詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
真っ白なシャツを虹の川につけこんで
染めよう 虹色に
飲み干してしまった切なさは僕の父親が他界した日以来だ
雪が雨に変わるように
そんな日の夜のように
雪が雨に変わるような
そんな数時間の出来事
僕を悲しく悲しくする
それなのにそこには
同情も謝罪も償いさえなく終わる、さ
あの日、僕の嫌いだった父親が死んだ日のように
なぜかせいせいするはずなのに
心は空っぽ
誰のせいでもなく
誰のせいにもならなく終わるから
心は空腹だ
なんとなく なんとなく
父親の遺影を眺めて
なんとなく なんとなく
手を合わす日曜の夜
そんな日曜の夜
心の両端に虹がかかる。そのうち不法投棄で山に捨てる16インチのアナログテレビも消した
鐘を鳴らした…
雨が雪に変わるように
それはただ当たり前に
それはただ自然なこととしてすまされる
いつもそんな感じで変わらない日々の流れが変わらないはやさで 目の前にあるのになぜか見えない時の川が今日も見えない川が流れ
聞こえないはずの川の音を想像しながら
聞こえるみたいに
僕も父親みたいにいつか いつかなんて
流れる時の音でまだ十分生きられる僕は聞くんだ
聞くんだ
たとえなんとなくでも
たとえ微かだとしても
雪が雨に変わる夜に
雪が雨に変わる日に
雪が雨に変わる日の夜に
雨がやんだ明日の朝に
目がさめるまでまだ
僕は雪が雨に変わった
世界のとある部屋で
今日を噛みしめている
永遠を感じながら
雪が雨に変わるように
少しだけ積もった雪を雨が掃除するように溶かすみたいに
雪は明日、だから積もらない
雨が全部夜から朝にかけて目覚めるときにはすべて溶かしきってるから
雪が見れるのはほんのさっき降ってたときまでだけだ
また降る日まで待つしかないから書斎でそのまま寝てた。
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何十年前も何十後でも僕は変わらず
僕でしかなくて
僕としてただずっとそれを怪しんだり
イヤに思うこともなく暮らして行く
イヤに思ったって無駄だって事この何十年かで十分に理解したからむりやりでもありがとう
感謝する その世の中の強引さに
それがあるからこうなるしかないっていつ誰が決めて今にいたる?
僕にえづけをするように世界はなぜ餌でおびき寄せて僕を自由から連れ去るのか?
一瞬だけ静かになった部屋 車が外で急ブレーキで止まる音がする。事故起こしたかなぁなんて縁起でもない事をいう
グーの音もいえないくらい気まずいな。
静かに音もなく地面にまっすぐ降り続く雨とやみくもに突き進む
突き刺さってく雨粒が氷のように冷たくて
この世は今まるで冷凍庫
まだ話は終わってない
想像はそれでもまだつきたわけじゃない ただ僕が消える前に追いつけなかっただけだ
そのあまりの多さに
そうあまりの数量に
僕のほほをかすめて落ちる冬に降るしつこくまとわりつく霧雨(あめ)
限界にしよう
ここらを限界と決めて
出発地点からゴールまで面倒だから
一ミリメートルで
そこが終わりで
此処が始まり
今が一秒ごとに違う僕に変わり続けるように
僕を変えるように
糖質の高い缶コーヒーのような甘いキスでめんどくさい事はかるくすまして
地下から屋上へとのぼる非常階段で
屋上から地下へとくだる非常階段で
生きてる足音たてながら
明日の足音 片耳で聞きながら
僕はまた一秒経ってまた経って変わりまくる
いつも僕は僕なのにさっきの僕ではなくなるから複雑に絡まる 頭の中にハテナを浮かべる
目に映る世界は放送事故
視界の中に横たわるまほろば
詩人なんだから詩人らしいこと書けよだなんて 天才なんだから天才らしいこといえよだなんてテレビに文句をいう昼下がりもやがて日が暮れて闇に消えるね。
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離れたくなくて埋めるその距離とその時に
かかる重心の分だけ僕は身体を誰かのため
自分を犠牲にして傷つくんだ誰かのためにとばかのひとつ覚えのように繰り返しながら
だけどいつも返ってくるのはありふれた
そのやってあげた事への感謝とは裏腹な
中身のない形だけの空っぽなありがとう
ただの ただの
ありがとう
ただの ただの
ありがとうの言葉だけが僕の手元に残っただけ
ぽつんと悲しく
たたずむだけ
たたずむだけ
ありがとう
ありがとう、って
ホントにわかってるの?
感謝はホントにしてるかい?
疑り深い僕だから
態度で示してよ
それがホントだという証拠に
嘘じゃないと豪語するならば ならば
ありがとう…
ありがとう…
君はただばかみたいに繰り返す
僕もただばかみたいに繰り返す
たまにふたりは自分のせいで傷ついた膝同士をお互いになめ合う
生易しく甘ったるすぎる言葉で心に空いた隙間を埋め合わす
ばかみたいに身勝手すぎる言葉で許しあって
許されたと暗示の中で渦巻くように
くるくる くるくる
ゆがんだワルツは回り続ける
ゆがんだ手と手で愛を汚しあい続ける
日々。
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この長く果てしない道のどこかで
迷った君を捜してる
この探査機であちこち捜してる
迷いの中へ落ちたの?
愛していると何度今まで君にいえたかな おもむろに頭の中の指で数えてみる
そしたら数々の後悔が見えてきたんだよ 途中で迷子になるのはいつもこのわたし
小さな頃に抱いてた夢をかなえられたの?
それはいったいどんな夢だっけ?
薄紅色に染まる僕の心の中
目にあいたふたつのアナボコからのぞいた目玉で 朝と夜
変わりゆく景色とその色や明るさを映す
るで瞳が映写機のようになって世界という今見てる広いひとつの限りないほどのスクリーンに映ってるだけの世界
だとしたらこの今見てる世界以外は見えないしずっと映画を見てるだけだ
瞳が映す映像に食い入るように
ホントに手に入れられる永遠のものなんてないさ
だって僕は消えちまうし そしたら僕のすべて途方に暮れて持ち主もないから
捨てられるか
別の人の所に回りやがては古くなり結局は捨てられるのが落ち
世界はそんなふうに回る
自分の都合のいいほうにどうしても
変えたい もっていきたいけど自分にはそんな凄まじい力はないから…
そうさ 世界はずっと回り続けるハズ
明日も明後日も僕が死んだ何十年後も
いつか今は生きてるから死ぬことをおそれる気持ちすらもその証だけれど
なんか複雑な気分さ
名も知らぬ誰かが決めたルールに基づいて当たり前って思うから
すべてが当たり前でよくなる
誰かがそれを当たり前といいさえしなければすんだのに もっと世界も今よくなってたのになあ
君にいちばん似合う服を着てよ
君にはそれは必要なかった
決まった形を曲げた僕が悪かった
次の行き先は見えないから誰も知らない笑いたくないのに笑わなくちゃいけない日も当然のようにつれてきてこの広い世界を君と泳ぎきるよ。
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僕は思うより大人になる時期がやってきても
みんなは大人らしく大人の棲む世界へ旅立ってゆくのに
僕はといえばただ日々を無駄にして通り過ぎる追い風にさえのらない日々 向かい風だけ吹きつける
目の前をゆっくりと
流れてく時間の雨が
まるで光の玉のように僕に降り注ぎ僕の中にそのあたたかさや冷たさを伝える その一つ一つには違うそれぞれの愛や思いがある
そしてそんな僕は
ただの一瞬にさえ永遠を感じたいと求めてしまうんだ
一秒と数分の間に僕は考えてる
いつでも君に伝える言葉やこの世界の疑問について
たくさんの迷いや悩みを抱えながら
いつもいつも溺れかけても助けなどよばないし必要ないのさ
僕は大人になりきろうとムリをして 勘違いして
急ぎ足の世界で時間より早く明日を知ろうとして たどり着いたときにはそこにはもうすでに明日があって 不適に笑いながら僕を明日は見下したんだ
たぶんそんな日々の連続が僕の一番の悩み
楽になりたくって
ホントつまらなくて
追いつけないその距離がなぜだか果てしなく思えて
終わりのない最果てへと時は遠ざかる
もう戻らない過去の闇へと消えるだけ
手を伸ばしたけど
届かないんだよ
足も伸ばしたけどさ 無意味に終わった
目の前を幾千じゃきかない大量の悲しみが
限りなく降る雨が冷たさを心ににじませてる ふやけた心が濡れた紙片のようにびしょびしょさ
ぼやけた瞳を濡らしながら なぜなんだなんて今さら後ろを振り返るけど
そこには何もない
そこには何ひとつなかったよ
窓の外をさりげないまま泳ぐ月が二人を照らす夜に心の雨でつくられた海に沈んで もがいてる月をそのまま沈み込める
手のひらサイズの小さな月よ おまえだけ 永遠に死なない無期限の命をもつ空よ 大地よ 海よ
いま猛りくるう僕を憎んでもいい
哀愁部屋にて。
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だいじょうぶさ
だいじょうぶ、だ
僕がもしも明日お空の星になっても
それは日々を繰り返してきたという結果なんだよ
だから僕は限られた日々を使い果たしてしまったから
僕は明日たとえ終わりがきても
こわくともなんともないのさ
それが普通さ
それが自然だ
僕は星になり輝きを空にはなつよ
星になるからにはなにより負けないように
きらびやかな街のネオンにかき消されないように
人工の明かりに引けなどとらないように
僕は輝くから その時はもし君がいてくれたら
先に僕が行くときは いつの日か まだ先のことのようでこの流れのどっかで必ず起こることだからさ
昨日が今日に そしてその今日が今いる今では今日とよんでる明日になったように
あっという間さ
振り返ってみりゃ
幻のようだった
今までの人生とそしてこれからの日々
すべてが夢をみてるかのようだな
なんて笑う 笑う
柄にもないのに
僕はただ笑うしか
なかったあの日
そして気づいたら
それも過去になり
遠く振り返るそれからだいぶ経ったあの日から未来の僕がそこにいた 此処にいた
此処にいてまた笑ってた
あの日と同じように あの日と変わらない
つくり笑顔だけはうまくて
それが愛想笑いだとしても
とにもかくにもプラス思考だ そうだプラス思考、だ
むりやり笑う笑顔に気持ちはゆがんでた いつの間にか笑顔もゆがんでたんだ
人生という物語の中で主人公を演じたい 何処までも複雑にそして何処までも乱雑にいつも
又そして今日も新しい明日のページを開いて 明日を今日と名づけるように
なれたようによぶのさ
違和感すらなくいつかの若かった自分はただ夢に生きはつらつとした顔で日々前を向いて僕の横を通り過ぎる
腰をまるめた僕とは正反対の希望を抱けていた頃の僕や昔の過ぎた歳の僕が様々な顔をして僕を追いこしてゆくよ。
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この日々はいつか終わりへとつくよ
滞りなく僕のすべての日々を流す
引いたり満ちたりを波はくりかえし同じ景色ばかりを僕に見せびらかす
行き止まりの飛び越えられない壁の向こう側は 新しい時代があって僕は決まった時代から時代の間のどこかで終わりという壁に行き着いたら時代の中に埋もれて消えてしまう
愛だの恋だのいう前にまず今を見つめてみよう
それはきっと明日を見据えることも同じなんだ
人の記憶が曖昧じゃなくても忘れられる存在だなんて
悲しすぎることをいわないで
事実を偽っても
悲しみに染まりきりたくはないよ 永遠に僕は生きてるつもりさ
いつだって悲しくて時にうれしさのあまり感情がしだいに高ぶります
日々はそれでも時の波に流されながら
元に戻ろうとする波があっても押し流されてしまうから
今だけは精いっぱい揺れて 踊って 走りまくって1分1秒無駄にしないように自分ではうまく生きれてるつもりだ
生きているその意味や生きていられる不思議に疑問を抱いたって仕方ないのはわかってても
そんな事ばかりに時間を割いて一日が気づいたらさよなら間近で そんなふうに気づいたら明日終わりなんて事にならないようにしっかりぼけっとした自分をたたき起こして時間を無駄にするなと気づかせるよ
いくら悩んでも答えも出ることは一生無いのに
迷ったり 悩んだりそれに苦しんだり
人間は大変だな
その時は頭抱えて眠れないけど又少しすれば笑えてんだ
なぜかね
いつかは皆 永遠に眠るから 僕の追悼式にはきっと鮮やかに色を付けた満開のお花でこの世界を春になったら埋めつくして
明日をもっと楽しめるように限りある運命を抱き限られた日々の先に待つ終わりにも笑顔をおくれるように
ただ今はそればかりを考えています
今日も疲れたな、と吐き出す溜息は相変わらず生暖かいけどホントは結構今が大好きなんだ。
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ジャマな感情はかるく蹴散らして
次に待つ喜びに会いに行くことにしよう 想像だけならばいつも僕には敵はいないし僕からすればみんななんて眼中にも無い感じだね
歳が違うだけの運命で偉ぶる先輩も色気づく後輩たちも嫌い嫌いだ うえからは圧迫され下からは生意気な奴らに突き上げられ
人間ピラミッドの一番下の僕でも
僕より下にいる人が見えなくて ただいつも見上げれば見下されたりにらまれたり重そうに肩を貸しつづける日々に身体も心もボロボロ
疲れた顔で今日もそんな人たちから一刻も早くはなれるのを心待ちにしてるんだ!
悲しみってなんだっぺ ホントにホントになんなんだっぺ
わざわざ嬉しいことがこんなにあるのにどうして感じなきゃならないんだろう
どうして笑顔はすぐ涙に変わるのかな
それだけが不思議で仕方なかったころ
今もおもむろに思い出す その後のストーリー
僕は僕自身さえ知らない物語のつづきを知らないからこそ幸せだという悲しすぎる未来もあるかもしれないけれど
僕が行くのは
道の先たどり着くのが例えそんな悲しい涙ばっかの未来でも
笑顔は今だけは絶やさないでいたい
たぶん笑える今のうちだけだから
今だけ 今だけは
精いっぱい精いっぱい笑えなくなるまで
笑えなくなる未来にのまれるまで笑っておくよ 想像の波に又ひとつ陥没した心の中の街を遠いような近いような距離から眺めながら
へそ曲がりだといわれてもそれが真実(こたえ)だと抱きしめて信じて疑わないでいたいから
日を浴び 根を張る草となりいつの日にか花を咲かすまで待つ事にする 此処で
僕は今日という1日にさよならする事で又新しい自分になるため さよならはまた僕を何も知らない記憶を新たに立ち上げるこの世界に咲いたときのように偽りのない僕でいる事約束できたら又歩き出す 明日のない今日が来るその日まで始まりに戻り続けるんだ。
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他人のやさしさにすがりついていたい
自分を自分でこわいと思う方に行かせたくはない
たまに生きていることにさえ面倒くささを感じてしまう
それは全てがうまく行かないからじゃなく都合のよくなるようにと曲がった願いばかりに先走る
僕の言い訳とわがままな気持ちがつくる悪い僕の意見さ
見上げた空にはいつでも星が燦然と輝きを放ち 明日を届けるように空に朝をこぼす
真っ黒のペンキで隙間なく塗りたくられた空が今度は青いインクで染まるのさ
朝がくるたびペンキ職人が空を青く染めて
僕が目覚めたころには窓の外の景色に規則のない自由な間隔と位置で真っ白い雲を並べる
限りなき後悔と果てしなき懺悔に
身体を青く染めて
僕は光さえ届かない
深海のような悲しみの水底に沈むよ
限りなき後悔と果てしなき懺悔を
背負い込みながら
僕は夢にさえ愛想を尽かされて見限られた日々の中で
また今日も不器用でへたくそな笑顔とは
百歩譲ってもいえない顔をそれでも身につけてた
そしていつしか やがて
全てが真っ白く染まって
明日のない終わりを見る
その時にはきっと
きっと 僕は答出せてるかな
限りなき後悔と果てしなき懺悔が
今までの過ちを僕に悔いさせる償いの形ならば 未来の僕に与えられた罰なのならば僕は快く受け入れましょう
そしてつよく抱こう
それは決して愚かな恥や失敗を恥じるようなものではなく
むしろがんばった証やその姿を明らかにする勇敢な僕に与えられた綺麗に汚れた勲章だから
捨て去らずにいよう
楽しそうに笑ってる誰かもいればその反対側では涙してお別れを忍ぶ人もいるように感じ方は様々で 僕が終わりを迎えてもその日の夜食を囲むこのそれぞれの家庭では僕の話なんて一つも上げられることなくいつしか笑い話にもならないくらい遠い過去という幻の中に消えて無かったも同じになる。
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ほらまた笑顔を浮かべたから心の底から幸せになれたね
涙を流しそして笑顔を浮かべた数だけ人の心も成長する
大人に子供がやがてなるように誰もが心とも大人になってゆくんだ
いつでも悲しい笑顔で無理をして笑っている
そんな笑顔しかうかべられなくなったこの頃
本気で心の底から笑えてない笑顔なんてうかべても悲しくなるだけさ
だから鏡に映る僕の両頬を指でつりあげてもすぐにはなせばもとのへの字口に戻ってしまう
本当はもっと心の底から笑いたいのに
あまりにも今生きてる日々が重たすぎてなんて
一生分のため息を吐き出し尽くしてしまうほどため息ばかりの毎日
これから抱える不安や重い荷物も今でさえ限界なのに抱えられないくらいに
苦しげな表情でいつも他人にただ合わす愛想笑いが
ほらまた またほら
くすんでいるね
そう気づいたのは
もうずいぶん前からで
だけれど僕は今までそんな顔をして人前にでてたことを
恥ずかしく思うこともなく ひきつったむりやりな笑顔をまた今日もうかべてた 昨日と同じに
今も 昨日自分と誓いあった約束もいつの間にか忘れてるのさ
変わり映えしない1日が無意味なくらい他愛もなく本のページが風にめくられるように過ぎてく
夕暮れの色が綺麗すぎて心にしみてくるんだ
意味もなくただ悲しくてそんな小さな悩みなど世界じゃちっぽけなはずなのにな 自分の中では一番なによりも大きな悩みに思えてさ
他人の悩みなどは見えてないように
自分だけで精いっぱい
今はもう手いっぱいさ
両手にあふれてた希望はいつの頃からか全て不安に変わってた 暗闇の向こうを照らす光はいつかの僕が見た愛のもう一つの姿なのかなあ
ほらまたそんな笑顔 嘘っぱちのつくり笑いしか今はうかべられなくて 言い訳ならばいくらでもひっきりなしにいえるのに 笑顔を失くした瞬間の涙だけ抱きしめてしまう。