詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
永久に出られない
夢の監獄
人はその中て夢を見つづける
ただ夢は幻のように
ただ夢は夢のままに
僕は夢をみる
夢の監獄で
閉じこめられたまま
美しい 美しい
夢をみながら
そのうち酔いしれたままで死んでゆく
死んでゆくのさ
安らかな寝顔を棺の中に横たえて
生まれたときの心より真っ白な顔をして。
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ただいまという僕の声と
おかえりなさいという君の声が
混ざり合った その瞬間に世界一すばらしいハーモニーが生まれるんだよ
そんなハーモニーにはどんな世界的な演奏会もどんなオーケストラもかなわないのさ
そんなハーモニーからすればなんの価値もない ただの雑音です
それほどこのハーモニー
すばらしい
すばらしい
すばらしい音色
心に降らすのさ
涙の雨
熱くなる 心は 温暖化
君と僕がいなくちゃ
君と僕以外じゃ
生まれないハーモニー
君と僕じゃなくちゃ生まれないハーモニー
今 また 今夜
生まれた
流れ星よりずっと
綺麗な声が町中
宇宙を突き抜けて
ほら 見えない愛の形が わかるでしょ?
ふたりなら
ハーモニーは重なるという意味でハモるとも近頃ではいうらしいが
そんなの無視して
僕らは僕らで素敵なハーモニー
夜 に 響かせよう
心 に 響かせよう
誰より
世界中の
恋人たちのハーモニーにも負けないように
競うわけじゃないけど
さあ さあ
強気でハーモニー
今 僕ら ハーモニー。
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大好きな人を死ぬまで愛し続ける
変わらない心と気持ちをもって
ただそれだけのことをなぜに誓うのか
なぜに式で祝うのか
僕にはあたりまえすぎてわからないよ
古い人間だからかな
古い頭の 古い人間だからかな
でも誓うよ 誓うよ
他人には言ってないんだ
君に 君に言うんだよ
今
小さな ろうそくともる部屋
君の表情をかすかに照らしてる
薄暗い世界
それでも君とふたりなら不思議とこわくない
だから 君が好きなんだな
だから 君が好きなんだな
そんな理由で
君じゃなくちゃ
君じゃなくちゃ
大好きな人を死ぬまで愛し続ける
変わらない心と気持ちをもって
果たせそう
果たせそう
いや果たすんだ
もう決まってるよ
僕は寄り道しない
まっすぐ
心はいつもいつも
いつまでも
君に向かって
まっしぐら
君に向かって
全速前進
君の笑顔まで
君のお帰りっていう声までゆくため
それだけのために
それだけが欲しくて例えば愛したり一緒にいるんだな
そう思えば納得するかい?
いくつ並べれば納得する?
今夜もマイホーム
帰り道にて
ちょっと遠くからでも聞こえる家族の声
ああ やっぱりあの声なんだな おれの帰る場所はひとつ
おかえりなさいがよく響く場所
やさしさの待つ家だ
あの家だ
そして君の今言ったその声だ
たしかに聞いたよ
愛してる…
なに?いきなり
恥ずかしいわって君
だから好きだよ
うまく言えなくても気持ちはちゃんとここにあるから
おかえりなさいは今夜もほら だから
やさしくなめらかに響くでしょ 疲れた心が涙を流すでしょう
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君に一言でこの愛が伝わるような
とびきりの言葉 何かないかなあ
そんな言葉あるならば誰も苦労はしないよね まったく愛というものは手のかかるものだな
花束なんて
贈り物なんて
わき役はいらない
そういう君の言葉に僕は惚れたんだ
思えば僕も小細工を用意していた
よかった
君に嫌われなくて
君にフォユー
この思い
僕ごとフォユー
そしたら多分
夢見がちな君なら
思いの方じゃないわ
あなただけ
あなただけよと言うのかな
なんかめんどくさいな
女の子は…
だけど
そんな君に恋したのは僕でして
今さら後には引き下がれないのさ
君が好き この思いも簡単には捨てられないから
心を込めたこの気持ち
僕を受け止めて
僕は僕自身を君にプレゼント
どうだい?
今ならお手ごろ
うるさい恋敵もいないんだよ
僕は君だけのもの
僕は君がうなずいたとき
その瞬間に飛び込んで
言うつもりなんだ
言うつもりなんだ
恥ずかしげもなく
世界で一番君を愛してる
もっとも簡単でスタンダードな告白セリフ
でも泣いちゃうくらいうれしかったと君は僕の手をにぎりキスをくれた
やっぱり僕には君
こんな二人
手をつないでいる姿
一番 誰より似合いさ
そう思えるほど僕は君にいまだあふれる運命を今も感じてるさなかです
だからこそこの愛をフォユー
だからこそその愛をフォミー
愛の投げっこ
水のかけっこ
言葉の投げっこ
私のほうがいや僕のほうが
そんな幸せな言い合いが続くこと誰より願う僕がいる
未来でもあいかわらず僕らは多分
ううん 絶対
永久に 永久に恋人
世界で一番お熱いカップル
目配せするよ
ウィンクひとつでフラフラ フラフープ
目が回る
幸せの絶頂
波にのまれた僕はおぼれしにそうだ
君にゾッコンさ〜
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ラブ それは愛し合う二人の合言葉
ラブ いつもいつまででもこのままなにも変わらずなにも変えずに一緒に同じ空を眺めていよう
思い返せばささやかなことが一番心には残りやすいんだね
例えば君と見た夏の花火や例えば君と見たあの海の青さや小さな事が小さな事がすばらしい思い出
君とこうして一緒に笑いあえる今
君とこうしてあたりまえにいれること
ゆるされなくなるまで僕は君の隣で愛を歌い続けるから
君にも聞いてほしい
夢みたままでいいから
大切な大切な事はなかなか言えない
だから目を閉じたまま言葉じゃない何かで気持ちを届ける
伝える気持ちは
その思いのすべてはいつまでも色あせることのない消えない愛の傷跡
僕のメッセージ
刻み込むよ
この思いのすべてを形にしたいけど
そんなコト難しいから君がわかってくれるように愛の形を説明してゆくんだよ
紐解いていくよ
愛のパズル
いつかかならず
君にも伝わるから
今はもう少しゆっくり過ぎ行く景色を眺めているとしよう
この気持ちは
この思いは
あなただけへの
命を懸けた
何もかも捧げた
プレゼントだよ
僕が一生でただひとり愛す君の名前はひとつだけ
今から誓うよ
大丈夫 君が僕といたいと思ってくれる限りは僕は君の傍にいる
ラブ この愛は死んでしまっても身も心も捧げた僕らだから天に昇ってもね
もちのロンで変わらず愛し続けてる
救いようないくらいまったく引き裂けられない恋人さ
愛は僕らと共に天に昇る
せめてそれまで現世に未練を残さないように君は僕と 僕は君と 思い出を心に刻んでいこう
言いたいことは言葉にならないくらい深くたってさ
きっと僕らそんな形だけの言葉なんかよりずっと素敵な強い絆で結ばれてるから
お構いなく 神様…仏様…皆々様…
僕らは僕らの愛を貫くだけさ。
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僕は君の中に張り巡らされたいくつもの謎を解き明かす名探偵みたいなもんさ
君の中にある謎に惹かれた僕は君をなぜか愛すことに
変わってた気持ちはラブって気持ちだから
すばらしい魔法みたいに僕は君のことだんだんだんだん好きになるのさ
恋する名探偵
絶対謎を解き明かす
そして君っていう
僕の心奪った
そっけないこそ泥をつかまえてやる!
愛の名のもとに
永久に外れない手錠を君の心にかけて今度は僕にメロメロにさせてみせるから
待ってろよ
首を長くして
そのままの美しさで
おいしそうな君で
笑って 新鮮なままの君を召し上がりたいから
最高の最高の笑顔でむかえてくれよ
違う世界で生きている二人
結ばれないはずの運命さえ裏切って逆らって僕は君と結ばれるの
こそ泥なんて言ってごめんね
キスをしよう
嘆きのキス
略して投げキッス
それで貸し借りなしだ
君と君と二人で夜の森を抜けて騒がしい街へ ドアを開く
続いてく日々だけが二人の未来を その先を知っている
神様もわからない知るところじゃない
二人の秘密
めくるめくストーリー
誰にも内緒さ
いつかこのストーリー終わるまで
僕らは愛し合う
それだけ伝えたらあとはバイバーイさ。
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明日の予告を教えてほしい
明日はなにが起こるのか
心配で心配で眠れないから
月を見てみても花で占っても
リアルな現実には届かない
真実とは思えない
明日は明日 明日は多分わからないからまた楽しい
わかっちゃったらそれがないから悲しみも一層深くなる 明日にたどり着くまえに全てわかっちゃったらきっと絶望してしまうよ 人生に未来に
わからないほうがいいんだ
わからないからいいんだ
だから
僕は明日を知らないまま 知らされないまま 気になる気になるって気持ち抱えて夢に沈む
より知らない世界
未知なる明日への憧れ
強い羨ましさ
だから明日はきらめくんだね
だから未来もきらめいて見えるんだね
夢もまるで楽しみだ
宝探しにゆくみたいで
僕ら旅人みたいで
素晴らしいのさ。
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希望の花を踏み潰さないで
見えなかったの?足下に咲くチャンス
見えたけどなんだかこわかったから
わざと知らないふりをして踏み潰した
太陽はずっと僕を焦がして 身も心もぐちゃぐちゃになってもうこれ以上焦がせないくらいなのに
花は僕を 未来にまで縛りつける夢
花の夢 僕は花 夢みる花だから いつか咲く日を夢みているんだ きりもなくただゆらゆら
花の夢
僕は花びらを黒に白に染めて揺れ惑う
ただの花
珍しくもないさ
僕は花。
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旅人はどこに向かって旅してゆくのか
旅人は旅人になるつもりで生まれたのか
生きている意味もわからないのに生まれた意味なんてわからない
だから誰かの身勝手な一存や誰かの思惑に縛られた運命によりこの世界に放たれる事もあるさ
だけど僕はそれでもなぜか笑顔を咲かすよ
心に心に
この旅の喜び
そして悲しみ
感じてきた全てはいつか綺麗に終わる
何事もなかったようにあとにはただ線香の煙が戦士の栄誉をたたえるように揺れてるだけで
なんてさびしい人生か
夢を手に入れても
なんて悲しい人生か
路を踏み外しても
ちっとも痛くない
こんな傷たいしたことはない
問題はこんなもんよりずっとずっとずっと難解だ
息を切らし走り抜ける日々 やがて終わりのゴールテープが見えたならあきらめもつくだろう
ああ 楽しかった
ああ もっと生きていたい
そう思うのはこの世界の楽しさに気づいてしまったから
それもまた悲しいものです
だけど知らずしてはきっともっとむなしかったはずだ
旅人は決して綺麗な未来や場所を目指して歩くわけではなく
朝陽なんかよりももっと渋くっておそまつなあれで構わない
旅人には笑顔だけじゃなくて地図なんかより涙が必要だ
いつか旅人の命のタイマーがゼロを指したら旅人は消えて
旅人の行方は誰も知らない 旅人自身さえこの世にはいないから誰もわからない
死ぬまで人は悲しい運命にもまれても笑って 己の運命や宿命にやがて燃え尽きても最後まで人は神様の意図を知ることもなく同じように運命を抱えた出逢いを果たした大切な人にさよなら告げる
その途中
僕のろうそくの炎もたまに消えそうになるのさ
それも小さな出来事で
だけれど今はかろうじてとりとめてる命
向かう先は光と闇を繰り返す世界
死ぬまではリアルという幻が目に映るよ。
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命のカウンターがゼロになるまで
僕は生きていく
なにもないゼロになるまで走る
僕は僕に誓う
まだ1がある
まだ1もある
だから最後の希望捨てずあなたも生きて
僕も生きるから
泣いちゃうくらい本気でどんな瞬間も
様々な運命に翻弄されて命は揺れる ゼロに振り切りそうな時もある
なくした時は後ろには戻らないけどゼロから1にはならないけれど
頑張って持ちこたえる
こんなとこで死んじゃだめだと
終わってはだめなんだと
生きる理由や生まれた意味なんてなにもないけれど
僕は生きる
ただ旅人気取って
僕は僕として
誰の為じゃなく
何の為でもなく
生きる 生きる
いっそゼロからゼロに向かって僕らは
生まれた頃の無の中へ また戻ってゆく
ぐるりと回ってスタートから同じゴールに向かって走る
その過程
ゴールにたどり着くまで間で様々なドラマがある
僕も君も誰も、皆その旅の途中
今、君はなにを想う?
僕は自分に語りかけるようにいう
自分も同じ限りある命を運びし旅人だから
ゼロになるまで
ゼロになるのを
待たずに 待たずに
待たずに 待たずに
ゼロになるまで
ゼロになるなら
精一杯 目一杯に
精一杯 目一杯に
命を燃やし光の中
走り抜けてゆこう
実りある 夢を抱かん
僕はゼロ ゆえにゼロ
なにもないんじゃない
どんな色にも 無理なく染まれる白
僕はトランプのジョーカー
オールマイティー 不可能のない自由な奴さ
僕はうたう
日々 削られる 命に向かって
昨日の自分に 弔いとして おくる
そしてまた死んで逝く僕に向かって
ゼロにまた舞い戻りうたうのです
そのためのゼロ
そのためにゼロ
僕は白く染まる
罪さえ塗りつぶす
ゼロの魔法に染まる
僕は今も昔もゼロ。