詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
あの日から共に走ってきた
この夢という見失ってはいけない
ボールを蹴りながら 今やこのボールは僕の体の一部と化している
もう蹴ってきたこのボールをゴールに蹴り飛ばす日も遠くない
だから最後の別れをさせてくれ ボールに
今までいろいろあったね 蹴ってきた日の数だけボールには証が刻まれてる
見えない証が見える証もあるけれど
汚れたボールはしっかり磨かれているから ピカピカに
ちゃーんと 蹴りたいから 今まで
ちゃーんと 蹴ってきたから 今日まで
あのゴールにこのボールを蹴り飛ばしたい
はずさぬように
曲がらぬように
ねらい定めて このボールをあのゴールへ
決めるぜシュート
はいれよシュート
夢は体の一部じゃないからいつまでも
抱えて入られないそれじゃ持ち腐れさ
才能は咲かすためにある いつでも
ただただ持ってるだけじゃ意味はない
だから別れをすますために
ホールインワン!ってそりゃゴルフか
だけど別れをすませるには
ホールインワン!の方が良いかもなあ
だから
ホールインワン!
夢よ
ホールインワン!
しっかり叶えるから
しっかり手放さないから
ボールがくれた夢
ボールがくれる未来
ボールが開く明日
夢のボールは僕の中で生き続けてる
今も 夢を叶えてからも ずっと ずっと
次の夢を未来を僕が蹴り出す時を待つように ボールはまたあの黄金のシュートを決める日を心待ちにしているのさ
またあの日のような感動を僕にはこび涙を流せる日を僕も待っているのさ
ボールも僕も待っているのさ
諦めなくした夢をもう一度叶える日を
待っているのさ きっと だから蹴り出す 僕は今また ボールはあるのはつまり 叶えたい夢があるからなんだ ドリームボール!どこまでも遙かへ飛んで行こう 僕と一緒に 2人で手を取り合って。
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冷めたような
見飽きたような
目で見ていた
珍しく誰もいない静かなホームの向こうをぼんやりと見ていた
たどり着く
先はこれといって決まってない
いつの間にか
僕は油断して眠ってしまっていた
夢の中で 僕はどこ行きかもわからない列車に乗って
ドアの真横につけられた手すりをつかんで
停まる列車の 中から向こう側を見ていた
向こうのホームの反対側へ行く方向の違う列車の中 ちょうど窓に寄りかかり窓の外の景色を僕と同じに見つめながら
ただぼんやりと立ち尽くす同じくらいの年格好の少女
…と思ったら見つめ合う眼差しと眼差し 気付いたら目と目とが合っていた 不意に
夢想列車に乗って
夢を旅するように
夢想列車に乗って
誰かに恋をしたよ
あの時 どこの誰かわからないけど 実際にいる人なのかさえ
あの日 夢の中でどこかで会ってる気がしたのは何故なのかな
それは僕の思い過ごしかな
それとも都合良く合わせるための妄想かな
それはわからないけれども
どちらにしても僕はあの娘に一目惚れした
それだけは今わかる紛れもない事実
僕がいちばんわかってるんだ
君は相変わらずに
どこの誰かもわからないけど
その相手に恋した
目と目が合ったあの瞬間にはじけた何か
胸の中を爽やかな風が吹き抜けていくよ
心地いい何かがやさしくなで回すように
僕は目を覆うくらいの光を受けて
あまりにまぶしくて目を閉じたんだ
君もすべての景色を闇が吸い込む…
その次の瞬間恐る恐る目を開けたら
そこはさっきまでの駅のホーム
ベンチに座ったまま眠ってしまったらしい
目を開けて気づく
さっきまで見てた全ては夢だったことに あまりにリアルな夢だったために現実だと勘違いしていた
ふと目線を上げると向こう側にこちらを向いて同じ方向にあるベンチに座ってる女の子は…。
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あの頃はまるで不適当で
感じるもの全て
くだらないって言ってた
だけれど1つ 僕はわかったんだ それは大事なこと
あの頃の景色と今の僕が見てる景色とを見比べてみれば
簡単にわかるようなことさ
あの頃と今はつながってるから当然古くもなるしね
だから時が経てば色あせてしまうのも当たり前な話
だから僕の見てる景色はまるであの頃の
古さや通り過ぎすぎた時の遠さを伝えている
あの日みた夕暮れみたいに 空は淡くそれでいて悲しい色をしていたんだ
1日の終わりの切なさやあまりのはかなさを教えているように涙がぽろり
あの日から ずっと
流してきた涙をひとつひとつ数えながら
僕は人生の終着駅へ向かって走り出す列車に乗り込んで行く
誰も知らない自分だけの人生へ またひとつそうこうしてる間に歳を無駄に重ね過ぎ去る時に遠く手を振り見送ってる
いつの間にか知らない間に僕たちは
大人の仲間入りを果たしていた
気が付けばもうかれこれ二十歳を超え
時間の経つのが早すぎて
そう考えると1日なんて
あっという間な気がする
あの頃描いた夢をはたして僕はいま未来の駅に着いてみて
描いてたものと同じ未来なのか見比べるのも悲しくなるくらいだけれど もう
わかってる わかりすぎてるほどに 戻れない事くらい
それ以上 もうこれ以上 けれど…願ってしまう 愚かに
初恋列車 恋い焦がれ 行き着く先も見えないまま
迷い惑い はじめてのこんな想い胸を熱く焦がした
不確かなほどに君の残像が通り過ぎるたび過ちが加速していく
体中しびれを切らしさび付いた車輪が何もかも全て奪うように
いつかやさしさだけじゃ 何も手には入らない現実を見せるだろう
映画のように瞳のスクリーンに映し出しいき 何か不安げな目でこれからを見つめるさ
燃えるような恋をした頃がよぎる。
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僕の中のふるさと
小さな頃 みた夢
全て知っているの
あの山もあの川も
目覚めればまるで
嘘みたいに
僕は都会暮らしで
第二のふるさと
君を見つけた
サヨナラ夢はもう
過ぎました
サヨナラ手を振る
今別れの時
鮮やかなまま 今も記憶の中にある
たくさんたくさんの思い出という幻
記録しました
心の1日1日
欠かすことなく
描いた日記帳
そのどのページにも
くだらない落書きばかりさ
いつかまた出逢える
そう信じて あの日の僕は少なからず期待して待ってる気でいたんだろう
小さな希望を抱いて
半分疑って半分信じて
半信半疑 心が揺らぐ
サヨナラ夢みた
あの我らの青春よ
僕は旅立ちます
ここから 翼広げ
巣立ちの日には
君は来ないか来るか
そわそわしてた
ふるさとへ
また帰りたいな
そう思えるような
ふるさとはそんな場所
君のところへ
また会いに行きたいな
恋人とはそんなものさ
世界で一番安心できる居場所さ
僕はきっと知ってる
声を枯らして叫んだ
また帰るから
また帰るから
君のところへも
残してきた思い出は
置き去りのままだけど
いつか帰るときまで
取りには帰らないんだ
そうすればまた帰る理由になるだろと思って
良い思い出が数え切れないくらいある
あの懐かしい少し色あせてしまった故郷
君は僕のふたつ目の懐かしいふるさとさ かけがえのないふるさとになってくれたことは二度と忘れぬ一生変わらない事さ
世界中探したってない 世界でただ1つの
僕だけのふるさと
帰る場所はふたつある 君が頷いてくれた
だから増えたんだ
第二のふるさと君を見つめる
もう行かないで 僕の側にいつまでも
ああ側にいてね ずっといて下さい。
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サヨナラは今は言わないでおこう
それは次逢うための口実や理由にするから
たとえ逢えないにしても サヨナラは言わずにまた逢おうと嘘でも言おうよ
重ね合わせた言葉に声を失う一瞬に立ち止まる時よ戻れ
君は少しおぼつかない足取りで流れゆく季節の中でなにをみていたのかな
急ぎ足で走ってばっかの毎日の中で僕は何を気づいたんだ
次の言葉は理にかないすぎて 言わない方がいいと思ったから あえて言わなかったまでさ
胸にしまい込んだこんな気持ち 星に願いを捧げよう 届いてほしいとだけ
みんなそんな事わかっているはずなのに
なぜだかいつだって欲望に染まるんだ
だけれど僕は君に伝えたいのさ 外面だけの二重人格みたいな張りぼてじゃない本当の心の内を
思うよりも大切なもの
誰よりも 何よりも
大切な人よ
僕の想いを受け止めて
この世界にあふれた涙を集めても足りないくらい
この世界には悲しみがあふれすぎたから
真っ白な寒い冬の日にみた夢 今や遠く
真っピンクに染まった春の町 並木の道
もう 涙拭いて
なんてみんな思うけど
涙に限りなんて
ないからまた拭っても
今は止まるけどまた流れる…流れる
目をつむったままもう開かない立ち止まる夕暮れ 今までの人生に間違いなんてなかったと言いなさい
僕は悲しみを拭うすべを知らない 君は知っているというのか そのすべを
終わるまで 終わっても
いつまでも わからない
答を探しながら
裕福でも 貧乏でも
関係なくみんな
探している 今日も
すべてがきれいごとのように 上手く並べられた運命なのかなあ…?まるですべてが今までの暮らしが嘘みたいに思えるのは 間違いだらけだからか 何故なんだなにもかもがすべて終わりに涙が注がれるのは悲しみのたまり場にまた今日も悲しみが1つ流れる 行き場もない孤独な僕の心に。
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僕には書かなければならない何かがあるんです 生きなければならない様に
いつか永遠の眠りにつくまでにはその全てを書き尽くしていたい
だけれども それは無理なことだろう
なぜならば それは 尽きはしないから
ずっと探していた
本当の答 きっと明日だって
同じ様にもっと新しい何かを書きたいんだ この胸をざわめかす瞬間を感じたいから
それだけ
それだけのために
そうさ それ故に書いています 詩を
昨日よりも明日を目指して行こうか
何もかも意味をもとめたら一生かかってもわからないさ
ドコまでもドコまでも道は続くから
終わりなくはるかな空より遠い場所を目指すように僕は
追いかけて
追いかけていきます 追い抜いて
追い抜いていきたい
いつの日にか
かなえたい夢を形にするみたいにあきない程度に適度な熱さで情熱を燃やして
重ねて 重ねて 幾重にも重ねて 僕は言葉を今 重ねて
無意味なことなどないさ 誰かがどこかでみててくれる 誰かはみててくれているさ
自分を認めてくれる人が こんなに世界は広いのだから 僕の想いに泣いたり笑ったり
心が動かしてくれる人がいるはずなのさ それはすべて誰のためでもなく 大きな意味も胸を張って言えはしない 僕と僕のヒミツさ だから押し黙る 僕黙る
書きたいから書くとはいうけれど ねぇ
まだ自信ないのさ
書きたいから書くのには違いないけど
まだわからないんだ 本当のところにはたどり着いてない だけど僕の気持ちと誰かの想いが重なり合った瞬間に それは素敵に輝く
より一層響くのさ
心に 心に あふれる感情 込み上げてくるお互いの胸の底から まるで噴水みたいに感情が押さえきれずに涙になったり笑顔になったりときがとまったり不思議な事が起きるのさ 何の特別な事もないけどいつでも特別は見えないものでただただわき上がる想いに答えて。
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陽射しばっかり求めていた頃 生ぬるいやさしさばかり求めていた時
人間の様なそうじゃない様な 心の奥で何かが生まれた 瞬間
僕は君の僕でいる意味を その資格をはじめてその日なくした
淡くそれでいて美しい君の瞳はまるで幼い少女のように
僕を見つめながら泣いたんだ 僕は今もおぼえてるんだ
ぶつかり合って
はじめて何かを知るんだ
魂をぶつけ合い
はじめて分かり合えるよ
それも知らずに
時を無意味に見送るさびしさを僕はただ
お飾りにしてたんだ 自慢げに語る 僕の愚かさに涙を流す片っぽの心半分
君の心が僕のあったかく血の通うこの心に沁みていくよ
形だけの幸せをかき集める手が小刻みにふるえてるよ
何度でも 何度でも
傷はふさがることないから過去の痛手の膿を出して 君にいおう 隠さずにごまかさないで
もう大人なんだから 話し合えばわかるさ
もう子供じゃないし 大人じゃないっていうことは子供なのか
子供じゃないなら大人なのかなあなんて くだらない問いかけを繰り返すのはもう終わりさ 希望が絶たれるまで倒れてはいけない
素晴らしいって誰かは口語しても
誰かは誰かでくだらないとその口をとがらせる なにが本当でなにが嘘なのかなあ
もうなにが嘘でも本当でも愛の真実や答を指し示すものは
僕の中にあるってわかってるくせに意地悪さ 人は心と心を重ね合わせては何かを学ぶ ぶつかり合い本音を言いあいはじめて互いの気持ちを知る 外側からじゃわからない互いの気持ち
人はそんなに上手くは出来てないからさ 追いかけてさぐり合ってじゃないと時間かけないとわからないことだらけで手間食うし億劫だね
だけれどそれもそれでときには役に立つ事もあるのさ 僕の中に眠ってる気持ちや想いがまだあるからつないでいくはずむ言葉交わす想いにはいつも終わりがない様にこの問いにも終わりなんてない。
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素直でいつも通り自然なままの君でいてほしいよ
素直な心はいつも同じ答を伝えてる
なぜか悲しくなるときは涙があふれて
泣き終わったときには嘘みたいに少しすれば笑えている
なぜ人はこんなにも弱虫なのかな
強い人こそ涙もろいんだと君はいう
だけれどなぜだか僕にはそれがわからなかった
とても僕には真似できない 君のその切り替えの速さ
あるがままの君でいてよ いつもみたいに笑顔をくれたらどんなに嬉しいか
僕のそばで変わらない
その歌声を聴かせてよ
いつまでもどんな時でも 季節を飛び越えて 今
あの日からすれば今はとっても 比べられないくらい上手く生きれてる
はなれたその距離のかず分だけ
それぞれの歩幅もまた狭めていこう
なによりだれより近くで心と心の透き間を埋めるように空いた分だけ縮めていこう
近づいた分だけ互いの落ち度を知る だけれどはなれすぎたらなにもわからない
できた余白はすべてぜんぶなげうってでもたまに距離感がつかめなくなってムキになって大げさになったり 本当の自分がわからなくなって
最初からそんなものはないのにね それもわからずに繰り返してた 無意味に持て余した時間 その分だけ意味もなく愚かに離してしまった当たり前なはずのこの距離 何万歩よりも奇跡に近いくらい嬉しいだけに遠い素晴らしい距離を埋めていくためには
さらなる努力が必要らしいね なんて他人事みたいに外枠から見下ろしてた僕を引きずりおろして
遠く遠く ドコまでも 離れたこの距離を少しずつ埋めて
ドコからドコまでもなんてなく 失ったこの信頼を拾ってくように取り戻すんだ 僕よ
ラララ ラララ
いつでも同じ言い訳ばっかいう 日々
繕う言葉ばかりさがして さがして
ルルル ルルル
時々言葉をなくす君との距離が もう 届かないくらいに何万歩より遠く見えた 遠く見えた気がしたんだ。
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夢のように過ぎ去って行く日々
過去を振り返りながら何か思い描く
心に鮮やかな未来を浮かべるように
ゆるやかな坂道を空色の自転車で駆け抜けよう
静かなこんな時間さえも僕は最近知らなかった
限りある時間もただ何となくですぎていったり
暮らしてたんじゃ悲しいよね
せっかく与えられたこの素晴らしい人生だから できるだけ多くの始まりの扉
開けてみよう 今日も
何か知らない事が待ってる その先で
この僕を後ろ手に手を組んで 微笑む君が
数え切れないたくさんのストーリー
予想できないいくつもののエピソード
それと同じくらいあるいくつかの素顔
かなえるために夢をみるんじゃない
誰かに幸せを与えるために夢はあるのさ
だから決して結果がどうであれ大切なのはその時感じた気持ちさ それがないならば扉は開けない方がいいだろう
そうだろう?
いま走り出す駆け巡る季節の途中君が教えてくれたことさ
この喜びは今も僕の中にいまは眠ってるけれど
描き出せばいくらでも広がって行くのさ
目覚めればほら自由に翼広げ両翼を羽ばたかせながら飛び越えて行こう
思い出という過去はいつか僕に笑いかけるさ 君がやってきたことは無駄でも無意味でもないって教えてくれると今でも信じているから
僕はあきらめず
立ち止まりもしない
だってこんなにも
心が喜んでるから
きっと明日はばら色
始まりの季節にて
また何か新しい出来事がきっと君を待っているよ
そして季節またも巡り何度だって奇跡は心をたずねては小さな幸せをはこんでくるさ
始まりの春風にのせて 口笛を吹くように思い出は蘇り
歌は流れるだろう
明日の希望を伝えるように 伝えに来たように 僕はまた扉を開け放つ おそれながらもノブに手をかけ前に踏み出す迷いもせず それが新しい明日へ飛び立つ事だと信じて。
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遠ざかる過去を後ろにして
小さく手を振る
もう戻らないあのころの僕に別れを告げるように
たくさんの記憶の中にしまわれてる
やさしい目をした君との思い出たち
抑えきれずに流した涙や数え切れない笑顔
今でもううん今になったからこそ輝く思い出が僕のこの胸の中で変わらず光ってる
今ではだいぶ色あせた記憶の色 だんだんと忘れられていく
幾多もの数ある場面
大切なものはいつでも心の奥にあるから
勝ち負けじゃない何か特別な強がりにも似た何かであの日と今はつながれている
今僕の心とあのころの僕の心でつながっている どんな僕も同じ僕だから
だから消えない思い出としていつまでも鮮やかに残ってるのさ
恋桜 色づいて 春めいてく街並みの中で
始まりの音がどこかで聞こえた気がしたんだ
並木道が桃色に染まったら この想いも咲くかな
君に抱く恋心 言わずにしては語れない何かがあるのさ
それは君への大切な伝えるべき想い
結果がどうであれそれはそれで受け入れられる
一歩踏み込む気持ちで新しい夢がまた咲く日を待つように
春を待っていた つぼみ達はちらほらとその膨らんだからだを目いっぱい広げてる
だから僕も散りゆく想いと予感しながらも君に伝えるこの想いは桃色に染まって
僕を春に連れてゆく
僕はあたたかな春の日に誘われて過ぎ去るときの速さをそっと拭った
散っていった恋も拭うように 僕には大げさなほどわかる
誰かじゃわからない気持ち一人抱いたまま
春風にそっと流すから
目を閉じて 深く胸の底に息を吸い込んだら
何かが変わるような気がしてる始まりはまだ始まったばかりだから また何かが始まるのだと信じながら
歩き出すのだろう
僕は一人風に吹かれもう一つの恋に走り出す 拭った涙は悲しみからじゃなくの心地いい始まりの合図みたいなすがすがしい色
まだ終わってない恋の季節は。