詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
奇跡は人の目につくくらいすぐそばに
いつでも近くにあるのに人は気づかずに通り過ぎてしまう
それをすぐ他人のせいにして責任逃れ
人はきっと人以上にはなれないから
人は誰でも出来ないことは出来ない
一見非力なように思えるけど だけど
人はこんなちっぽけな力で誰かを照らせる
それを必要としてくれる誰かもいるから
ちっぽけな力を持つ誰かは同じようにちっぽけな力を持つ誰かを愛せるのだろう
体外のものは不確かな世界で何を信じて生きていればいいの?
時々 空は晴れて
時々 雨が降るよ
五分と五分の差だけが運命を傾かせる
どちらに傾くかわからない世界の中でとりあえず今日に賭けてみる
結果はいつもだめだけど
それでも小さな奇跡を信じてる
それでもなぜか奇跡を信じたい。
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走っても走っても決して追いつけない夢
それでも走って走って限界を知りたいよ
見えない壁にはばまれて何もわからない
それが夢というものだから
仕方ない 仕方ないよ
それこそが夢というものさ
今 輝け 俺の夢
果てしなくどこまでも
限界もつらぬいて
すべてを照らしてこい
走れない俺の代わりに。
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ささやかな幸せととてつもない波がふたりを今のみこんでく
ゆらゆら揺れてる
大波小波で夏が今いつもの要領で始まっていくよ ルラララ
さあ 真夏の空の下へ駆け出してゆけ
滑り出せ 太陽の国
一年中夏の国
彼方へ 彼方へ
今 その足をまえに出すだけでいい。
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この世界にはいくつ悲しみがあるのかな
この世界にある悲しみに僕はあと死ぬまでにいくつ立ち向かうのかなあ
ときどき押しつぶされてしまうくらい
見えない不安に心が焦がれてしまうよ
見た目ほど強くなんかないのに
弱い自分を隠すためにへたくそな乱暴さを振りまいている
ほんとうは誰かにそんな自分をしかってほしいんだ
だけれどそんな僕をこわがる人はいても愛してくれたりする人はいない
叶わない夢の影
新しい日々の中に遠ざかり消えてく
なんだか暗いなあ
なんだかわびしいな
この愛はすべてを超えていく 絶え間ない希望をまといながら
光はやがて絶え闇の中にうもれるけど
それでもいつか見ていたまばゆいばかりの光を忘れる事はない
記憶からも消えはしない
それは永遠に消えない永遠の記憶
返らぬ日々を惜しむより今見えている今日とそしてこれからを生きることにしよう
たとえ消え去る運命だとしても
強く強く勇気を出して 明日を迎え撃て
今日が消えるまえにひたすら待ちわびて
こみ上げる悲しみは喜びまでのささやかな試練
ほら心に晴れ間がのぞく
青い空に白い雲が生える
ただ当たり前な日常がどこまでも続く
うえへうえへとflyaway
飛び立てよ この翼で
限りない闇を突き抜けて
ざらついた砂漠のような世界に挑戦者の末路が描かれる
見よ!この有り様を
真実をきらめかせて
放つ 言葉は当然のように響くけど
とても気持ちを晴れやかにする心地
輝かせよ!
今こそ永久に消えぬ永遠に輝き続ける世界へ
ゆこう
すべての言葉を従えて。
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『あなたに出逢えてほんとに良かった』
そう思える出逢いをこれからもしたい
たくさん たくさん
人と会うということは当たり前だけれど
考えてみればとても素晴らしい事さ
もしこの世に僕ひとりだけだったら会えなかったものね
だからこの小さな出逢いに感謝したいよ
心から喜べずにいた昨日の自分を反省しながら
君に出逢えたその意味その喜び感じながら
僕はいつかほんとにお別れする時
君にはじめていうんだ
今までほんとにありがとうと
そして付け足すみたいに愛してるといおう
さよならするまでずっと一緒に居たい
寄り添って
握った手をはなさない
さよならするのは僕らどっちかが死ぬときだけ
でも残された人が不憫だからふたりで逝こうよ
そう誓いあった夜から幾日過ぎただろう
どんなに小さな出逢いでも出逢いには変わりないから
僕は感謝する気持ちを忘れやしないさ
ひとつひとつの人生という長い道での出逢いが自分に何かを教えてくれるよ
強くもしてくれるよ
だからありがとうはさよならする時まで我慢して のみこんでおくのさ
吐き出すときは空に昇るときだと決めた僕をゆるしてください
今 ありがとうをいってしまえばきっと僕は死んだことになるから
もし君が先に逝ってしまったときにはいえなくなるけど
ありがとうという言葉のすべての意味を知らずに生きてきた僕にはきっとこの言葉はあまりに大きすぎるよ
『愛してる…愛してる』
君がさびしいときはそうささやくから
どうか僕の胸の中においで
この胸にすっぽりはまるくらい君は小さい
けれど僕には君の存在が偉大に見えた
だから今こそいいたいよ
その勝手に決めた自分との約束をやぶっても僕は死ぬことはないからとかじゃなく
本心からやぶっても惜しくないと思ったから
聞いててね ありがとう。
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山ほどある嘘の中でうもれてる 真実はほんと数少ないから
僕らは真実とよくできた嘘の区別をはっきりさせるすべをただ知らないだけ
それだけでときにそれが嘘だと気づけずにだまされてしまう
だけれど真実を見極められる目を僕らはもっているよ
ただいつまでも嘘にだまされて落ち着いている僕らだと思うな
嘘なんかこの手でいつか握りつぶしてやる
粉々に
ジョークなんか通用しない奴だっていいんだ
あきられるほどまじめに生きている奴のほうが素晴らしい
そうさ
嘘やまやかしなんか
結局はすべて
裏を返せば真実の変わり果てた姿
元をたどれば真実だから同じにおいを感じて嗅ぎ分けられなくてもちっとも変じゃない
だから落ち込むな
そろそろ立ち上がれよ
嘘が嘘でなくなったなら
真実をまた探しに行け
ひとりがイヤならふたりでもいいから
僕が行くよ
だから行こう 行こう
嘘でもやさしく存在できる世界へ
嘘でもいいようにだけ使われる世界へ
ふたりで行こう
やさしい嘘のつき方探しに行きましょう
迷わずにルッタッタ
探しに向かいましょ。
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いつまでも色あせず心の中にある鮮やかなままの思い出はきれいだけど思い出すたびせつなくなる甘酸っぱい記憶
あの日ふたりで永遠誓う言葉を刻んだ
それでも今叶えられていないのはきっときっと嘘なんかじゃないね 嘘なんかじゃないね
今 君に初恋の人を重ねてしまうのは
とても似てたからじゃなく君が初恋の人と同じでやさしい瞳をしていたからさ
いつだって
いつだって 忘れたくないから
たとえそれが
僕を苦しめたとしても消さないよ
初恋はバラード
聞けばたちまちやさしくなれる
この痛みは始まりのささやかな試練
初恋はバラード
また何度も聞きたいな 君の声で
胸がしめつけられるくらい痛くても
僕は笑顔を浮かべるんだよ
たとえば当然のように澄みきった青空のように
ただ当たり前な頑張りさえ見えないけど
きっと青空だって晴れさせるためになにか頑張ってるはずだ
人が雨降りがいいと願えば…
ただ空だって無敵じゃないから願いを叶えきれないだけ
ただそれだけで人は空のせいにして
何も知らないくせに
八つ当たりして
ふざけたもんさ
バラード 今 歌え
君の声 僕の声を
重ね合わせてひとつにしよう
君の心 僕の心も
重ね合わせてひとつになろう
やさしい痛みを感じるために
投げ出すんじゃなく変えていくんだ
未来が明るくなるように
きっとできるはずさ
無力な僕らでもこんなに人のために捨て身になれる愛があれば
僕でも 君でも
歌えるはずだ
空にも届く歌を
ラララ ラララ…
声はいつも掠れているけど
それもまたいいじゃないか 君らしくて
大事なのはそんな不満をただの不満にしないで そう 少しずつ変えていけるだけの勇気や我慢にするかどうかだ
それ次第で明日はバラ色にも灰色にもなるって思うよ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
僕の手が描いていく確かな未来を信じて
これからの日々を暮らしてゆこう
たとえどんなことがあっても大丈夫
愛する人がそばにいるなら心配ないのさ
だから一歩ずつトライトライ
だから少しずつアップアップ
輝いていこう
光を纏ってこう
強くなっていこう
僕の手が描く未来
見えたものそれが
僕の手が描いたもの
なにもかも僕の問題さ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
午前中からずっとやまない雨がなんだか憎たらしくて
庭の忘れ去られた植木をずっと眺めてた
特にすることもなくてただ一日中ぼんやりしてただけ
そんな日々がいくつも積み重なってすべては始まったり終わったりして
今の僕があるその恥ずかしさに涙を流したり
答を教えてといえないのは僕の弱さだろう
濡れた頬を拭ったけど
何度拭っても涙はあふれてくる
ああ 今日は雨はやみそうにないから
いっそ濡れてしまおう
雨と同化するみたいにどうせならびしょぬれになろう
このまま
どこまでも
青い空めがけ
僕はただ理由のない日々を幾度も重ねてく
旅人の名を借りて。
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せつない気持ちだけを残したまま
僕の土砂降りの恋は転がり落ちてゆく
傘を差しても雨は傘を突き抜けて
少しの穴からも入り込んで僕をぬらそうとさえする
とても憎いな
心がときに悲しい気持ちで満たされて
喜びの入る隙なんてなくなる日もある
そんなとき
どうすればいい
どうすればよかった?
君をなくして
あとで説いても
冷たい雨は降り止むこともなく降り続く
傘の花 咲き乱れて
いろんな色の傘の花に街が埋め尽くされ
どこか綺麗な景色
そう思えればまだ幸せ
悲しみの底に落ち着いて
和んでいる暇はないよ
さあ 扉を開けて飛び出すよ
新しい明日へ
誰かとともに
まばゆい明日へ。