| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
昨日と同じ変わらない気持ちで今日もいられたらいいね 
今日という日は決して無意味なんてことは誰にとってもないから たとえ過ぎ去るとしても運命だからなんて片づけてる僕だけど 
本当は今日という日にずっといたいと思うけれどそれぞれが笑顔でいられることをひそかに願いながら今日という場所は静かに消えてゆく
それぞれが想い感じる今日という一度限りの終わりの時をまるで幻を見るように暮れなずむ空の彼方 
今日もため息つきながらサヨナラさ 
 
今日という日はあなたにとってどんな日でしたか 
感じ方は人それぞれ想いも様々であるからすれ違いやひずむが生まれるんだ 仕方ない
あなたの横顔を見て今日という日に終わりを告げようかな 
今日という日にいたという存在の証をそっと確かめるように手をにぎる確かなこの感覚だけが今と明日をつなぎ心さえもつないでくだけさ
その感覚は確かな鼓動を刻みまた今日(ここ)に戻るから 
寂しくないよ昨日と同じ場所なのにね 
今日という日なのに不思議で昨日の今日とは全く違う日なんだね 昨日は昨日の今日でいいことがあり 
今日は今日で…きっときっとそれは繰り返すものさ 
遠いあの日にたどるように目を閉じ心を沈め落ち着かせて気持ちとばして想いはせるように 僕は今目の前に進む明日へゆくこと今日も怖いから少しずつ受け入れられるように少しむりやりで不満もないといえばそれは嘘だけど仕方ないよねそれが時の流れ 
みんな同じだなんて言われたらそうだってうなずくことしかできないふがいなさにもどかしくて押しつぶされてしまう 
自然なままの心に戻っていくため息つくだけの今日だったとしても何にしても眠りから遠ざけてく不安もきっといつかはゼロに戻るこの世に初めて生まれ落ちた日の朝のように あたたかいような冷たいような不思議な眼差しで僕は時を眺め時も僕を眺めるように僕はいつも見つめられているんだ。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
ずっと探していた答でもあるのさ 
たったひとつの真実なのだから なのだろうね ぜんぶぜんぶみんな 同じなのさ 
繰り返して日々の中でそれは少しずつわかっていき僕も理解して2人はやがてそれを知りゆっくりと形を成していく 
僕たちだけの僕たちしか知らない形をした2人だけの未来がそこにあるのさ 
行けばわかるからからね 行ってみればいいだけさ 
 
もてはやされることにもそろそろあきた頃に幸せは忘れた頃にやってきてはつまらないと口をとんがらせた顔やさびしい無表情な顔に笑顔をつくる 
後回しにして忘れてた幸せや あとでとっておこうとためにため込んだ幸せが一気に戻ってきたみたいだ 
晴れ晴れとした気分だった その時。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
僕は誰のために生きているのだろう 
僕は何のために何を目指しどこへこの先向かっていくのかな 
今まで何も考えたことなんてなくただ過ぎゆくままに今日まできちゃったけれど 
 この先僕一人でやっていけるか問いかけながら確かめながら ひとりぼっちでどうするつもりなのかな 何をするつもりなのかな 
 
何の答も出てはないけど もうこんな歳だしいちいち疑問に思うことに答を出すわけにも言かないから 
せめて今日は今日の分だけのたったひとつの答を 真実を出すためにがんばろうかな 出すための今日にしようかなあ 
そのために今日を生きてここにいて汗を流す 存在の理由を心の中で何度も叫びながら 僕は言うだろう 
ここにいるよと
誰のためにでも 
誰かへでもないけれど
それだひとつだけあれば今日を生きる十分な理由になる 立派な意味だろうな
 
だから 何度も言うんだ 
長い旅路の途中巡り会った君にも言うのさ 
ごめんね何もできなくて役立たずだよね 
いるだけで抱きしめてあげることも不器用で本当にごめんね 繕いのようなキスで図々しいような何にもないから代わりに仕方なくするごまかしのキスのようでとか言うけれど
 僕は言うんだ 
いつも いつも 
そんなことはない 
僕にとってはもう 
君の存在こそがもう僕を強くして君がいるだけで元気出るし君がそばにいることこそがいちばん何よりの支えだと これ以上の嬉しいプレゼントはいらないと 
それ以上はもういらない君からはもう十分すぎる贈り物をもらったあとさこれだけあればいい
私はもらってばかりで何もあげられないばかりでごめんねなんて言葉は だからいらないのさ そりゃ言われれば嬉しいけど それ以上の喜びはその以上の幸せはそれ以上の言える言葉はないのさ もはやもう僕の中には少しもその時残ってないのさ何ひとつ空っぽなのでしょう 心には 少しもないのさそれが
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
切なさ 切なさ 
あふれる 夜 
なぜか あふれるのは決まって夜なんだ 
この夜が終わってしまえば 老けてしまえば また新しい明日が昨日の悲しい夜更けのようにくる くるんだ 
訪れる夜更けがいつでも悲しいとは限らないと言う君の声がやさしすぎて素直すぎてあの頃のへそ曲がりでしかも業突張り僕には悪いが聞こえなかった 心には届かなかった…届かなかったんだな 
 
だけどでも 
今ならば 今ならば
…
何度そんな言葉繰り返してきたかなあ 
そろそろ飽き飽きしたな 思いこみのくせは随一嫌いだな
なくなってきた歳が削られ丸みをおびやさしくなった心がきっと涙を誘うように流させるその中にある小さな光に手を伸ばし何も言わずにまた夜明けを待つ 待つよ 僕は君と 目の前の君だけと
何が僕らを許さずともゆくだろう 僕たちの決心はかたく誰もかえられやしないから大丈夫だけどほんのわずかな気持ちのズレや少しの間違いがたやすく破滅を招くから 
そうならぬように 
ぎゅっと今をかみしめ 
この足できちんと踏みしめ
いつ別れても言いようになんて言わないよ もう 言わないから ラララ… だから君ももう何も言わないでただキスをしよう せめてこの夜がまた2人を別々の生活の中に引き戻してしまうこんな幸せな時間から引き戻してしまうまで それまでは離れないでくっついていよう 
 
ねぇ それがいいと
それでいいと思える今が自然にそう思えばすてきに輝き不思議に思ってた僕のなんにも変わらない退屈極まりないグチばっかの日常も光り輝く特別な毎日になっていき本当にこれが鮮やかにいつもの自然体の僕に戻す 
悲しみ避ける心はその先に待つ強さすらも惜しいほど遠ざける
気付いて惜しくなるのは僕でいつもんなの嫌だから 今気付くべきなのは今だからつかまえよう共につかまえるよ つかまえるのは 今だから ほら ほら 幸せが逃げてく前に ほら。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
もう何もいらないよ 
そう言えたときから幾度の年月が過ぎ去ったのだろうかな 
足りないならばあとは増やせばいいだけ 
終わりがその途中きたなら運命なんだと君の得意なよく言いそうな言葉で片付けて身をまかせ枯れていけばいいだろう 
すべてを置き去りにしたまま そのままにしたまま 
作りたての未完成なままの僕を残したまま 
憧れさえ涙に変わり 
やがて藻屑と消え風にのりどこか消える 
僕の口笛と夕陽があとには残されただけ 
悲しくそこに見上げる僕の瞳の中キラリあふれてくる輝く涙の粒があるだけ…好きなようにしなさい 
君は君のこれからの道を歩めばいい 
ひとり僕を置いて
僕のことは心配しないで ってなんてなあ決して心配されもしないか…さよならしたもんね 
幸せになれること遠く願いあとは何も言わず 言わないで 
口を結うようにかたく言いかけた言葉を飲み込んで 言いそうになったからすぐすかさず口を閉じるよ 
何も言わないよ 
あとは何も言えないからね 言わないよ
さよならそれ以外は 
さよならって言ったあとは涙だけが流れてしまってるから 
悲しみに暮れるばかりに過ぎてく時間さ…使われる時間だから 
何も言えないさ 
僕は今 悲しすぎて
 
いつの時も確実な愛なんてないんだと思い知らされたよ 
はじめてそこで君から皮肉にも伝えられたかのように気づかされわかったんだ 
ルララララ…。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
そうして今でも時々思い出す 夢のように幻のようだったななんて笑いながら 
今でこそ笑えるものの悲しさは変わらないけどその悲しさをバネにしてこれからの先を生きる勇気や力にしていければいいと思う
 
その先にはきっと きっと 輝くべき幸せの僕だけしか見えないかけがえのない景色 切なさも軽く塗り替えして超えられる
頑張ってきた数だけ未来は明るく明るくなるはずだから 
そのために進むしかないじゃなくすべて自分を輝かせる光だとそのための悲しみや苦しみだと思えば越えられる 
頑張って頑張ってきたものこそがいつかそれが僕らの生きてきた証になると信じてるから 僕らは生きて生きて幾多もの今日から明日へと思いを馳せることを繰り返し今という今を積み重ねずっとまた今日も今日から新しい明日へと そんな風にそうやって何があろうとずっとずっと終わりがあると知りながらも明日へと終わりまで行くのだろうな 生きて生きてたくさんたくさんの生きた証を残して 生きてるって叫びながら言うように目いっぱい生きてる喜び感じていきたいな 
もっと もっと 
ずっと ずっと 
終わりがあることなど忘れてもあるんだって意識はきっと消えずにあるんだろうけどなるべく考えないように自然体でいつもいつもいるよ 
そんな風にして生きて 生きて 繰り返す 
今という今から明日という明日に行くために終わる為じゃない証を残すための人生だからと考えてるさ。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
いくつものありがとうをもらったよ 
それだけと同じくらいの値になるイイコトしてきたつもりさ
思い出しては思わず笑いが止まらなくなるほど記憶に残るのは楽しい泣き笑いの日々だった 
だけど時たま涙こぼしちゃうんだなあ 
その理由は僕がいちばんわかっている 
わかっている 
だってもうそれは戻らないから その頃には名残ばかりだけれど考えたって仕方ないし戻るものでもない 
忘れるか忘れられるのを待つかするしかない 
 
泣いたって笑ったってそれが真実なのさ 
目に映るものが嘘か本当のことかくらい 
見極められるさ 
見極められるさ 
いつも本気も本気だからね
だからどれだけ笑われたって見えないとこでばかやってまた後は忘れちゃえばそれで万事オッケーで済むことなのさ 
済むことなのさ
きっとね
そんな風に思い出し笑いの延長みたいな日々だよ いつもいつだって 生きてる感覚感じれなくなるまで精いっぱい汗かいていろんなことで生きてる感覚を実感しながら 終わりの日が来るまで僕たちは訳もわからずわからないことはやっぱりわからないまま答を出すこともなく無理やり忘れていることがだいたいでほとんど多くはあるけど
今もそれはわからないことばかり増え続けてわからないままだけど 
それでも精いっぱい今この時という一度きりの流れの中で頭を整理してもう終わるしかないと受け入れるしかないと理解しつつうなずきながらいいたいことはいたいくらい自分でも分かるそんな気持ち胸の奥わざとためらいながらもちゃんと少しずつ新しくなる町見て忘れられるように時の流れに馴染めなくちゃねと押し込めながらしまうように少しだけの名残と言い様のない切なさが胸を焦がし変わりゆく新しい景色 
悲しさだけがまた増えるだけなのに思い出すのはいつもなぜかもう戻らないはるかなとおい昔なんだ そんな懐かしさいっぱい胸に閉じ込めて 通り過ぎてく景色眺める 
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
僕のすべてをためらいなく傷跡も全部君が包んでくれました 
僕を永い眠りからさますように目覚めればそこに君がいました 
そして気付けばまるで当たり前のように君が笑いかけてた 
幸せの形がためらいもなくそこに咲いてあるのが見えましたもう見失わないように見つめつづけて 
見つめるべきものがなんなのかこの瞳で まなざしでとらえていこうと自分と君に誓いました 
そしてその誓いはやがて紛れもない愛の真実へと変わってく 
光への階段を一段ずつのぼるように 
そっと幸せの足音を響かせましょう 
どこまでも2人のこの熱い思いがたくさん詰まった愛胸に手を当てればわかる2ついつでも脈打つ心のリズム刻むこの音 
途切れさせないようにあの頃感じたときめきを忘れないでいよう いつまでも
ずっとずっと 
愛はここにある 
いつでも僕は…私は愛し合うお互いがここにいること忘れないでやっていきましょう
手を伸ばせば温もりは近くにあるからまた元気をもらえばいいだけ少し手を伸ばせばいいだけさ 
ただいまというだけで いえばまた消えかかる心にある愛のロウソクに炎戻り僕もためらいなく君がいうならただ素直なまでに'ただいま'を返すだけさ
そこに君がいるから帰る場所があるから僕はそのかけがえのないたったひとつの君の胸の中を安らぎを得るため帰る居場所として抱きしめられるだけでもう言葉にならないくらいこれ以上言葉になんないくらい僕は確かに感謝しています 
感謝しているんだよ 
これでも…これでもかというくらいに
いつも感謝は尽きずありがとうの気持ちは変わらずずっと注がれる確かで確かでそれが当たり前のようでも
とてもとてもありふれた幸せの形 遙か昔からの僕にとっての夢でもある
僕にとっても君にとってもいちばんの本当の幸せだから それだけは何があっても曲がらないし忘れられない紛れもないただひとつの真実の形だから 形だから。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
 
それでも繰り返し訪れる明日に気がつけばなっていて 
別に変だとか思うこともなくただ身をあずけおそれることもなくその場その場ですり抜けていちいち何かの選択に迷う歳でもないから 手早く
今日なんてあっという間に過ぎていって 
今日悩んでたことなんて明日になれば忘れているんだろうな 
なかったみたいに 
嘘みたいに 
その先の明日にさえそうやってずっとずっと繰り返し季節が繰り返され歩いてくうちに不思議とその流れになれていって日々に馴染んでとけ込んでゆくんだろうね 
その先の明日へ向かって今日も少しちょっと歩幅狭めてまた僕は気づけば歩き始めていた 夢から覚めたようにはっと気づき見上げればそこにはまるで燃えるような夕焼けがあった 
どこまでも広がり視界いっぱいを燃やしつくし瞳いっぱいに映る炎に近い赤色…に埋めつくす夕焼けの赤 しばらくその景色に圧倒され目を奪われ みとれるように立ち尽くしていたんだ ずっとずっとずっと 何も言わず言えずにただただ久しぶりなようなそんなくらいの気持ち抱きしめて眺めてるしかなかったんだなそのとき僕は
 
この歳になってみてはじめてこんな心ごと大きく包まれるようなすごい大らかな気持ちになったんだな 膨らんでく胸…気持ちまで大きくなれたような大地の一部にでもなったような気持ちになったんだ
そのとき僕は。
| 詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] | 
何も考えずにいたら 
目の前に見えていた景色が急に暗くなりました 
何も見ずに生きたら 
そのうち周りが離れていっていやに静かになった
 
どうやら愛想つかされたみたいだ 
あくびばっかりしてばかみたいだ 
こんなときに何を考えているんだ
 
歌い続けたのどはつぶれて今までの美しい声が出なくなったことを知った途端誰もここにはこなくなり客足は途絶えた 
そう人はいつでもきれいなものを見ていたい生き物だ 
当然の話か 
 
みんな 僕自身を好きでいた訳じゃなく 
愛してくれていたわけでもなく僕の声を愛していたんだ 
だからその声が出なくなったとわかったらさっさと客は遠のいた 
これが現実 物語っている
そうだと思うきっかけ
そうだと確信した証なのかも
 
何ひとつわからないなら 無理をしてわかろうとなんてしてくれるな 
してくれなくてもかまわない 心配するな 明日に間に合わないなんてことはない 
立ち止まっていても追いかけなくても 
勝手に明日はきて勝手にいつか終わりがきて いくつ年を重ねて 過去という過去をひとつひとつ振り返りああと言い様もないほどの気持ちを抱き晩年に思う日が来ること僕ら知ってるから 口には出さなくてもわざわざ言わないでもそうなる時がくること僕自身いつでもたとえ考えなくてもわかるから確信があるから
 年老いた手は冷たくて ざらざらしていて 骨と皮ばかり
なぜか時々遠い昔に出会った人をだいぶ後になって思い出すくらいさ くだらないことに笑うくらいさ そんな日々が続く 明日も明後日も変わらなく 繰り返すそんなものさ 人生なんて 考えなくてもわかってるしそんなつまんないこと考えても始まらないってことも知ってるしそれに尽きるから それしかないから 
幅の広げようがない から生きていくしかないんだろうそんな風にずっと 生きていくんだろうな なんだかんだ言っても