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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[1789] 心につばさを生やして T
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の毎日はただ早々と過ぎていく
季節はもう冬だし春を待つことも
なんだか慣れてしまってこんなに僕は年を重ねてしまった
誕生日が来てもクリスマスが来ても
別になんにもおもしろくもないし祝うこともなくいつものように過ごすんだ
街はそれを思わせるかのように赤や緑色の飾りできれいだけど
なんかさびしくてなんかもどかしくて胸の奥のあたりがほろ苦いような気持ちになる
時の流れのはかなさやさびしさを今僕は冬がくるたび知るのだろうか
早く愛を見つけなければ迷路のように入り組んだこの街で

心はいったいどこへさまようというのか
旅はもう終わりなのにな世界が夢の終わりを告げているから
もうさよならをしなければならないのさ

通りすぎる景色は気にしてないから頭の中にはぼんやりしててなにがあったのか憶えてはない
眼を閉じると今も見えるんだ
子供のころに見た
実在するのかやどこなのかはわからないけど不思議な場所
水の壁が青や赤のライトに照らされて
トンネルみたいに僕は包まれてそのゆっくりとした静かな流れに目をうばわれていた
いったい僕はこの長い数年で何を変えてしまったのか 何を捨てて失ってしまったというのか
今はもう時が流れすぎたから記憶に古すぎてわからないんだ
思い出せないんだ
そのくらいに僕はあの頃に比べれば
ずい分歳をとり無駄に笑いすぎたような気がして仕方ないのさ

それでも何かを愛せたならば
たちどころに世界が明るくなるのにと見上げた夜空僕を悩まし迷わせる心に続く道
この世界にあふれるたくさんの疑問がいつでも僕に次の言葉を求めてくるから
追い立て差し迫る時があっという間にすぐ過ぎ去っていく
だから歩いてきてしまえばちょろかったとか長かったとか
ようするに先は残り少ないくらい道はせばまり後がないくらい歳を重ねそのあまりのあっという間さ

2007/12/01 (Sat)

[1788] この街にまた冬が来る
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


はらはらと静かに
ただ静かに雪は舞い降る
どれくらいの退屈と
どれくらいの日々を重ねていけば
明日は見えてくる
未来は見えてくる
形のないイメージを今夜も抱いたまま眠りにつくの また冬は過ぎてとうとう分かれ道にさしかかり立ち止まる
立ちつくす
夢もなにも決めてないまま

たくさんのやさしさと
たくさんのあたたかさに
包まれながらも
不安で 不安で 不安で
悲しくて仕方なかった
別れ別れの旅は続く
出逢いは永遠の別れなのかな
始まりは新たな終わりの序章なのかな
静寂に降りしきる太陽光 春がまた訪れる見上げればもう…
答を知らせる
僕に 僕に 僕に
大切にすべき抱きしめるべきフレーズは
ああ 愛してる
ただ 愛してる
もうそれ以外僕には取り柄ないから
何もそれ以外僕には残ってないから
真っ白くなる ここには何も もう…

どうしてか今さら涙は頬を伝うの
どうしよかどう君に想い伝えたらいい?
わからないから
空に聞く
星に聞く
月に聞く
自分に聞く
冬に聞く
返事はかえらず
ただ雪が降り続くだけ
悲しみの雨に変わらないように今だけは笑うから 無理矢理にでもさ…少しでも素晴らしい明日が見れるように 今は笑っていようね 冬が来たからには

はらはらと静かに
ただ静かに雪は舞い降る…
中央広場 商店街
表通り抜けりゃ大きなツリーと緑色と赤で電飾されたきらめきが僕を舞ってる
そこにある
そこにある
ほんのちょっと
手を伸ばせば幸せもつかめるはずだから
ほら ほら ほら
笑ってごらん 冬が来たからには

この街にまた冬が来る
冬が来て
街を白く染める
明日にはつもることだろうな
きっとつもることだろうな
雪合戦しようねと笑う
笑う 笑う 笑う
僕らは。

2007/12/01 (Sat)

[1787] スノーフラワー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


冬になればもうすぐ雪が降るのかな
そんな事思ってはまたいつの間にやら
眠っていたみたいだ
冬は重い足取り僕は扉を閉める なかなか鍵が掛からないのでいらいらしながら
くだらないことにいらだつ毎日は雪が降れば冬になれば終わるというのだろうか

どうなんだろう?
こんな毎日やこんな毎日に適当にやることだけやってただ身をまかしてる僕って

目覚めりゃまた笑えるから 笑えるのになぜだか今だけは涙抑えきれないのさ

涙冬に溶けて寒さにやられないように
着込んだから平気さ
でも僕らは心までは着込めずに凍えたまま
代わり映えない日々だけ過ぎただつなぐのに忙しく忙しくしてるだけ
続いてく何かもどかしくて何か足りない冬の色に染まった街続いてくホワイトストーリー
紡いでく僕とキミで歩いてく

笑い泣き迷い悩み
苦しみながら 冬は雪を降らせ 流れてくどこまでも どこまででも
まるで終わりを告げるかのようなさびしさを与えるよ
冷たさが身にしみて心のわだかまりほころんでくよ
両手を重ねてそしてかざして雪の冷たさを確かめるから
今が冬だと思えるんだな
今が冬だと気づくんだな
あらためて気づくんだな
あたためてよ 冷たくなった両手をこするように抱きしめもしてよ

心に咲くのはスノーフラワー 歩き出せば短くて早い振り返れば長く遠い旅だったと思うんだよ時を重ね何はともあれ大人になった今になりはじめていえることがあるだけましさ
来年も再来年も
ずっと こうやって続いてくように
祈る声は寒空の向こう輝く月まで届くといいな 唇と唇を重ねるようにいつも一緒に心からつながっていられたならそれだけで冬も暖かい 毎日が楽しくなる 楽しく過ごせる 楽しい人生になる キミがいるだけで こんなに寒い冬も大げさだけど春みたいにあたたかくなるんだそんな想いひとりつぶやいて。

2007/12/01 (Sat)

[1786] ブラックメルヘン 続き
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


た数だけ楽をして寝転がって暇してきた分だけそのつけが僕に回る。その罪の形が未来へと姿を変える 今 今 今 今
変わっていくんだ

悲しいだけの妙にリアリティのあるおとぎ話
それはブラックメルヘン
それがブラックメルヘン
それはブラックメルヘン

僕の中で延々回り続ける 悲しいメルヘン
厳かな日々たち。

2007/12/01 (Sat)

[1785] ブラックメルヘン
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


傷つけあった分だけ人をいたわることをおぼえよう
ののしりあった過去があるならその傷の深さだけ誰かを愛せる喜びを知ろう
そして誰かに愛されることの喜びも知ろう
もう傷つかなくて良い
十分傷ついた
十分悲しんできたから 苦しみ続けてきたから
今度は喜びを感じる番だろう
悲しいと叫ぶ声は胸に潜むどうしようもない不安にかき消されて 声はふるえてしまうから悲しいと叫んでも言葉にならずに誰にも伝わらず届かなかった

流れる時の数だけ歳をとる 傷を背負う
その歳をとった数だけ何かを学び見てきた
歳月の中で何かを得て失いもした
そのたびに涙は流れ笑顔を浮かべ 悲しみに立ち向かっていく勇気をなぜかいつの間にかそなえていてその勇気でなんとか持ちこたえ頑張り抜きくり返した日々
だからこそ今がある
だからこその今なんだ
頑張り抜いた日々がなければ頑張らなければきっと今はなかったから
悲しくても苦しくても
今があることに素直に今なら感謝できる
あの日は苦しくて苦しくて何でこんなことしなきゃならないんだろうとグチばかりをいい悲しかっただけだったけど
今は違うよ
今は違うんだ
頑張り抜いた結果がいつも正しさとして僕に返る
そのたび何か知らしめるように現実は僕に勝ち気に笑う
勝ち誇ったような世界が僕の未来に支障を来す
その結果がこれだとでもいうように
がんばらずに楽ばかりしている人たちは夢も叶わないさ夢を抱かない人たちは無視するさ
通り過ぎてく景色
歳だけくわせて
生きてる意味も理由さえ見いだせないのは毎日を楽しめるほどの余裕も喜びも感じないから
そうなった理由は一番自分が知っているだけになにもこちらからはいえずに…

世界はだんだんと僕から距離を置き離れてゆく
僕のいるここからは見えなくなるくらい遠くへ

あくびをした数だけ面倒だと途中で投げ出し

2007/12/01 (Sat)

[1784] 寄り道しようよ散歩しようよ
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見送りながらも
毎日毎日楽しくやってるよ しかられることもしばしばだけど それでも
毎日毎日楽しくやってるよ…
やってるんだよ
どんなときでもどの季節でもどの時間帯でも

はーっと吐き出した息は白く煙り消えた
吐いても吐いても結果は同じで消えるよ
僕の知らないどっかへ
それはまるで宛もない旅をする風のようでもあり旅人のようだった 少しそれに似てた

日々は続く
日々は続く
日々は続く

まどろんだ後で
大きなあくびをした後でもその先の物語は続いていくよ
時間のペースは速まることなく落ちることなく
ただ一定の速さで流れページをめくっていくよ 一枚一枚 一日一日確実にめくっていくよ いつも
終わりが僕の心のドアをノックして訪ねるまで ドアを開ける勇気があってもなくてもねドアは開き終わりは僕を連れ出していく
でも今はそんな先の事より今をいきることに専念すべきだと思うから 1分1秒を大事に一日一日の瞬間瞬間を大事に生きていくことが僕も正しいと思うから
そうやって明日もずっと 明日からもずっと同じ要領で生きていくよ ああ………
ずっとずっと 歩き続けて どこまでも…
だから寄り道しようよ散歩しようよ
今を楽しむためにそれも大事で必要だからもう戻らないから1分1秒さえもね
だから寄り道しようよ散歩しようよ
しようよ しようよ
しようよ しようよ。

2007/11/30 (Fri)

[1783] 寄り道しようよ散歩しようよ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


早くなったり遅くなったりいろいろだね
寒い今頃の冬になれば時間は夏の時と違ってもう日が落ちるの早すぎないって時間に暗くなる 暗くなる
時に時間を追いかけながら
時に時間に追われながら
それにあわせて走ったり歩いたりしてる
いつも いつも いつも
僕らは
いつも いつも いつも
何か探してるんだな
何か思ってるんだな
ふと気づけば
ふと気づくと
大人で 早いもので歳だけ重ねてるって毎日がそれでも続いて行くよ
影は伸びきってやがて暗闇の中に消えてはまた光に照らされ浮かび上がる ふたつ並んで寄り添う君と僕の影
たまにはこういうのもいいねと柄じゃないなんて事はいわないさ
素直な心で考えればこんなにも素直になれてしまえるんだね
見慣れた夜の町のはずれの方のさびしさと心の中に飼い慣れた不安もやり慣れた退屈な暮らしとそのほか様々
今ではどうにでも好きなように気の抜けるような憂うつもつまらない退屈も操れるようになったよ
がまんをおぼえたら
なんだか少し本当の意味での大人になれた気がした
まだまだ長く続く日々つまり人生
続いて行くだろう
同じような日々でもちょっと変わった日だとしても一日一日の不安を一つ一つ消していきながら
ゆっくりのんびり歩いていくんだ 焦らず急がずあわてる事なんてあわてる理由なんてないはずだから
今はゆっくりゆっくり生きていけばいいんだよ きっと
大人になったからってなにが変わるわけでもないから
これといって実はなにも変わらないのさ
ただ自然のままいつも通りあの頃のように同じように笑い泣き迷い悩みながら
そんな風に暮らしていけばいいんだよ
生きていけばやっていけるさ ああきっとやっていけるさ
やってみせるさ
見ててごらん ほら
僕の隣で
僕の肩によりかかりながら一日中やることも見つからずただ時間を

2007/11/30 (Fri)

[1782] 寄り道しようよ散歩しようよ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


そして夢から覚める
覚めたなら新しい今日におはよう
寝ぼけた頭を熱いコーヒーで起こす
顔を洗う やることだけやっていればいいかっていうとそうでもないらしいな
だけどそのやることにさえ苦戦してる僕はだめな奴なのか
時々思ってはなんだかむなしくなってまたもため息

ああ 僕らはこの長い人生の中で 小さくすれば1日のその中でどれだけの事やれるの?やり遂げられるの?今こんな自分でも何かできることはあるの?
気になるよ気になるから仕方ないので僕は探してるんだ それを探してるんだ
それがなんなのか探しながら見つけて行こうとなにを探してるのかまずはそこから
明日も明後日も歩く距離はだいたい同じくらい 時間も同じ速さで進む 立ち止まってても風邪を牽いても探すのだけはやめません
その何かを探すためにいろいろ大変な思いをしながら捨てたり拾ったり失ったり得られたり
さよなら はじめまして重ねる 何度でも毎日毎日
僕が探してるのがなんなのか考えて考えて判別しながら いつもいつも…

ほらちょっと 寄り道しようよ散歩に出ようよ
今よりもっと自由になりたいって
つまらないこの世の中に縛られたくないって本音で素直になって語り合おうよ
本当の心隠さないとだめなときもあるけど
僕といる時くらいは僕の前くらいでは本当のこと本当の君を本当の心を見せてほしいよ かまいはしないから ほら思ってることぜんぶ吐き出してごらん 僕みたいに愚痴を言ってもいいんだよ
すさんだ心の汚れを磨いたみたいにきれいに洗い落としてくれるのは
枯れてる気持ちを潤してくれるのは君以外にはいないのだから
本気の本音で向き合って恥ずかしがることなんか何ひとつないんだからさ

月の明かりがふたりのいつも歩く道を照らしてるよ
足元に影はできて伸びていく空は夕暮れ
時間もそれにつれて日が落ちるのが

2007/11/30 (Fri)

[1781] 寄り道しようよ散歩しようよ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ほら またうそをついてしまった君に
生きたいなんて僕にはかっこ良すぎて
似合わないから心にも思ってない事を
つい口に出してしまっただけ
でも本当は生きたいと思ってるのかも
だって現にいま君と生きてる毎日は楽しくて
楽しすぎてすぐ時間が過ぎてしまうからちょっとだけ悲しくなってたり切なくなってたりする 気づいてないだけではっとする心時々ゆれるよ

半分はこのまま終わりまで生きるつもり
もう半分は終わりにしたいと思っている
だけど本当は気のないふりして生きていることそう頭では思いながらもけっこう僕は楽しんでる ただ変な意地がこんなところで出てるだけ

愛っていうならそれはちょっと違うかも
でもふたりはそれなりの距離と歩幅で近づきすぎず
かといって離れもしないでちょうどいい感覚をあけて歩いている ゆっくりのんびりそれぞれの速さとペースに口出しや文句を言うこともなく
案外ため息つきながらも少し経てば笑ってたり早いものさ 立ち直りは

今日1日が暮れていくよ。ちょっと今日のこと振り返ってみたりするのもいつの間にか当たり前な日課になって
明日はどんなことがあるのかなぁとそわそわする気持ち
大切なことを忘れないように胸にしまって
泣いたり笑ったり当たり前にただ繰り返してくだけが僕の想う幸せな暮らしだと考える
特別なことや人の生活からかけ離れた毎日なんてこれっぽっちも求めないから
ただ自然なままのそうさ今のままの暮らしが 毎日がいちばん幸せだと思うから
だからこれ以上の事は求めないしいらないよ 願ったって
僕は今十分満たされているのさ 幸せだから本当に…
これ以上望んだら欲張りな気もするしさ
それも相まって僕は今幸せなのです とても言いようのないくらい 言葉にできないほど時々汚い言葉でグチるけど気にしない気にしないで
気づいたら日が暮れて眠りの中

2007/11/30 (Fri)

[1780] ラブコミュニケーション
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


この頃雨ばかりの天気だったけど久しぶりに晴れになった
日には何か良いことがあるのかなぁ
この頃なぜか理由もないけどなんだか気持ちごち沈んでた
心の持ちようだと自分を励ましても

続いていくよ まだまだ終わることのない旅路は明日からまた明日へまた明日ねと
いつものように別れの言葉つぶやく
そんなときなぜかまた明日会えるのにキミと過ごした今日はもうかえらない
明日の今日は今日の今日とは全くの別物でやることも過ごし方も違うのさ
だから悲しみふいに涙になりあふれる
男のくせに情けないかな? 深く考えすぎ?キミから見たらこんな風に涙を流すのはおかしいことなのなのかなぁ…

言葉を上手につなげて 次に言うべき言葉を途切れさせないで
いつも誰かと話すとき 別に何も意識したり考えたりしないよ
ただ無意識に流れるように言葉が出てくるだけだけど
君と話すときは違うんだ 言葉のひとつひとつ変なことよけいなこと言わないように意識までして気をつけてる僕

心からあふれる飾らない言葉をつかったらそんな事意識する必要はないと思うけど
自分の中で考えてああでもないこうでもないとこねくり回して作ってしまうんだ作りもののそんな形式にとらわれた言葉にはなんの温かみもないとはわかってはいるけれど
ありのままの姿や言葉にキミがうなずいてくれるとはなかなかどうしてもさすがに思えなかった
そこまでキミの心広いともわるいけど思えないのさ ああ

でも 思い伝えたい
キミを思う気持ちはいつまでも変わらなく一途で愛のままだから 思い届けたい
だからちょっとかっこもつけたくなるのさ ふとしたそんな仕草の中に潜む若さ
ああ キミと話そういろんな事 明日のことも 未来とか将来のことも 大切なことも キミと話そう ラブコミュニケーション。

2007/11/30 (Fri)
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