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いつになったら僕は幸せつかめる?
いつになればさ僕は幸せになれる?
悲しみの底に落ちて
猪口才な落とし穴に引っかかって
その結果こんなザマさ
小さく 健やかに育ってきたか大丈夫なんつって僕はまたドジる
言い回した言葉はちょっとだけ安っぽいけど
それでも僕は君に伝えなくちゃならない思いまだ抱えてるから
この恋はこんなところで終わりにするため
君を好きになったんじゃないしならせたんじゃないさ
運命の神様だけが知っている
恋の女神よ 僕に微笑んでその美しいウィンクをくれよ
ダイナマイトみたいに心爆発しそうな鼓動 ドクドク
ときめくの 初恋
僕は君にどうやら恋をしたらしいんだ
だから言わせるだけ言わさせてほしい
ダメもとでも勇気を出して言うから君が好きだと
いつでも見ていたと
苦しい気持ちで
思い打ち明けられずに
今日まで抱えてきたことも含めて
すべて明かすから
吐き出すから
必ずしも幸せになれるとはふたりわからないけれど
言わずしては進まない恋さ 何でも同じだけど
心の底で あるいは胸の奥で
そのどこかで祈ってる僕がいる
無意識のうちに僕は本気で必死の頼みの綱をのぼろうと手を伸ばしてた 君に
光を見たから
君の中に
光を見たから
君の中に
希望の光を見たからさ
僕の中へ
その光 送り込んでほしい
愛を混ぜ込んだぬくもりと ときめくストーリーふたりでつくりたい
言葉にすればきりがないほどたくさんある
願いはやがてその返事でこれからの僕の未来を決定づけたった数分の中で君が口を開いたら答をきいた数分後の僕はどんな顔をしてるのかなあ
なんて思ってしまったその数分前の僕
数分後には もう
その答を 数分前の今の僕の知らない答を知ってるかな そう考えると身震い。
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僕と君が不意に気が変わってどこかでふと出逢って
偶然からその出逢いはつくられて始まったのか
今ではわからないけれどただ一つだけ言えるのは
たとえどんな出逢いであろうとも出逢い
互いに恋に落ちて愛を誓ったからには最後まで愛するという
その約束だけは永遠に揺るがず動かない真実だから
なんとなく空を見て
なんとなく涙を流す
なんとなく夢の中を
なんとなくさまよう
そんなふうになんとなくで過ぎ去ってゆく
日々は今日も変わらずにその切なさを風にして吹かすよ
きっともう戻れない
あの輝いた頃へはね
二度と会うこともない出逢いなのさ
たった一度きりの
僕がたとえ誰かよりも劣っていてもいいんだ
僕は僕なりの人とは違う光抱きしめてるから
君は君で
僕は僕で
互いに競争しあう
ライバルのように
愛し合っていても
その関係は変わらない
ずっと そう ずっと
他人にはないまばゆい光 他人にはそれをばかにする権利はなく
僕にしても君の持つ光ばかには出来ないんだ
涙するたび思うひとりぼっちも慣れっこになってきたなと
そう思ってしまったら一貫の終わりなのに
あいかわらず自分には懇切丁寧な僕は誰よりも弱さを握る人
隠した玉手箱
中から吹き出した
煙で目がしみる
おじいさんにはならない
歳はとらない
浦島は竜宮城へ行けない
人生はおとぎ話じゃないから
現実しかこの瞳には映らないから
だから悲しいのさ
ひっそり こっそり
盗み見て 他人の苦労してまでも出した答を写させてもらうみたいに 無断で断りもなく他人の頑張りを落ちてるお金を拾うみたいに簡単に我が物顔で嘲るように盗みとる
だけれど本当に嘲らなくちゃならないのは自分です
自嘲するべきは此処にのさばる無傷の僕なんでしょう 本当はね。
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どうやら 僕はもう終わりのようさ
君が今 僕にお別れの言葉告げたとき
今居る二人はその瞬間で関係のない
他人になるから
先を急ぐ 君より先に
泣きじゃくる君の姿
後目にもせずに急ぐよ
大切な宝を置いてく
此処にはもう
探してたあたたかさは感じられないからと
微塵もね
さようならはきっと本当に永遠にさようならするときしか使っちゃいけない
きっとさようならはきっと永遠にさようならするとき以外いっちゃダメさ
君と僕はまだまだやれるから
どうかい?
いわないで明日も引き続きだだをこねる
子供のように引きちぎれるのかなんとか引きちぎれないかの瀬戸際でうだうだしていよう
まだ
まだ
まだ
きっと僕ら つながっていられるさ
別れてさよならするには若すぎるだろう
いつか年老いたその目にも二人のあいだに吹く不穏な風が確かならその時はさよならだ
まだまだその時でも遅くはないはずだ
ずっと本当は一緒に居たいのに
確かめるなんて本当はしなくても
当たり前に信じあって居たいのに
なぜか疑り深い君は少しの動揺にも目を光らせてつきつける
その意味と理由と問いただす
これからの心配を、よそに…
大げさな彼女は涙目で言うの
しかも本気で言うのさ 僕に… 言うのさ
猟奇的なマイガール
世界はおそらく
君のものだよ
そんな君を好きになってしまった僕にも
日はあるから君ばかりを罪には問えない
そんな僕の彼女は世界一疑り深い 縛り付けたいなんて一途すぎさ
だけれどマイガール
そんな君が好きだよ
別れ話もどこへやら それでも僕はいつの間にかいつものようにわけわからないけど抱いてた つよく果てしない愛の形
この世でただ1人だからこそ愛せる 何を言われても変わらず好きさ
それが好きな理由かな。
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取り返しのきかない
罪や過ちを誰かのせいには出来ない
なぜならば僕はもう大人になってしまったから
理由はいつでも数分も経たないうちに言い訳じみた
逃げの一手に変わる
ひっそりと ゆっくりと空を見上げて
じっくりと まったりと影を踏みしめる
悪ふざけが過ぎる自分の影が動けないように
自分の影を押さえつける
君のためにとか
自分の為にとか
夢を叶えるため
愛を守るために
自分を犠牲にまでしても他人を守り愛す価値などないなんて
それこそ価値のないそれ以前に語る資格もない事だね
絶え間なく流れゆく人の波に流されて
僕はつかの間に言葉を詰まらせてしまう
鼻づまりのように息もつかせぬ恋をした
生まれてはじめて貴方を見たあの日から
ずっと ずっと にらめっこさ
きっと きっと
あしたもそのまたあしたも
ずっと ずっと にらめっこさ
終わることのないめくるめくにらめっこ
どっちかが負けを認めるか引き下がらなけりゃ
終わることもないから再び延長戦に入る
キラリ 星が流れて
あの日 恋をした自分を思い出すけど
余りの恥ずかしさに薄紅色に頬も染まった気がしたんだよ
小春日和 はじまりの季節だからまた何かのはじまりなのかななんて思いながら
自転車で一面 黄色でうまる 菜の花畑の中 細い道を走る
菜の花の匂いに包まれながら やがて君の家につくだろう
そうこうしてるあいだに
君に言い損ねた 言葉をいうから
今背負ってくから
君の心へ届くように
今度ははずれぬよう
はずさぬようにと
祈りながらうたうよ
結婚しよう… 二人が出逢ったあの懐かしい教会で
白いウェディングドレスが似合う君とタキシードを着こなしたつもりで笑う僕
もらい受けた幸せが今夜咲くよ あたたかい灯りの中ゆらゆら揺らして 心を。
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昨日の惨事を反芻するように君は
迷いと不安のあいだを反復飛びするかのように
いつでも持ち上げられれば上機嫌
足りない頭で繰り返せることは 今これが精いっぱい
もうこれ以上何もできないくらいに僕は必死なのさ
傍から見たらきっと
たぶん見た誰もがばかにするような日々でも
僕にとっては
素晴らしい人生であり
これからもずっとそれは変わらない
ずっと続いて行くのさ
どこまでも限りなく続く迷路のように入り組む道
叫びたいことも
叫ぶ間際で振り落とされ叩き潰されて
ただその残骸が僕の中に悲しく残っているだけ
君はそれでも僕のそば笑うだけ
何ひとつ変わらないはずなのに悲しく見える笑顔は僕にとっては悲しく映る
泣いてるよりももっと
ふと思うそれならばまだ泣いていた方がいいや 強がりからの笑顔なんて見たくない
余計苦しいだけ
無理して笑ってくれても
今すぐさらけ出して慰めたい気持ちなのに君は一人抱えて僕を心配してかおびえる子猫のように
小さなおもちゃ箱ほどの狭苦しい部屋で
せつなく響く鼻歌をひっそり涙声混じりで歌うだけ 歌うだけさ
それがもしや僕をこんなに夢中にさせる支配者の品格というならば きっと絶対その品格が問われるな
僕は異議ありと叫ぶけれど 君は不当な判決にもこのままだったら 無能でばかな僕を気遣い自滅の道を歩むだろう
だから僕は悲しいのさ
大丈夫なふりをする
君を見るたび心の底から悲しくなる
涙あふれて本当は笑ってあげたいのに
なぜかこんなんだから悲しみしか感じない 僕は僕を恥じた
「少しくらい強引に君を抱きしめられれば」と、できない自分の弱さに小さくうなだれている肩越し
何となく窓の外目をやれば意外なほど決意は固まった そうだね、やらなくては始まらない 僕も君も悲しいまま
いつまででも。
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閉じこめられた心の部屋で
果てしない孤独をただ見つめている
いつか遅くとも早くとも僕にはかならず終わりが来るのに
どうしてこんなにも
人生の大半を人は本気で楽しめないのだろう
だいたいはみんなそんな風に検討さえ浮かばない 未来の形を見極められずに気づけばもどかしくため息ばかりの夢のない場所にいる
きっと理想があるとしたなら それは今いる場所からだいぶ遠い場所になる
かけ離れすぎた時間はもう願ったって戻りはしない
どんなに悲しい未来でも受け止めなくてはならない
誰でもそんな悲しい気持ちを抱え気がつけば長かったと振り返り 一生を費やす
胸に刻んだ証さえ色あせているような気がする眼差し
僕が必死になって追いかけていた
あの日追いかけていた数ある夢
忘れたいのに忘れられないんだ
悲しいから忘れたいのになぜか記憶から消せないんだ
いつまでも引きずって日々を歩く
涙こぼして
心の貯水タンクはあふれそうなほど水かさが満タンの線を軽くこえて
もうすぐあふれそうだ
見つめていたのは
格好だけの憧れだけ
いつまでも夢みているばかりで
踏み出せなかったその一歩がこんなにも
重かったとは未来に支障を来すとは思わなかったんだ
並べれば言い訳になるけど だけどそう感じてても何もいわないのは認めたくないからさ
瞳に映る範囲の世界に掲げれた正しさはいつでも楽しみたいだけの僕でさえも縛り付け 離そうとしない
自由なんて名ばかりで何ひとつ解放された気分感じられない
この先もそんな未来を選んだとはいえ
あまりにきれいすぎた未来像に僕の心は傷ついてしまう
思い出すたびに忘れかけていたあの日の夢との永遠のさよならが誰にも知られず胸の奥でただせつなくでもすごくもどかしく響くからやり切れなくて仕方ない
今日もそんな気持ちで抱えてきた日々の重みが僕を押し潰すよ。
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世代交代のようにもう僕じゃ無理かな
少しだけ伸びた背丈
あの頃の自分を映し出すように君は近くで笑う
いつの間にか 僕という人間を自ら否定していた
誰もわからないさ本当の事なんて
はじめまして 世界よ
はじめまして こちらこそなんて
言葉に終わりはない
そういつまでも信じていたかっただけ
人生に終わりはない
そういつまでもどこまでも信じたかった
それだけ、さ
通用するものを探しても
走ったって意味などないさ
あくびをしてるいまさえ みるみるうちに過ぎ去ってゆく
世界よ、はじめまして
世界よ、はじめまして
そう言ったあとで
僕は 限りない
幸せかみしめるよ
見たことあるような
仕方のない今日に
路地に隠れ潜んだ影
あれはお前なのか?
こじんまりした挨拶もそこそこ
出て行く僕に後ろから手を振る
君はあのときのあの影の正体なの?
君があのときのあの路地にいた娘なの?
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君は僕の大切な人で
僕は君の大事な人さ
いままで過ごしてきたのにいきなしお別れなんてひどすぎる
悲しみに暮れた肩を
抱きながら眠る君を
僕は涙ながらに見つめているのが精いっぱいで仕方なかった
幸せのカタチとはいつも決まりなんてない
終わりある取り決めの中で僕は何が出来る
もしかしたなら僕という存在自体嘘なのかもしれない
君が此処で笑い
ただ僕を見つめて
笑っているのを
せつないと思うけど
その気持ちはもう
しまうことにしよう
もう終わったんだ
悲しみの雨に濡れて
いまはいまを見つめて
明日は明日を見つめて
そうやって日々を乗り継いで やがて いつかの今日と呼ぶ1日に訪れる終わりの駅で降りる 同じように押し流すように流れゆく人の流れリアルなくせに何故かな
悲しみを抱きさよならするならば愛を感じながら死にたいのさ
悲しい気持ちで
僕は消えれやしない
これから ずっと
僕は抱えて歩くんだ
進め 涙 風に流し
少しくらい詫びしくっても
僕ならではの愛し方で愛するから
その代わり 君も
目いっぱい無理しない程度で愛してほしい
僕は愛されたい
その愛の中で 溺れるほどに
この腕の中で 熱く鼓動する
命を抱いて 今
この僕の心をさわやかに吹き抜けた風は
いつかの愛の姿なんだと忘れていた
小さな憧れを背負ったときから
あの日から始まっていたストーリー
頑張れない僕を動かしてくれよ
絶え間なく続くその先へいつでも駆り立ててく
振り向けば相変わらず君が笑い 今日も日は当たり前に暮れゆき
夕暮れに染まった空を眺めてさ ふたり抱き合う
僕の少し高い背丈
胸元に君を抱いて夢をみる 何度でも
決められた終わりが 夢みてしまう
さよならがくるまで ふたりは一緒だ終わっても。
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呼び声高くあげて
君を呼んだら
君は何故か笑った
もう大げさだよなんて
消えかけた街の明かりが君を隠したような気が何となくしたから
気持ちが急いている
ゆっくり明ける夜をふたり 見つめて
いま幸せな未来を心の中に描いたら
もうどこにも行かずに どうかこのまま
少しだけ生ぬるくて
少しだけ危うい物語
僕らの生きてる人生は僕らが選ぶからどうしようと僕らの自由だ
それだけに責任は重く難しいんだ
批判もかいやすいんだ
たちまち
歓喜さえ怒号に変わる
時もある
それが常
朝ご飯に食べた
ライトツナ
それはツナ
笑いあう鼓動
とくとく
おもしろいような
悲しいような
不思議なストーリー
どうしてかな
くそやろう
傷つけあうなよ
幸せならば
精いっぱい
祝福しよう
それがもし
自分を寂しくさせる幸せだとしても
願うことがいちばん僕らしいかなあ
涙するも決して拭えない 流しきれない悲しみが僕を いま
染めてゆく
悲しみの色
真っ青に 真っ青に
空より青く
海より広く
果てしなく 染めた
ふざけ半分
まじめ半分
五分と五分の世界の狭間
その境界で行き交う物語
それがねいま
僕らの暮らす
いまなんだね そう交わしあう
手の温かさ永遠の温もりに変えたい
いま いま いま
すぐにでも
いま いま いま
ジョーダンのように
ただおかしいだけの物語にならぬように
毎日を楽しくするには
悲しみやせつなさもなければならなかったんだと思える心が叫ぶ
君はもう大人なんだと
子供でいたい僕なのに
君も言うのさ私たちは
子供じゃない大人だと
いつまでも子供のつもりでいたのに
それでも母や父の前では不思議で子供なんだよな その違いがなんだかおもしろいよね。
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頭をいくら振り絞ってももう昔すぎて
ちょっとやそっとじゃ思い出せない事があるのさ
小さく 小さく 滑らかに君の声が
鼓膜を通り滑り込んでくるよ
君を守らなくちゃ
くだらないなんていう弱気な思いは無視して
逃げ出そうとする足を引き止めて
立ち向かってゆくさ
どんな事にも恐れない
間違った事をただすために走る 殴る ぶち破る
その先にある
その先で待つ
君を救うため
僕は行くよ
今すぐ 君の元へ
君が呼ぶほうへ
僕は走るよ
君を傷つけ泣かせるなにもかもを蹴散らして もう 全速力で行くよ 行くよ 僕は
終わらないさ
終わりなど決まらないさ
きっと 何が起きても 君をまもる そう働きかけたから
誓いは揺るがない
言葉もふるえない
明日も見失わない
輝きも絶えないさ
終わることのない時間
光 またたいて
瞳を駈ける星たち
僕は包まれ いま行くよ 行くよ 僕は
今すぐに! 行くよ!
待っててね だから
もう少し もう少し
もうしばらくの辛抱だ。