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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[2237] 見えない証
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

思い出話を懐かしく語ろう
切ない夜あの日から今までをずっと
思い返しながら僕は今まで
どんな人生を歩んできたのだろうか
そんな人生の途中に今居るけど
完成にはまだほど遠い描きかけの自画像
あの日何度も星に願いをかけていた
理想の中で光り輝いていた僕にはまだたどり着けないらしい

昨日から今日
今日から明日へ
はたまた
新しい明日から
また新しい明日へ
そうやって今までもこれからも幾つもの思い返しを繰り返して
様々な笑顔や泣き顔にふれてゆく 事できっと思い出に新しい鮮やかな色がまたひとつ付け足されるのさ そうさあ

帰れないから
帰りたいけど
過去へ 過去へ 思いはせるこの思いはいつも昔を見つめてるばかり
もうどれだけ願っても帰れない事くらいわかっているけれど
わかっているだけに悲しくてなんにもしないではいられなくて限りに迫っていけばいくほど焦りも同じに日を追い日が経るごとに焦りと同じくらい不安もこの胸の中に限りなくつのるよ

また此処に戻るために過去に証や目印を残すのじゃなくて そればかりじゃなくて意味が違うのさ 帰れないから 帰れないからこそ 残すのさ 残さないではいられないんだ 悲しい雨が降ってその雨でぬかるんで証が消えても思い返すことはちゃんと出来るさ 見えない証があの日と今をつなげるのさ 一日一日一日一日と過ごしてきたあの日の頑張りと確かな存在の温度が僕の脈の中にも 記憶の中にだって残っている 消えないままずっとこれからも ずっと
消えないままずっとどこまでも いつまでも変わらずに僕にとってそれは 大切なかけがえのないそのひとつひとつの場面や他愛もない数分数秒の瞬間さえも わずかな一瞬のためらいも見逃さずに全て全て全て 僕は覚えています 記憶の中ではっきり今も思い出せるよ ほら心に伸びた道が証を僕に見せ懐かしいうたをうたう。

2008/02/26 (Tue)

[2236] チャンスのたまご・続
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

目の前のチャンスを目前にしておいて逃す手はないからさ
さあ チャンスを今度はしっかりガッツリつかんでやれ 今
そのわずかな一瞬に生まれるかすかな隙をとらえて運命を巻き返し展開を変えろ 運命を動かし今までの自分を捨てて弱い自分から強い自分へいざ生まれ変わろう 逆転逆転また逆転!
繰り返しつづくチャンスと幸運の連続にボルテージもアドレナリンも急上昇
不運な昨日からはおさらばさ 不安な想いはその代わりに急降下 真っ逆様に落ちてくよ そんじゃララバイ
詰め寄る現実 動かせないと思い込んでいたそれは過去さ
今では 今では
そんな過去の自分に手を振り別れて決別しよう
今なら 今なら
きっと前だけ見つめて居られるさおそれずに生きれるさ

チャンスのたまご
こんなにこんなに
たんまりたんまり
抱えて僕幸せだし
今こんなに幸せさ
それがつかの間や
一時的な流行りに
ならないようにさ
今はただチャンスを ギュッと抱きしめて 光る空飛ぶ円盤を愛だと勘違いしないように はなさないように目を離したりして逃さないように気をつけるだけ それに尽きるさ 訳もないのに訳もない訳で黙り込む僕の気持ちこの唄に込めて歌うよ 今… わかってるから黙り込むその理由も訳もただ今はないように見えないふりをして元気な僕で繕い現実をごまかしきれてなくてもそんな様なバレバレで見え見えの嘘っぱちで僕を…自分を装うだけ…ただただ装うしかないだけさ…ひたすら チャンスのたまごをもうこれ以上逃すまいと疑心暗鬼になって なにが嘘でなにが本当なのかわからなくなった心は人を信じることを忘れその信じられなくなった心は何ひとつ信じなければ本当だろうと嘘だろうとだまされることもないからと信じることをやめてしまった自分以外の他人の事を他人の忠告も全てをそしてくだらない想像ばっかが僕をひしめき合う世界(じだい)で。

2008/02/26 (Tue)

[2235] チャンスのたまご
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

あきらめるのはまだあまりに早いのさ
人生はまだ始まったばかりさ
それなのにそれなのにため息ばかり
そんなんじゃ毎日楽しいはずもない
悲しいことばかりが人生じゃないじゃないか
さあ始めよう 楽しいことがきっとこの先で待ってるから
あくびばっかの日々を繰り返し何度も過ごしてる君を突然に巻き起こる魔法の様な風がヒュルリ連れ去って… いつか
見捨てたりはしないよ 君みたいなまだ若い可能性を秘めた担い手に出来ることはまだ無限にあるのさやれそうじゃん 出来そうじゃん 広がる夢がいつでも君の心に溢れてる 奇跡起きる瞬間をとらえ予感を察知し感じたなら 開いてみよう
おそれずに さあ!
その先にあるいくつものチャンスに手を伸ばそういつも感じてるのに何故か逃してしまう先読みや予測さえできない現実の迷路は複雑に入り組んでいですぐにがらんどうに迷い込んでしまう深みにはまって行く声も出せない少しずつあとから今更状況がわかってきてもその時にわからなきゃ意味ないんだチャンスのたまごは誰でも持ってる様うなただの偶然からの導きにより生まれる ちょっとした運命のいたずらや気まぐれが生むあくまでも予定でしかないのさ大事なことは予告におびえないこと必然などどうにでも変えられるし動かせるのさ 必然なんて限りないほどいくつかあるシナリオの中のひとつでしかないのさ自分の生き方次第でそんなものはどうにだって変えられるものだから 決まりきったような顔をして落ち込むな それよりも次のチャンスさ 過ぎたことにいちいち悔やむな 次のチャンスを逃すな 次のチャンスまで逃してしまったり運命のいいように惑わされている用意されたシナリオ通りの展開や進展のない明日を僕らは望んだ訳じゃないから 来るべき未来にじゃまになる不安など迎え撃ち追撃しようその来るべき未来が望まないエンディングに自ら持ちこむほど愚かでばかな事はないからさあ

2008/02/26 (Tue)

[2234] 恋の空振り三振batterout
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

君の心の真ん中にストライクを決めようと
思ったけれど
かなわぬ恋なら無駄な努力とも思ったんだ
恋が散った瞬間(とき)
夢も同時に散ってしまう夢にも破れ恋にも
見捨てられて
僕ってなんなんだろうなーんてきりもなく
考えてもむなしくなるだけで全くの無意味な時間さ

かなわぬ恋を追いかけていてもかなわない
それならば
傷つくうちにあきらめてきっぱり吹っ切っといた方がよかったと思ったんだ
だけど今になって何故か胸を痛め後悔にかられてる春
あのころの思いに反すようになんだか恋をしてみたいと思うようになったこのごろ
新しい 春の季節
はじまりの季節
新しい 恋の季節
桜の芽吹き 桜並木
出逢いと別れの季節 卒業に入学と毎年もうお決まりだね
だけど僕にはもちろん出逢いをする人もいないから別れる人だんて居るわけがないし ひとりぼっちの 僕には関係ない遠い話 恋の季節なんてロマンチックすぎて僕には似合わない

新しい恋に目覚めようという余裕のある前向きな人にも見習いたいくらい ふられたってめげない心さえない意気地のない弱気な心に力注いでほしいよ
密かにあこがれてるそんなあこがれの君のハートにホームラン決めたいけど 春は今じゃ僕には遠すぎてさ ただ思い返すだけ季節はずれもいいとこだからカッコ悪くてさ 意気地所か勇気もない僕
君はやっぱりあこがれの人でしかないからと打ち明けるのさえ 拒んできたその後悔が今さら胸を小突いたってぜんぜんイタくもないはず それなのにまだ覚えている僕は記憶の中の実りもしない伝えもしないで逃げ出した意気地のない恋の春のあの日 ただただ自分を卑下する自信のない全てに否定的な悲しい言い訳ばかり繰り返しつぶやいて 通り過ぎていった恋もったいない二度と言わなくちゃ実りもしないからチャンスだったかもしれないのに 今はもう遠い春の記憶(こと)さ。

2008/02/25 (Mon)

[2233] 風向きは君向き
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

君のいろんな顔を頭の中にイメージして
たくさんの君の表情が僕の頭の中にある
埋め尽くしてゆくよ こんなに見ても飽きない 好きな人の顔だから
どれだけ見たって足りないくらいさ
満たされないからずっとずっと見ていたい
永遠という時間の中で愛は少しずつ深まって心の中でお互いの気持ちもはじめよりだいぶ膨らんだんだ
そんな気がする

はじまりの扉を開けるのは 今居るふたりで決まってるさ
他人は入り込めない ふたりだけの未来(あした)を見つめながら今はただ流れゆく風の唄にでも耳を傾けているとしましょう

絶え間なく降り注ぐ
雨は悲しみの雨とは限らないさ 喜びからの雨もあるさ
はじめて知ったよ
君に出逢って知ったことははじめての出来事ばかりさ

でもその全てはどれもがすてきさ
だから一番だとか順位は決められない
全てが僕にとって大切なかけがえのない
きらめく想い出だからひとつだってなくしたくはないし
忘れたくもないのさ

この胸に流れている歌 やわらかく吹く風
いつでも心地よく胸を撫でてる いつでも
君が笑うたび
僕の心に限りない
幸せが溢れる
誓い合う言葉と言葉 重ね合うその瞬間に生まれるときめきを未来でも忘れないように未来の僕らに送り届けてみようよ
こんなに晴れ渡った日には風が心のドアを軽くたたいて
たずねてくるよ
ふっと不意に目と目があったそれだけなのに何故こんなに
嬉しくて幸せで居られるのかなあ あふれるのかなあ これ以上の幸せはないくらい 望まなくても満ち足りてもう十分なくらい 僕は今 愛の風を受けて くるくる回り 君を見つめる 例えば1日のふとした時間のちょっとしたかわいらしい仕草を見ただけなのに その瞬間 その一瞬をとらえた僕に君はすかさず何気なく恋の矢を放つよ 君は翼のない僕のキューピッド
僕の風向きは今君向きさ。

2008/02/25 (Mon)

[2232] ゴメンねって微笑もう
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

やっぱり君と僕がいるこの幸せの風景
慣れたからじゃないドキドキが止まらないからこそ当たり前なくらいに笑い
今ではもう当たり前に思える この景色があること永遠に消えない場面のひとつひとつを心のアルバムにしまうよ 瞳のシャッターまばたきして焼き付けた景色はやがて一枚の形のない思い出になるさ その思い出がいくつもいくつも増えてくたびに心のアルバムは増えてく 入りきれないくらいに
だけど大丈夫さ
アルバムに限りなんてないから 終わりまで思い出作っていこう 増やせば増えるほど思い出は鮮やかにそして歳を追うにしたがって輝きは増してくるものなんだから これからもどうぞよろしく どうか僕の近くで笑っててください 見合う幸せをあげるから 今 君が幸せだと僕も幸せ満たされてる証さ 何気ない場面や他愛ない景色をアルバムは見逃さないさ シャッターチャンスはそこにもそこにもあるから 忙しいなあ
だけどたまには失敗やミスもあるからその時はその時でゴメンねってまたかわいく微笑もう 意地悪く君はそしたら笑う…笑った…それこそがシャッターチャンス!まばたきはOK?撮れたかなあちゃんとちゃんとふつうの写真よりはねまた仲直りできるように 少しくらいのことならば大目に見て互いの心に焼き付いた思い出はすてきさ 形のないものほど尊いもので形のないものは見てさわれないけど なんだか暖かくていつも素晴らしいかけがえのないおくりもの心にいつでもくれるから からもう二度と感じれない非売品の贈り物をくれるそれこそが愛という手触りから伝わるぬくもりの証 幸せの匂い いつも側にすぐ近くあること 僕にはなによりの救いであり力にもなり何よりも生きる生き甲斐…源だから 君がそこにただいてくれるだけ笑っててくれるだけで僕は幸せになれちゃうんだから本当さ本当さいつもいつでも愛はここにあるって手触りが教える温もりが消えないであるよ。

2008/02/25 (Mon)

[2231] ゴメンねって微笑もう・続
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

よぎった…たくさんの場面…君の仕草…君の表情…ひとつひとつの他愛ない場面 全ては胸の中覚えている 思い出が濃ければ濃いほどさよならは残酷なくらい悲しくなるよね
ゴメンねって言ってまた元のふたりに戻りたいけど
それは身勝手な願いさ僕からはなにも言えない もしも君がまだ待っててくれても
それはくだらないプライドさ
意固地になるそんな僕こそがだめだから
泣き顔思い浮かんだらなんかこみ上げてきた 熱い気持ちが胸を燃やす 心に火がついて心が火事さ
だから君という潤いの愛の水が必要なんだ
迎えに行くよ
許してくれと言うために言葉はある訳じゃなくて単にまた同じ過ちを繰り返すためにもないのさ
存在する理由はただひとつ このまま背を向けて逃げ道をただただ滑り落ちていく罪の重さに耐えられないから
君を傷つけたまま
君を愛せるのは僕だけ そして同じように僕というじゃじゃ馬を手懐けられるのはこの世界中探しても君をおいていない
君しか考えられないから

ゴメンね ゴメンね…
言葉が行き詰まりになってた 涙が止まらなく瞳の奥の涙のバルブが開きっぱなしさ 君も待ってた
ふたり終わらない愛という運命の下
また途切れそうだった愛をつなげていく
やっぱり平気なわけがなかった 互いを傷つけ心が蒼いままでは
さよならはもうないさずっとずっと 一緒さ
ふたりは心と心でつながりあっているから
ふたりならば大丈夫
やれるはずさ
これまでだって…
明日からはこれまでとはまた違う真面目な僕になります
約束します もう
自分見失わないから 大丈夫だから
たったひとつ君だけを見つめることを誓い愛にも僕は誓うよ

※ 繰り返し

微笑んだ君のほころんだ笑顔 またここに戻る それはつまり幸せも帰ってきたことを意味するから僕の枯れてた心もまた元気取り戻し僕の顔にも笑顔戻る

2008/02/25 (Mon)

[2230] ゴメンねって微笑もう
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

心の中に君の笑顔を描いてみたよ
やさしい言葉をつぶやいたりして笑う
ふいの油断で心にもない一言を言ってしまうその一言が傷つける傷の深さは果てしないのさ
いちばん傷つく一言を言ってしまった後では
どんなにうまい慰めも安っぽいただの戯れ言にしか聞こえない
他人が幸せそうな顔をしているとなんだかこんなに惨めな自分と比べちゃうとイヤで 自分がしまいにはかわいそうに思えてくるから仕方ない
だいたいの場合で謝れば許してくれると言うけれど
今度ばかりはさすがにそんな理屈は僕らには適応されないかも

なんでみんなは幸せなのに僕らは…なんてねたんだりね
本当勝手さ…僕って
これじゃ君から嫌われるのも自分でなんだか今さらわかるような気がしてきたからまともに悲しい

※ゴメンねって気持ちが君のハートに届いてほしい
届いたなら何万回でも謝るからさ 頭を下げても
真面目な気持ちで言うからゴメンと 今度は今度は…何度までなら通用するのかなあ 君に

何度謝っても同じこと繰り返すなら信じられなくなってしまう 君だって許すことはしてくれないだろうし そんなに裏切られたら一緒にいたくなくなって嫌いになるのも当然だよね
一緒にいる意味だってないしイヤだよな
そんなに心広くないしそんな人とこれからは歩けないよな
よく考えるべきだ
自分のしていること吐き出す言葉 いう前にやる前に
今さら考えたら 終わったあとに 涙がでてきたよ 今さらわかって 君の涙の意味が 君にしてしまったことの僕の不安より何倍もつらい思い…傷を付けてしまったきっかけになったあの言葉
何度となく泣かしてきた原因は 要因は全て僕にあったんだな
謝ってもまた繰り返して 同じことを繰り返しても
また同じことで謝ることになる…仕方ないよね さよならする道を選ぶしかそれ以外の道は…いくら泣いたって悪いのは僕 君の泣き顔

2008/02/25 (Mon)

[2229] 想像の限界
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


が余っていようともそれが運命時間がきたらそこが想像の限界なんだと決めるしかないなあ…どんなに明日が知りたくてその先のものがなんなのか恋しくなっても終わりがくればそれはもう書けずに終わりの闇の中に消えていくのさ 終わるしかない悲しみだけここに残したまま仕方ないけど
だけど僕の中でそれはずっと輝きになって輝いててくれる
きっときっときっと
僕の心の暗闇を
それまで照らして
今はまだ目をつむる暗闇のように
永遠じゃなく一瞬の悲しみで良いがいつかそれも永遠になること僕は誰よりも知っているからおそれていない訳がないけど
どっちがこわいかはわかっているけれど今はまだどちらともいわずなにもいわずにいておきたい
さよならするまでは想像が尽きるまでは
想像が尽きる日にこそ
想像が尽きた日にこそ
または尽きないから強制的に死という終わりが想像をそこまでと遮ってきたときこそいうべき言葉だけ残し その時まで決めておきとっておきたいから さよならの日までその言葉だけは 想像の限界がきてしまうまでには何としてでも決めておきとっておくから パンパンに膨らんだ想像の風船に穴があいて全ての想像が抜け出て全て忘れちまうときまで
僕は何度となく何度も何度も繰り返し満たされない想いや納得行かないその狭間でさまよい言葉を少しずつ自分なりに自分なりの形に変えて本物に近づけるためにただ重ねるだけさ
だからそのための努力だから無駄なんてことはない万に一つも全て全て全て欠けていい想像なんてないことに今さら気がついて目が覚めた時にはだいぶ寝過ごしていた 想像はあといくつ書ける
焦って書き始めた僕の心にはなぜかいつかの僕と同じ顔をしたきみ自信が残した暖かいひだまりがあっただからひとつだけこのひとつだけの言葉でそれ以上はなくていい十分だからそう思えたよこの言葉さえあればいいってねいつかのきみのおかげで。

2008/02/25 (Mon)

[2228] 想像の限界
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

終わりゆくものを
ただ数えている
終わってゆく今日
また加わる
遠い思い出という
悲しい過去になる

なんとなく差し出してみた手
引っこ抜いたら何かつかめたみたい
だけどそれはまだ幼い子供のいう言い訳じみたその程度の答
いつの日にか手に入れられると
思っていたことは嘘じゃ決してないけど
自分よがりな妄想におぼれている
気がつけば いつも
孤独な闇の中で泣いている 独りぼっちで悲しいのに頼る人も居ずに

約束の終わりに
死という終焉に
いつか巡り会う
今日と明日が
重なり合ってそこに見えるのが未来
つながっている証は今日まで過ごしてきた
僕の中にあるのさ
僕の中に刻まれてる
縮めるように長引くように時間は昨日と今日までそしてこれからを生きる僕の中にちゃんと足跡が残ってる だから今日とあの日を何度も重ねてみても照らし合わせても同じように涙がでちゃうのは理屈なんかじゃなくただ当たり前な記憶の中に残してきたきらめきのしるし確かな証…忘れられない懐かしい傷跡(くんしょう)さ
それは揺るぎない光を放つ足跡が残ってる証でもありそれを指し示す生の証さ
今まで 贈った君への思い その全ては
このまま想像を書けずに終わってもその行方を訪ねたり書けずに終わった想像はどこに行くのかなと気になるからって無理をして追いかけたりはしないで ただ流れ行く時の波間に揺られて素直にいつだって流されていたい 心地よい風が頬をなでるから
おそれるものなんて
気付かなくてもないのさ 胸には少しも
汚れやわだかまりやじゃまなものはないから遮る壁もいつの間にか消えてるだろう
きっときっときっと そうなんだろう
あれだけ悩みに悩んだ末の答がこんな形で終わったり出せなままいで終わるなんてイヤだけど
仕方ない それが自然の決めた運命という寿命 いわば摂理どんなに残りの想像

2008/02/25 (Mon)
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