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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[4396] 心を繋ぐ魔法の言葉
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


声にならない気持ちを歌にして届けた〜い 世界で一番大好きなキミへと
そんな気持ちから始まったのがこの旅路です
今に思えばその気持ちこそがスタートの合図だった気がするよ
天高く鳴り響いた歓喜の音色 シャララララ

キミに今
ボクは今
伝えたいよ
本当の気持ち一つ
素直にそのままの思いを裸で

すっぽんぽんの思いをただリボンなんてつけないで

大好きだよ
愛してるぜ
そんなありふれた言葉が心を繋ぐ合い言葉
そんな気持ちが明日に希望の橋を架ける魔法の言葉さ

心を繋ぐ魔法の言葉さ

ほら言ってみてごらん。

2009/07/26 (Sun)

[4395] 明日の行方は
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


失くした明日を探しにゆこう どこにあるかはわからないけど
ただふらりふらふら自由な風に吹かれてる
まるで僕は誰にも縛られない気ままな旅がらす
足跡の数だけロマンを残しつつ旅をするのさ

走りつづけてゆこう
車でも自転車でも歩きでもキミが傍にいればいつまでも走りつづけてゆけるんだ
だだだ大丈夫
僕にはキミがいる
キミには僕がいる
こうして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ
おとぎ話の二人のように

姿をくらました明日の行方は
未来の僕らしかご存知ない
それなら探しにゆこう
かならずどこかにあるからさ
明日の行方を探しにゆこう

いつまでもつきあうわ
僕がお願いする前にそういうキミと一緒に
僕はおとぎ話が幸せであるように歩き続ける
素敵な日々を綴りながら ああ

そして明日は風向きを変えながら僕らを暗闇から出口へいざなう。

2009/07/26 (Sun)

[4394] ぐるぐる駒
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


そして
はじまり
そして
おわる

いつの日か
そうなる
いつまでも
そうだよ

変えられない
運命と
変えられる
運命

やがて
笑える
やがて
泣いちゃう

いつかはね
誰もが
そんな風に
偏見無く

そこにある
宿命と
何かとせわしない
現状に目を回す

ぐるぐる
ぐるぐる
回転してるみたいさ
嗚咽
嗚咽
苦しいけどきっと明日も

僕は回ってる
この場所で
コマみたいに
回ってるよ
ほかのコマもたまにははじきながら
闘ってる 東京のど真ん中

ぐるぐる
ぐるぐると
ただ死ぬまで
僕や君やあんたや誰かはみんなみんなみんなそれぞれにコマしてます
自分なりに回ってる
自分なりの立ち回り方見つけて回ってるのだ。

2009/07/26 (Sun)

[4393] 旅の終わりに見えるもの
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


旅の終わりは僕ら人間にとって死ぬことじゃないよ
死んだって旅は続くんだよ あの世でも
この世に未練がなくても満足のいく人生を生きれたとしてもまだ旅を続けたいと思うかぎり旅は果てしなくどこまでも続いてゆくんだ

旅の終わりにもしもいつかたどり着いて重いため息
風に吹かれて
ふと立ち止まっていつもの夕暮れの町並みに景色に涙を流せばまるで不思議なくらい優しい気持ちになれる
やがて夜があたりを包み込めばあかりがちらほらつきはじめる
そんな繰り返しの中をただすり抜けて
僕らは旅を続けてゆく

光る何かを
生きるに値する
価値のある意味を
僕ら握ってるから
明日もまた生きたいと思うんだ
きっとその先にはまだ
その先にもまだ見ない光があるからと

人それぞれ 見えるものは様々だから
僕は何を見るのか
今 少し 楽しみにしているんだ
不安だらけだって光はあるんだから不思議だな
ぬぐえない影と解き放つ光で染まった心に今また新しい朝が来る
僕はその時 何を思う

今はまだ始まってから間もない旅の途中だ
焦らず考えてゆこう
慌てず考えてみよう

旅の終わりに見えるもの
今 この瞬間 現在 見えるもの
旅のはじまり 今までに見てきたもの
ひとつひとつ束ねていつかはきれいな思い出に全てなるのさ
それは花束のようにみんなに贈られて。

2009/07/26 (Sun)

[4392] スター
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


空はきれいな紫色
星が輝いて
僕をうっとりさせる
そんな何気ないようで素晴らしくいい日に僕らは星を見に出掛けたんだ

自然のつくりだす神秘を今夜まのあたりにするにあたり注意事項は愛を忘れないこと
今夜に限らずそれは永遠にさ

つくりもののプラネタリウムよりやっぱり自然の星空さ
だから本物の星空の下で本物の思いを打ち明ける
弱くて愚かな僕
不束と自分を卑下するキミ
抱きしめあってしまえば全ては小さなことだと気づくね

このまま宇宙にまでドライブの範囲を広げよう
四輪バギーで
僕らは今 幸せというゴールに向かい走行中

とてつもなく長い夜も終わりをむかえ
過ぎてしまえばなんてことはない幻

ほらまた出掛けよう
何度でも何度でも
僕らの愛より悲しみのほうが大きく見えたなら空を見て小さなことだと思えるように予約席はずっと永久に僕らのためにとっておこう
あの丘のベンチさ

そこから見えるのは夜空や星だけじゃない
二人の幸せな未来
その暮らしぶりさ
僕らは変わらずこのまま未来でも星にも負けないくらい輝いてるよ
断言しよう
僕らはまぶしいくらい輝いていると

そして物語は滝のように流れも早く気づけばその表紙を閉じるよ
本を読み終えたみたいに
だけれどその悲しささえ限りある時間の中で感じるもの 得ること 見つめながらかみしめながら探していこう
きっとそこに全ては
きっとそこに全てはあるんだよ

終わっても終わらないって理由もあるはずだよ
それはいうなれば小さなプラネタリウム
なんてね笑いあう僕らの日々
風のようにおだやかな毎日
なだらかに吹いてく

それもいいねと君と僕は今夜もこの空の下 星を探す
幸せの星を
幸せの星を。

2009/07/25 (Sat)

[4391] セピアノート
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


今も僕の心の中にひっそりある
セピア色をした記憶の1ページ
キミは最後まで笑ってくれてたけどお別れしたあとで泣いていたんだろう

幼い僕らの頭ではその悲しみをどうにかする力なんて見つけられずに
今だっておなじだね

セピアの色が僕のハートに切ない風を吹かして
たまに僕を悲しみにくれさせます
記憶は消えずに

キミは今どこで何をしているかなあ
行方も聞かないままお別れしたからね
キミは僕じゃない大切な誰かと出会って笑いあっているかな
それなら幸せであってほしいと願うよ
夜空をかける流れ星にこの窓辺から
誰かのものになろうとずっといつまでも大好きであることは変わらないキミの無事を祈ろう

そして 今 また
新しく つづるんだ
新しい僕の物語を
キミもどこかでつづるんだろう

悲しくも素晴らしいセピアノートに
全ての思い出を深く深く刻むようにね
涙も笑顔もそこにつづるんだよ

セピアの
色の
セピアの
ノートに

別れがあればはじまりがあり
はじまりがあれば別れがある

そんなありふれた出来事が不意に思い出からこぼれ落ちて涙になる

ただセピア色をした涙がおもむろに広げたノートにこぼれ落ちるように
心ににじみながら広がったよ。

2009/07/25 (Sat)

[4390] 涙のあとに咲く笑顔の花
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


涙のこぼれた場所に咲く花があるという
傷跡に咲く花もあるという
無駄なものはないさと誰かが僕を慰める
だけれど僕という奴は他人より自分の意見を通すから聞く耳などもたずにいた

涙流せば悲しいだけだと思うのに
大好きなあなたは悲しみは人を強く強くするんだと笑って言ったんだ
人の心の根本から強く強くするんだと

だから僕もそんな強いあなたを心の鏡に映して見習うよ
本当は弱いのになぜこうも輝けるのか
僕は不思議でした
あなたの中にあふれる揺るぎない力が

涙を流したあとに笑顔を引き出すのは難しいですか?
でも僕にはキミの励ましとエールがあるからどうにか笑えそうです

ほらキミに見せたいな
涙のあとに咲く笑顔の花
どうだい?笑えていますか?
なんて一人呟いて誰もいない空に語り目を閉じた

涙がもしもあなたを強くしたなら手に入れたその強さは最後の悲しみからあなたをどう守ったのか
あなたがくれたこの強さはあまりにまっすぐすぎて僕にはなんだか合わないよ
それでもキミがくれた笑顔だけはいつまでも胸の中で輝いているのだろう
明日に希望の虹が架かりなんだかまた笑える気がしたよ
なぜかそう思った

夕暮れの空の下
口笛を吹いて
習ったばかりのうたをうたいながら
最愛のキミを思ったよ
瞬間、風がやさしく頬をなで髪を巻き上げた

僕の心
今ならば
ほら 真っ白だよ
幻のキミと並び
この世界の悲しみにちょっとだけ対抗できるような強さもてたよ
もう無意味な涙なんて思わない
笑顔の種から咲く涙の花もきっと生まれ変わったように喜びになるんだと知ったから
繰り返す日々の中で形になるんだ
ねえそうだよね? うなずいているキミに手を振って僕はキミを置いて先に急ぐよ
夏からやがて秋へと急ぐよ

この涙は大きな意味をもった涙だけどただ流れる。

2009/07/25 (Sat)

[4389] めくらの街
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


嘘つきばかりお愛想だらけのこの世界じゃ
本当のことを話すことさえバカらしいのかな
感情さえ閉じ込めて言いたいことも凄まじい誰かの圧力に押しつぶされてしまうのかな
この街を歩く人の目は死んだように冷たいのさ

この瞳は本当を見つめるためにあるのにね
偽りの感情で本当の気持ちを隠すしかないならこんな瞳必要ないね
守る人がいないのに不必要な法律が生きている必要もないね

全ていやなことから逃げても行き着く先は終わらない暗闇だろう
光を見出すことなどできるはずもないよ

悲しくたって辛くたって頑張ってる人がいるんだと誰かが僕にほら言い続けている、大切なことがわかりかけてきたよ

それでも本当のこと話すよりその場をつなぐ嘘で逃げきろうとする自分が悲しくはないかい?
涙が本当をキミより先に語るだろう
全ては無理やりつけられた仮面を脱げたときこそわかるんだ
この仮面は自分を守る仮面であり擬態するための盾なんだけどやっぱりジャマです

誰かに白い目で見られても嘘つきばかりお愛想だらけの囲いの中でバカみたいに嘘をついて楽しいよ満足だよって笑っていたくないのだ

そろそろ
逃げてもいいだろう
こんな街
見たいものも見せられず言いたいことも言わせてくれない
こんな街になどいたくない
ずっといたら口も目も必要なく言われたことにだけ逆らわずやっていくだけだから機械みたいな冷たい心になってしまう

さよなら
めくらの街
我がふるさと
手を振ろう
こっちから
出ていくぜ
だんだん遠くなり
小さくなる街
涙でぼやけた視界
これでいいんだ

本当を胸を張って話せる場所はきっとこの世界のどこかにあるはずだから
そんな場所に出逢えるまで僕は旅を続けんだ

ただ自分を信じる気持ちと負けないぜっていう強がりにも似た勇気を肩からぶら下げて僕は旅する。

2009/07/25 (Sat)

[4388] キミとカレンダー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


未来のカレンダー
僕は何してるかな
予想もつかないや
明日のカレンダー
それさえわからないのにわかるわけがない

キミは可憐だ
僕のカレンダー
季節を刻む
時計の針さ
キミは可憐だ
見れば見るほど
美しくなる
キミは道しるべになって僕を正しい未来へ導く導き手でしたか
そんな気はしてた

キミは今
また新しい季節の風を僕に吹かせて
心をあざやかに染めるんだ
もうキミさえいれば夏だろうと秋だろうと全ての季節でキミと出逢えるならばそれだけで夢の中さ
夢を見ているようだよ

キミとカレンダー
密接な繋がりにある
ほらまたキミは僕の明日に記念日を刻む
素晴らしい記念日をね

キミといればまるで毎日が特別デー
スペシャルな日になるんだよ
一人ならただのさえない日曜で終わるところキミがいれば素晴らしい日になるのさ

キミとキミと僕で
カレンダーをあざやかに染めていこう
一年中を色づけよう
僕は誓いました
キミに誓いました

絵の具はそのキミの笑顔とたまに流すきらめく涙
それだけで十二分だろう

なんて笑う今
この瞬間
たった一秒さえ
明日には思い出の一部
そんな不思議な流れの中僕はキミにおぼれている
苦しいどころか心地いいよ
今 僕はキミに恋をしている 百年経っても千年経っても醒めない夢を見ながら
僕は 永久に キミだけに 恋を 恋をし続けてる

やがて終わりに目を伏せようとそのあとにも物語は続き魂はずっとキミに恋をする
キミだけに ただ
この気持ちはあふれてゆく
素晴らしい素晴らしい地上の神秘さ。

2009/07/24 (Fri)

[4387] いつも大好きな季節
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


冬になれば
夏の暑さを恋しがり
夏になればなったで
冬の寒さを恋しがる

人の心や気持ちはつまるところ落ち着きがない気ままな旅人とおなじです

だから僕は
決めたのです
好きな季節
決まらないなら
どうせなら全ての季節を好きになればいいと
いつも大好きで
いつも素敵なその季節その季節にしかない光に出逢いたいから
僕にはどんな季節だって隔たりもかわりもない大好きな季節です
おなじくらいの愛情を向けている

僕との誰かさんの意見は違うだろう
それでも僕にとっての大好きな季節は全ての季節で
一つなんて選べやしないのさ
思い出が春夏秋冬全ての季節であふれているから欲張りだなんていわれても「あっそ」くらいですますだろう

大好きな季節はずっとずっと僕の傍にあるから僕から離れることもなくいつまでもほら目を開ければそこには何らかの季節が世界をあざやかに彩っている

ならばいまはどんな季節だろう?

暑いから夏かな…
なんて毎年思うかな
おなじ喜び おなじ切なさだけではままならない
めぐる季節はおなじでも削れた命と削れた時間で見る季節は気持ちからして見違えるほどに変わって見える

ほら こんなに
こんなにも
僕は季節とともに歳をとったから季節にもほら老いが見える
視界にもしわが寄る

それでも大好きな季節にはかわりないから大好きな季節よ
いつまでも傍でそのあざやかさを披露してください
僕は誰かに
見えない壁の向こうに
祈りをなげた

いつも大好きな季節がいつも傍にある幸せ なんて当たり前な幸せ
そしてやがていつか時が来れば終わる自然さがなぜにこうにも悲しく切ないのだろう
そしてなぜその悲しさや切なさには絶え間ないやさしさが吹くのだろう

僕はただ流れる景色の中その答を探し、ただ僕は生きる為生きているのだ。

2009/07/24 (Fri)
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