詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
なんとかなるさ
なんとかなるのさ
ぜったいに
なんとかなるさ
なんとかなるのさ
かならずね
なんとかなさ
なんとかなるのさ
まちがいなく
なんとかなるさ
なんとかなるのさ
なるのさ
なるのさ
なるのさ!!!!!!!!!!
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白線をはみ出して
抜け出すのは無邪気な少年少女
あの日流れた懐かしいメロディ
今じゃすっかり廃れて廃盤ドウゼンさ
このタウンはいつもやさしいけれど
やさしいからなくなってしまうのは名残惜しくもある
形だけのおもちゃのキングダム
悲しくなるよね
過去を映し出す映写機がいつ止まるのか
気が気じゃないよ
僕らにしてみれば
君が越してからよく行った喫茶店がすぐ潰れたよ
時代を感じさせるようないい雰囲気の店だったのに
残念としか言えなかった
照り返す夏の太陽
あの冬に置いてきた
君との淡い想い出
あったかいコーヒーを飲んで
あったかい食事で囲んで
あの日みたいに君と夜通ししゃべりたい
手紙にはさよならとだけ
きれいすぎる文字で書かれてた
ある朝ポストに届いた最後の手紙
恋の終わり
あぁ 恋の終わり。
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悲しいとき
嬉しいとき
不思議と涙が溢れて
両頬を冷たく伝う
時に温かく伝うさ
淋しいとき
空しいとき
君がいつだって隣にいてくれた
何気ない言葉で背中を押してくれた
心ごと包んでくれた
そうしてまた悲しみが僕の心のドアをたたくなら
涙がまた溢れて
仕方ないくらい泣き崩れて
膝を抱えてしまう
だけど君の言葉は不思議で
そんな悲しみにくれている僕をいやしてくれる
何げないけどとても温かい言葉で
だから、涙はまだとまらないのさ
悲しくない
嬉しいから
だから、涙が溢れて仕方ないのさ
朝も昼も夜も
泣いていれば
君が近く寄り添って
一緒にこの悲しみを
この喜びを分かち合ってくれる
ただそれはこの僕のためだけに
君は側にいるという
そしてまた僕は涙で心が熱くなる
とても嬉しいからさ
悲しいんだけど
とても嬉しいからさ。
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正しい答を紙に書き出して
君のご機嫌取りの為だけに
僕はここにいるんじゃない
さよならはつかの間の別れか
それとも永遠の別れなのかな
まっすぐに続く道
踏み外したり反れたりしないように
なるべく生真面目に
過ごす日々になんとなく息苦しさを感じた
為す術もなく
世界は壊れて
僕の心君の心
やさしさ失う
僕の為だけに
やさしさ失う
傷ついた鳥は
空へも羽ばたけず
地に這い蹲る
僕の為だけに
蒼い涙を流すのさ。
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君がそばにいるだけで
世界はこんなにも楽しくなるのさ
ねぇもっと僕は楽しみたいからね
君の好きなもの好きなこと嫌いなものも嫌いなことも
ぜんぶ教えてよ
あぁ
今日も日が暮れて
1日ご苦労様でした
今日の悲しみは
明日には喜びに変わるのかな
それは誰も知れはしないことだけど
でも何もかも知ることができたなら
きっとつまらないだろう
先の見えない真っ暗闇の明日なのだからこそ
楽しみにしてさ待ってられる今日だってあるからさ
いつもいつでも悲しんでいるわけじゃないんだ
街に灯りがともれば
昼間の騒がしさなどまるでうそみたいに
静かに静かにただお星さまが夜の空に散らばっているだけ
不安なことなら君がいてくれればなんにもこわくないさ
不思議と心もかるくなっていく
ただそれは君がそばにいるだけで
僕はこんなにも楽しい夜を過ごせる
明日がどんなに悲しい日になるとしても
明日の夜になればまた忘れさせてくれる
君がただそばにいるだけで
僕はなにより幸せ
僕はこんなに幸せ。
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何気ない君の言葉
心に届く言葉
君を想うこの愛が
心を繋ぐ言葉
ハートの形をした
愛が届いたら
僕は君の家まで
真っ先に向かうよ
さよならはいつも
突然におとずれて
悲しくなるから
そうならないように
僕はいつでも君を想い
そのたびに悲しくもうれしくもなるのさ
何気ない君の言葉
心に届く言葉
君を想うこの愛が
心を繋ぐ言葉
うそに溺れてしまう前に
今きこえてる君の声だけを頼りに
素直になればねこんなにすがすがしい
心がかろやかだ
もう戻らない過去を悔やむよりも
大事なのは今を見つめることさ
君にもらったたくさんの言葉
数えきれないたくさんの場面
これからも変わらず大事にしたい
ただの一つもなくさないように
これからも君だけと生きてきたい
何気ない君の言葉
心を打つ言葉
互いを想いあう愛
心も躍る言葉
心に届く言葉。
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何でもないやい
悲しくもないやい
どんなに君が離れても
僕は別にいいんだ
どうにでもなれ
そうは言いつつも
君の電話を待ってる
素直になれない僕はだめな奴だ
君の家の前を行ったり来たり
いじらしいこの心
何でもねえやい
淋しくもねえやい
どんなに空が青くても
僕は独りでいいんだ
ほっといてくれ
こんなに青い空が哀しみさえ乾かして
誰もが素直になれよと言いそうだ
意固地になってるこの僕に
ホントはすごく悲しいよ
ホントはすごく淋しいよ
素直になれない僕のままでは
僕は独りのままさ
ずっとずっと。
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信じられるものなら
僕だって疑わずに信じていたい
裏切りをしらない人間なんかこの世界にはいないから
信じられなくなる
信じたあげくの結果をしってしまったから
のほほんと一日中空を見上げて
誰かのせいにしてしまえばいい
のんびりと青い空に雲が流れて
あがいてももがいても明日は来るそれならば仕方ないとあきらめたならゆこう明日へ
行くべきところはいつも変わらず明日しかないから ゆけないからどっちみち
だからね
じっと待つだけの今日さ
あぁ待つだけでこんなに胸は跳ね上がる気持ち
心なしか不安だよ
この夜の途中で
僕は不安なんだよ。
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遠く揺れる陽炎
庭に咲く朝顔
縁側でみた夏の夢
弾け散った花火のような儚さを残して
過ぎ去っていく胸元の火照りと暑さに
寝苦しさを感じた
夜長にみた夏の夢
飛び散る光。それは蛍
悲しくも儚い名残惜しさをひそませた
忍び寄る秋。ただその気配
縁側でみた夏の夢
静かな中にきこえる蝉の鳴き声
遠ざかる音を耳にして
少し眠るぼく
祭りの後の静けさに似た気持ち抱きしめながら。
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名前のない駅で名前のない列車を待つ
名前のない駅へ行くための列車を待つ
君はついてはこない
ぼく独りきりの旅さ
真っ白な頭に浮かぶのは
君のあの笑顔
それだけを鞄に詰め込んで
この街を離れる
名前のない駅で名前のない列車を待つ
名前のない駅へ行くための列車を待つ
君は一緒じゃない
ぼく独りきりの旅さ
真っ青な空に浮かぶのは
沢山の想い出
それだけをぎゅっと握りしめて
列車に乗り込む
置いてきたもの
取りには行かないさ
もう戻らない
ここには戻らない
形のない大切をこの胸で感じてる
熱くなってしまう脈動を
哀しみだけで染めてしまわないで
やさしく手を振り
別れ際さえ穏やかに
ぼくは遠ざかる君の姿をずっとずっと
列車の窓越しから見ていた
ぼくは遠ざかる思い出をずっとずっと
何年経っても忘れないから。