詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君の瞳に映る世界はいつも 何故だか喜び以外
とても恐いもののように見えた まるで化け物を見てるようにおびえきってふるえていた
孤独を埋め合わせるかのように僕はいた
僕は何もはねのけやしないのに
他人は何故か僕を少しずつ避けていくよ
嫌がっているのか それとも僕が悪いのか 何ひとつわからないままで月日(とき)は過ぎた
ひとつひとつ歳を重ねていくたびに何かを人は知るもの
人は旅人のようにどこかへ旅立つ 嫌なものならば受け入れたりうなずいたりしないのは当然だよね
だから離れていくのかな だから元から関係すら面倒だから持たないのかな
あなたのその冷たいまなざしがまるでやのように 私の胸を貫いた 今もその傷跡が残っています
この胸に 見えない傷跡が生々しくもなくただただ自分に言い聞かせていた孤独がたえるようにと僕を逆に強くしていたかもしれないあの日
僕をただ単に避けていた…そんな事とはわからずに感謝までしてしまった 幸せなくらいの勘違いが生んだ孤独なのか? 違うだろう
誰も責められずに今やこうして笑えているけど淋しかったんだ
君に出逢うまでは。
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この世界に生まれた命がいつの間にか時を重ねて大人になって
この世界を形づくる
たくさんの命が奏でるそれぞれのsymphony
まるでひとつの物語を作るみたいに
心の中に広がる
想像の大海原に舟を一双浮かべてさ
その舟が進む先は
オールだけが知っている たどり着いてみないとわからない
途中で沈むかもしれない 不思議な想像で出来た世界に舟は今日も突き進む
迷い悩み苦しんだり
そのたびそのたびに
僕はあきらめで胸を満たし行き着く先を見失う
目的は変わって行くさ
この人生の漕ぎ方 次第では
突き進む舟
沈まないように
漕ぐ漕ぐ 漕ぐよ。
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晴れない空なんてないようにやまない雨はないのさ
だから どんな悲しみも傷も癒えるよ でなかったら生きれない
心のどこかでは君は自分の中にある
忌まわしき過去をぬぐい去ろうとしている
逃れようとすればするほどに不安の糸はしつこく絡まってくる
新しい自分をみいだそうとしてる君がいるならばその方向へ向かい忘れようとしている君は正しいんだ いつまでもいつまでも縛られては生きていけない 悲しいだけ
悲しみを乗り越え忘れる勇気もひとつの明日への第一歩さ
その勇気が正しさならばきっと間違いじゃない 絶対に
始まりの予感の軽快な足音がするよ またどっかで
絡め取られた不安の糸もちぎってやれ
歩き出そうとしてる君こそが正しいよ
悲しみに足を取られ立ち止まっていたら いつまでもずっとそのままじゃ明日は見えないだけだろう 思いを集めてよく考えれば答は開くさ
いつでもいつまでも ずっと 手をつないで
なくした声と言葉を
取り戻したいんだ雨の日も風の日も
負けじと前へ前へ向かっていたあの日の自分をもう一度思い出しながら走り出す
今、ヒーユアーゴー!
今、ウィアーゴー!
はるかなる未来へ
滑り込んでいけ
ギリギリでも良い
正義の味方や
特撮のヒーローだって
遅れての登場だ
あんなんだから格好いいのかは別にして
『実力者は遅れて頭角を表すものなり』 そーんな事 言いながら悠長にも笑い飛ばす僕がいる事
消さないように 消えないために ここにデッカい証を残したならば 又次の地へ 証を残しに歩いて行きましょう
はるかに明日へ はるかな未来へ はるかに大地へ はるかな宇宙へ
そしてはるかな世界へ
まばゆい まばゆい
輝きの中へ 光に包まれ 今始まる新しい物語 ページを開け さすれば光は見えよう その先にきっとあるさ求める答は 求めた答が。
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恋の深い深い傷を背負ったまま歩く君のいる処へ行く途中に
昨日見た夢の続きで君の真意を知らなくても良い その先のページをめくる勇気が僕にないならば恋は終わりさ
恋の始まりはいつでも笑顔から始まり何故か終わりは切ない
涙だけで海が作れそうなくらい
流してきた涙の数は今まで失ってきた恋の数だけあり そのほかの悩みで流した涙より多いかそれよりもしかしたら匹敵するくらい それ以下でもそれ以上でもなくて
体中むしばむ恋の病 不治の病のように
僕の心に救う失恋の ほろ苦い記憶が
まだ僕の中に残って 昨日の事のように
その痛手を心のスクリーンに絶えず映し出している さよならの言葉の数だけ大人になったのに
僕が時には原因で
恋した相手の誰かが
わがままだったり
いろんな原因があり
その恋によって沢山の要因があったけど どれもその人たちの評価からはずれた僕のわがままな査定かもしれないんだ
観点はいつでも低迷
焦点が合わず心のレンズは常にピンぼけだった
もうさよならなんて言いたくもないし
ああさよならだなんて聞きたくもない
だからさよならしないように僕自身が
揺らがない定まった眼差しで…なんて
今さら気がついて心が思いの外痛いよ
あの頃から 僕をむしばみ続けてる 病よ
もういつかだなんて言わないもうお別れだ
君だけ 君だけは
決して失ってはいけない 永遠の愛を誓うのは 今
神様なんてそこまで信仰強く信じた覚えも試しもないけど
はじめて祈ったよ
これが最初で最後の祈りで人生最後の恋ならば叶えてくれよと祈る思い 幸せになれるよと自分で自分に言ってみたり
そんなのわびしいけど 祈らせてくれ 神様がいるかどうかなんてこの際どうでもいいさ この恋がかなうのならば
次のページ 新しい君と僕で明日のページをおそれずに開けたら始まる予感がしたから。
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なんにも出来なくてかまわないんだ
君は知らない間に僕に沢山のやさしさをくれたから 毎日素敵な時間をくれるから
それだけで毎日が明るくなるのさ 君の声を聞けるたびに胸の奥の不安が消えてしまったような気になれるのさ
なんにも出来ないんじゃなく何もしたくないのかな
そしたら日々を無意味に僕は見送ることでしょう
通り過ぎて行く幾多もの日々は
流れ星のようにふたりをさよならの闇へと吸い込んでくように
今日もその闇に少しずつ吸い込まれいま足を飲み込まれている
もうその足は引き戻すことなど出来ない 過ぎ去ってしまった日々と同じで
もう 悲しくて 悲しすぎて 涙が止まらない夜は
ひとりぼっちで月を見上げるよりも
君が教えてくれた沢山の現実でのおとぎ話 夢を語る仕草に明日に光が見えた そう眩い光がふたりの明日を輝かせるように 間違いなどないと自分に言い聞かせながら日々は続くよ 最果ての終わりへ 新しい途方もない星の旅へ
ふたりを誘い またここに戻る
愛の歌唄いながら
不思議な力を持つ
君が笑ってる その瞬間星が流れ
祈る思いは同じさ
そのふたつの思い
天に届きますように 祈るはるかに過ぎ行く季節も時間も時代さえその瞬間だけはいつもよりずっとやさしくそして何よりも輝いて見えた
そんな気がする
はじめて皮肉らなかった 素晴らしい光が その夜僕らを包んでいた 目と目 手と手
同じ感触 同じ温度
伝わってくる
これこそが愛のある標 存在の確かな証拠さ 僕に伝える 何度も
愛の標 存在の確かな証
少しずつ少しずつ
大人になって行くだろう 待たずとも世界は遠くなるのかな たとえまだ死なずとも 生きていたってそんな気がしてしまう 淋しさは拭えない その悲しみを抱いたまま今夜も静かに眠るだけ 窓の外の月明かりがくれたやさしさと柔らかい夜の夢。
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地球と同じ速さで僕の中で回ってる 幾多もの幸せの光 連れ添いながら いつもいつでも 世界中の恋よりも自分の痛みや悲しみを何故だか一番だと思いこんでしまったり見えてしまうのは きっと
それは僕自身の心に語りかけるその全てが直に伝わるから
だから僕はそれ以外見えなくなるんだ
身勝手なほどにあなたしか見えなくなる
妄想の中で恋にはまるでカナヅチの僕が溺れている そんな自分がいた時代はいつだったろう…
妙に強がって威張るだけ威張ったあとには恋のその深さに疲れてしまった心が次の行く先をまた指し示すけどもう歩けそうにない そんな弱音を吐いてあげくには眠ったふりをしていた頃に
僕には君しかもう見えてはいないんだ よれよれの汚れたシャツは
時を経てずい分汚れてしまった
あの日誓うからと袖を通した真っ白いシャツなのにな
それは頑張ってきた勲章なんだと君は言う
どんなに真っ白なシャツだって どんなにきれいな心を持つ人も 汚れひとつなく汚れひとつつけず この一生を終われないんだ だってこの世界にはたくさんの人間の中にある欲望を奮い立たせるものがあきれるくらいにあふれているんだから
そう君はさり気なくぽつりとつぶやいていたっけ
この広い宇宙の全ての惑星を集めたってかなわないさ
この思いは限りなく無限大さ 不可能な事も限界さえ超えていけるパワー
ブラックホールも吸い込めやしないよ 逆に吸い込んでしまうくらい君のキッスは過激的で吸引力バツグンさ
いつだってどこにいたってどこで何していたってふたりはお互いの距離を近く感じていられるんだ どんな日も
人生に間違いは付き物で それでも頑張る 僕の姿が君は好きだよといつだってフォローしてくれるから それが結果的に僕を助けて 力の源になっているんだ 限りある人生 永遠にはとどまってもいられないからせめて君の側で永遠に回り続ける天体になりたい。
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僕の 僕の
この何度となく頭をよぎった思いは
いつの日か花を咲かすための思いか
君の選択は
間違ってはいないんだ
はずれてもまた次のチャンスを生む時のための
それはまた新しい希望のつぼみを付けるための準備段階の物語
まだ練習だよね
本番はこれから
たまにお人好しと呼ばれることもある
だけれど僕は立ち向かって行くよ
今 僕しか考えない気持ち今胸を埋めつくしてゆく 夜に
僕と君しか知らない物語が始まるんだね
きっと きっと。
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片っぽの心がポロポロ泣き出して
その半分は燃えてるように熱い
さよならするときはやっぱり悲しい
だから僕は泣いてしまうんだなぁ
つまらないと思えば思うほどに明日が退屈な日になり
そのつまらないという気持ちがさらに心を腐らせていく
心の中で形づくる想いは想いのままでいつまでも 変わらない退屈な幸せが僕を生かしてる ここに
叶わないよ 願うばかりじゃ 嗚呼
本当の気持ちを集めるように素直になれた日には きっと言えるかなあ
君に伝えたくてうずうずしてた毎日を伝えられるかなあ その日を待っているように君もいるかな
僕のこの言葉が君に届いた瞬間には
きっと今までのすべてが報われるんだ
そう、信じながら少し叶わなかったらとおそれながら
ためらいがちに扉を開くよ 今、僕は
夜は更け
朝がやってくる
今日も始まる
新しい今日が
夜は終わり
朝の陽射しの中
君が迎えに来る…
あの日 言ったからこそ 言えたからこそ
今の僕らが あったんだねと あったんだよね
そう言える 今も幸せは続いてる
何も変わることのない幸せが
変わらないあの日のままの気持ちも
ここに絶えず生まれてる ここで絶えず限りなく
あふれています
日々はそれでもふたりのそんなやっと言えて今を築くまでの時間をすべて何もかも奪ってゆくのだね
いつかはみんなそんな風に
永遠はないけど
だからこそ不滅の出逢い…永遠に愛すると誓うことは間違いなのか だけれど限りがあるからこそすべてが終わるそれまでは共にいられると笑った
それまでの時間を精いっぱいなれば楽しめばいいと思うよと君は力強く何かを押しころすように笑った
沈み込む想い いくつもの出逢い その中で君を選んだ僕の判断は間違いじゃない そう今気付けた 一瞬の場面の中に見つけた永遠に少しだけ命の鮮やかさを見た。
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あのころの僕らは揺るぎない希望を背負っていたよね
今じゃとても考えられないくらいのやる気と根気を抱きながら
あの威勢はどこへ行ってしまったんだろう
行方は知らないまま
今もあの日と同じ道を歩いている
その続きの物語の途中
こんなに歩いてもまだ読みかけなんだ
全てを知るにはまだまだ人生としては歩き足りないかな
夕暮れの色に染まった空の下で
今日もまたさよならの歌を唄うのか
眠りにつく前にはさんだ栞は今もあの日の思い出を残像のように僕の心の奥にしまわれてる 大事に
思い出は大切に保管するばかりじゃだめさ
時々は眺めてみるからこそ楽しい
今ばかりを見つめていたんじゃ悲しいよね
埃をかぶったままで 山積みになってる新しい思い出の中に埋もれた過去は今 輝いて
僕をやさしく照らしてくれるんだ
いつだって共にいた あのころの日々
僕はそんな光にも負けない男になるよ
そう誓った拳には力が自然とこもる
『ありがとう…』過ぎ去る日々にも 強がらないで素直にそう言えたなら きっと無駄にはならないね
強さは昔を踏みつぶして無理をして忘れる事じゃなく
今や明日を瞳に映して見つめながらも
ちゃんと心の中に消えない過去の輝きを絶やさずに溢れさせてゆく事 それが強くめぐり来る明日やを一度しかなくもう戻らない今この時を歩いてゆく勇気なんだと思う
その光があればどんなつらい出来事にも立ち向かえるさ
涙も踏み出してゆくときにはぬぐい去り 過ぎ去ってゆく日々
遠ざかってゆく時間 変わりゆく時代
その中でどれだけ拳をかためた思いにこたえられるかがきっとこれからの僕の生きるささやかな力の根源さ
それがある限りは負けなしの日々さ 僕は誰にも負けないくらいの夢を勝ち取るよ だから踏み出すこの一歩はやがて夢をつかむまでの数歩にも値する そんな夢みながら今は今で目をつむる。
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素晴らしき僕等の日常は
ただ呆気なく過ぎていくよ
流れ星のように終わりゆく今日がすぐに明日をつれてきて今日になる
気が付けば目覚めたときに今日が今日なんだと悟り
今日はもう昨日の今日じゃないんだという事に気付いてるわけなんです
予想が確信に変わるように気付いた今日に
様々な出来事にあくせくしながらも
決して弱音は吐かずに苦しみも悲しさも押し殺した
噛み潰すように心のどこかで忘れようとしてたのかもね
夢の中では意識外で
だからなにを考えてるかもわからないまま
夜は寂しくなる そんな理由で悲しくなるのです 僕は
内心悲しくても
本当は悲しくても
頑張っている僕等は忘れないで 見捨てないで
昨日の僕等より明日の僕は強くなることを誓うから
素晴らしき僕等の日常がどこまでもこのまま過ぎ去っていっても悲しいとは言わないから 人生最後の日でその言葉は言わないよ
その言葉が必要なときはきっと一番人生で悲しい日に使うためにあるのだから
たやすく使ってはいけない この世からさよならすることそれより悲しいことなんてあるわけもないから
あるわけもないから……
ガンバルンバでやってゆこうよ いくつもの言葉を飲み込んだら 最後の最後までやりきるのだ。
《素晴らしき僕らの日常より》
☆説明★ガンバルンバ…造語 ボクらのミライ、いつか君を、アパートメント、最果ての地へ、連休はパラダイス、華の宴、アバズレキヌズレ、たくわん一枚、あなたに下手ボレ、ホンホホンホ本気ッキーズ、あなたを思うと、ボンキュッボーン、学生寮の池田君、玉手箱の中の液体窒素、我が哀愁の紅ショウガゴールデン、愛すべき友とその誓い、夜行列車、さよなら桜木町、夕暮れなのにサンシャイン、好きだから意地悪しちゃう、猪突猛進、下町歌劇団、悪ガキ参謀長、ああいえばこういう、サーカスがやってきた。全25詩