまで自然なそのままの姿で僕のそばにいてくれればいい

それがなによりの光だよ

僕も君のそばにいる
愛がふたりをつないでる
だからずっとふたりはここにいる

好きから大好きになった景色の中にいるんだ
夜も朝も
雨の降る日でも
君と僕のなかで回る世界の終わりまで一緒なのさ。

2008/11/17 (Mon)

[3139] 考える人 考えない人
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


物事は考えないと後先困るよ
だから考えなさすぎる人は今すぐ考えたほうがいいよ

考えることでなにか片付かない事も片づくかも

考えすぎる人 考えなさすぎる人
どっちもだめだけど
たまになら深く考え込んだりあまり考えないほうがいい時もあるから
すべてが悪いわけじゃないけど

その場その場で考える事がけっきょくは君のため

君の明日を輝かせる光なんだよ。

2008/11/17 (Mon)

[3138] 考える色鉛筆
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


色鉛筆のどの色の一本でも欠けたら僕はここにはいない
色鉛筆の中のほんの一本にすぎない僕でも自分の色をちゃんと出せている

だから
色鉛筆はたかが色鉛筆でしかないけれど
色鉛筆は色鉛筆なりにそれぞれがそれぞれに特異な色や形をもってるからなにも恥じることはないのさ

そんな色鉛筆のケースにちゃんとおさまらない色鉛筆もあるから
常識ばかりこだわっていちゃなにも解決にはいたらない

だからちゃんと
その色その色ごとになにがその色を色あせさせ削っているのかをきちんと考える必要がある

それがやっぱり大事なことだよ

似た鉛筆も変わった鉛筆もかっこいい鉛筆もすべてこの地球の中の小さなひな鳥のような子供たち

だからはみ出してたって人より違う姿形だって色鉛筆は色鉛筆でしかない
孤独な色を持つ色鉛筆も
やさしい色を持つ色鉛筆も
燃えるようにはげしい色を持つ色鉛筆も

すべてその色鉛筆が色鉛筆でいるために存在する意味のある一本なんだよ

だから その一本はこの世にひとつ
その一本が欠けたらもうその色はケースには入らない
新しい命を持つ色鉛筆が生まれてもそれは似てるだけの違う色

少しの違いがその色鉛筆をより輝かせ目立たせる なにもおかしな色などない
だからリスクを抱えて生まれてきた色鉛筆もほかの色鉛筆となにも変わらない
色鉛筆としての意味を凌駕するために生まれたたったひとつの色なんだな

だからこそ生まれた色鉛筆
それは生き抜いて最後まで生ききる意味がある
欠けることを望むなら生まれたことをもう一度考えてみるんだ
それがあなたの明日にまた新しい色を足すはずだから

あなたがあなたしかもたない色を見つけたら
それだけで明日を生きてこれからを生き抜く意味になる

そうは思わないかい?
色鉛筆くん?

2008/11/17 (Mon)

[3137] ピエロはね
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ピエロは笑うのが仕事
だとすれば
笑えないあなたはピエロにはなれない
笑わないあなたはピエロにはむかない
ピエロは人に夢を与えるのが役目
だからだね
他人に無関心なあなたにピエロの役目は果たせない
自分の役目を果たすだけでゆとりがないあなたにピエロの役目は荷が重すぎる

ピエロはそんなあなたを笑ってる
なぜ
笑わないのかと呆れて笑ってる

笑うのはべつに楽しいからだけじゃない
悲しいときも笑わなきゃいられないごまかせない時もある

そんなピエロの気持ちでピエロの気持ちを考えたことがあなたにはありますか?

あるならば今すぐ笑え
他人にでもいい
自分にでもいい
なんにでもいい
笑えることがなくたってピエロのように

涙の代わりに笑顔ですべてを塗りつぶせ
狂ったみたいに笑いながら忘れてしまえ

悲しいことも苦しいことも笑ってすべてそんなもんはへっちゃらとばかにしろ

ピエロみたいな心の強さをあなたが欲するならば

ピエロになりきって
ピエロになりきって
ピエロになりきって

現実というサーカスで踊りまくって
ひときわ目立つ振る舞いで
愚民どもの拍手を支えに綱を渡れよ

人気を集めながら
七色に光りなさい

それがほんとのピエロのまもるべき信条(つとめ)
それがピエロがピエロらしくいるためのピエロの心得

それができたら君も今日から人気者のピエロだよ。

2008/11/17 (Mon)

[3136] 最初で最後の最高の贈り物
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


生きる価値を決めんのも
死ぬことの意義を決めんのも
けっきょくは自分の意志ひとつだけど

生きる今をあたえたのも
死のうと思う感情をあたえたのも
考えてみれば誰かの深い決断があってのすべてだから

カンタンに死んだり
カンタンに自分を傷つけたら親に失礼だよ

自分は自分だけのもんじゃない
所有物とはわけが違う

あんたが死んだら悲しむ人がいるのを忘れんな
遠慮しない言葉でいえば、たとえばかでもそれが
人の一番の特技はあなたがあなたらしく
自分が自分らしく自然に存在でき振る舞うことができる事

それは誰にもコピーやまねもできない
たったひとつの親から君への最初で最後の最高の贈り物なんだな

だから死ぬんじゃない
なにがあったって今のくるしみは明日の光になるって
ばかならばからしく信じろよ
そのうちその涙やせつなさが花を咲かすから

その日を待てばいいんだよ
ただ、自分なりに
ただ、自分らしく
なにも無理して善人ぶらなくていいから

ただナチュラルに
生きりゃそれで自分を自分どおりに素直に生きれてるあかしなんだから

あんたは落ち込むより自分を誇らしく思うべきだよ

僕は思う。すごいぜ、あんた
感服だ。

その命と今までの日々に乾杯

あんた自身が贈り物だって気づく日がいつかかならず来るよ

だから進め
ばかみたいに進め

それがあんたができる精いっぱいだ
楽園はあの世にはないんだ
悲しいことやうれしいことすべてなにも感じれなくなったら楽しいと思う感情さえなくなるよ

それが幸せというならあの世をはき違えてるな

そんな間違いは今すぐ捨てるべきだ

そう思うから
僕は今もきりもなくむくわれるまで生きてる
どうだ、少しは自信でたかい?

こんな俺でも生きる光はまだ捨てちゃいないんだぜ

2008/11/17 (Mon)

[3135] 雑草もまた 人もまた
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


雑草もまた
生きているからでして
生き物なわけだから
安易に毟りとるのは動物を殺めるのとなんら違いはないんだ

そんな事いちいち説明しなくても
わかってなきゃならない
それはただ単に人間だからって理由で片付けたっていいくらい
人間ならばわかってなきゃならない事なんだな

雑草もまた 人もまた
同じ生き物なのだからして
決して他(た)のもののじゃまになるとか全体がだめに見えるとかの理由で雑草の生きる資格を奪っちゃならねぇ

下手でも頑張る気持ちは一番群を抜く
もしかしたらそん中でも一番光ってるのは雑草で
目立たなくても一番光ろうと努力してるのは雑草だから

そんな雑草もまた生かす場所を与えてやらにゃならないんだ
それがほんとうの人間のやさしさとか他人さまを思う人間らしさって心なんだな

だから
せっかくこの世に運よく生まれた命を
人間だろうが草だろうが
「雑草」なんて言葉で別にしてまるでぬけ者みたいに呼んじゃいけないんだよな
それじゃ人間は人間でいる心を放棄したようなもんだから
そんな事いう人間は人間じゃねえ
ただの人間の皮をベタベタはりつけた肉の塊なんだな

だから人間は皆平等で年もなにも関係なく同じ立場で対等な位置にいなきゃならないんだよな
その辺がいつの時代も日本も外国もなってねえな

まだ性懲りもなく雑草扱いしてる国や場所があるのは悲しいな
枯れても腐っても花は花で草は草 あたりまえだよ
大切なのは見たままじゃなくその人の心や目を見てあげて感じた光を認めてあげる事にある

俺はそう思う。

今日も明日もくたばるまでずっとばかみたいにさけぶ。

2008/11/17 (Mon)
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