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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[1229] 未来へと続く道(後半)
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


あたたかく僕らを照らしながら
未来へと続く道はまだ終わらなく果てしなく伸びる
終着駅はここからじゃ見えないから
僕らは一歩ずつ一歩ずつ歩いては休む
終わりが見えるところまで
僕らはゆっくりゆっくり話ながら歩く
そして始まる時も終わる時も大地は目をつむり眠るように永い夢に僕を誘う

それまではずっと
僕は歩き続けて
この世界の地上で
僕は生き続ける
その先の明日へその先の未来へいつもいつでも進んでゆく。

2007/07/06 (Fri)

[1228] 未来へと続く道(前半)
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕は今確かに未来へと向かって歩いている
いわば旅の途中なんです
それぞれがそれぞれの速さと歩幅で歩いたり走ったりして
みんな当然いろんな悩みや迷いを抱えてる
でも少しくらいいやなことがあっても歩いていけるのは
きっと僕も見てるあの光が夢に続いてるから
それに向かってそれだけを考えてる
だから歩いていけるんでしょう

ほどけた靴ひもなら今度はぎゅっと固く結んで
もう今度はほどけないようにすればいい
時間の流れはとてつもなく知っての通りの正確さで
僕らをあっという間に大人にする
明日を楽しみにしてた頃からずい分月日が流れすぎて
あの日感じたときめきは悲しいほどの溜息に変わる

未来へとまっすぐ伸びるこの道
たとえ思い通りの明日がこの先こないとしても
僕は決してやり直せない道を歩いてきたから
それをわかっていながらも生きてきたから
後悔するよりもきっと時々そう考えてしまう
自分がとてつとても嫌いになる

あの日みてた光はずっと僕が変わらない場所にいても
消えずにまた追いかけてくれるのを待っているみたいに
僕の中で輝いている
夢に破れた誰かの中にもきっと輝いているはず

2007/07/06 (Fri)

[1227] 主人公より脇役だった僕
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


少し前の僕らよりは恋人っていう感じにはなってはきたけど
でもまだ何か足りない
甘すぎても冷たすぎても恋ってさ上手くはいかないものだから
焦らずに急がずに君より先にこの僕が大人になって
君の速さで歩いてゆこうねゆっくりのんびり空でも眺めていればいいよね

その日の気分次第で態度はおもしろいほどに変わる
君は時に鬼のようで
時には天使にもなって

でも僕は誰の前でもいつも
主人公よりは目立たなくかっこ悪い脇役のようで
それでもそんな脇役の僕を君は好きと言ってくれました
君はこんななんの魅力も面白味もない僕に愛をくれました
少しわがままでそれでもやっぱりやさしく僕をみるそのまなざし
いつもくれます
僕の心を見透かすような謎めいた焦げ茶の瞳で見つめて

当たり前みたいに
君がくれる言葉「愛してるから」
そんなとき僕は君のこと一生かけても幸せにしたいと思うのです
ふとした言葉に涙をみせるそんなとき
僕の顔にはいつの間にか笑顔
そして僕は心の奥でつよくつよく君がいることのありがたみを感じるんです
だから平凡な僕でもいつだって君だけの主人公でいられるんだ
そして君は僕だけの世界で一番の大好きなヒロインさ。

2007/07/05 (Thu)

[1226] 僕が居るべき処
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


―安らげる場所さえなかったあの頃
揺れているのは庭の草木だけじゃない
忘れてゆくようにそれは僕を不安にさせる
立ち止まったそこはひどくどしゃ降りの暗い雨の中
人工的に創り出された灯りが遠くかすかに見えるけど
そんなものじゃ僕はこわくて家に帰れない

ねぇ
どこかに僕の居場所があるなら
今すぐに教えてよ
嘘やジョーダンなんかでごまかさないで
少しでもこの瞳の中に光って見える真実があなたの瞳にも映るなら

君が僕の居るべき処になってくれたら良いのにな
この心から絶えず生まれる欲望
それは喜びと同じぐらい生まれて
僕を闇へも光へも突き動かす
そしてこの狂ってしまいそうないらだちをどうか消してください
どうか愛をください
どうか僕の安らげる居場所になってください―。

2007/07/04 (Wed)

[1225] さよなら バイバイ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君のその小さな胸の奥にある迷いは
いつかきっと僕のところへと風にのってやってくるかな
いつか出逢うはずの悲しみすら
きっと感じれなくなるくらい僕たちは離ればなれになる
もう逢えなくなる

さよなら
バイバイ
もう逢えないから
さよなら
バイバイ
もうお別れの時間

さよなら 吐き出した溜息は真っ白
バイバイ こんな寒い雪の夜に。

2007/07/03 (Tue)

[1224] 風、唄う
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


風が心地よく唄っています
僕に気軽に話しかけてきます
風 唄う
雲は流れて
青い海には魚たちが気持ちよさそうに泳いでいます
そして今日も始まり終わる
世界の人たちがそれぞれの国の言葉でつぶやくよ
おやすみ
まるでそれは窓から吹き込む風のようで。

2007/07/03 (Tue)

[1223] 君と僕
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


悲しくもなく嬉しくもない不思議な気持ちが
僕の目の前を光りながら横切って
たちまち方向を変えながら曲がって
僕の小さな手のひらにぽとり落ちた

君の聞きなれた声が僕を呼んでいるよ
当たり前のように笑顔を浮かべながら
ただそれだけで僕の胸は幸せで満ちる
君が笑うから僕もためらうこともなく
いつもみたいに笑顔を返せるよ

僕の知っている君
君が知っている僕
たまにひとりだけで抱えてしまう悩みも
僕は見逃すことなく気づけるかなぁ
君の傷みや迷いを少しでも和らげられたら
これ以上の喜びはきっとないよね

ふとした壁に誰もが立ち止まって
悩みが大きければ大きいほど壁は高く
越えられることも難しくなる
けれど僕らは背を向けず時間かけてでも越えることを選んだ
その先にある光へ踏み出すために

君と僕は似てるようで似てはないけど
お互いがお互いに愛し合い好きになった
時間が経てば経つほどに好きさは増す
あの日この胸の中でつかんだ光は今も輝いているよ

粉々にくだけた夢さえまたやり直して
あきらめずに何度でも明日はやってくるよ
傷つけあった数だけやさしさを知り
他人の傷みにも涙できる
慰めあった数だけ夜は過ぎていき
今もここで幸せを感じてる
悲しみに出逢った数だけ喜びを知っていけるから
今もこうしてお互いがお互いに大人になりながら
出逢ったあの日から変わらない気持ちで僕は君と生きてる
君のおかげで僕は生きれてる
あぁ ありがとう。

2007/07/03 (Tue)

[1222] 時間
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕らは同じ速さで止まらない時の流れを感じています
たった1分1秒たりとも戻らない時間を感じています 今も
過ぎ去っていく季節
いろんな思い出を刻みながら
ひとつひとつの場面をすべて記憶できはしないけど
それでも僕らの心にその足跡が残ってる

だから
そのほほえみを 涙を見逃さないように
僕はこの瞳に焼きつけたい
君と同じだけの時間の中で感じるすべてを幸せだと思える
気持ちだけはきっと永遠のものだから

寂しそうに針は鳴く
チクタクチクタクと同じ速さで僕と君との時間をさらってく
終わりを悲しむよりもきっとそれよりも大切なことは
その限られた時間の中でどれだけ笑っていられたか
君との時間を大切にできたかだと思う
きれいごとだと解ってはいても
本心はただひとつだけだろう
偽らずに君に伝えたいよ
いつかね…近い内にね
涙なんか流したりしてできれば静かな夜に
君に伝えたいのさ
僕は伝えたいのさ
流れゆくこの時間のどこかで。

2007/07/02 (Mon)

[1221] 約束だよ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君の頬に流れる涙
その訳はきっと僕にあるのだろう
何度謝って許してもらっても
それと同じなだけ僕は過ちを犯してまた君に謝って繰り返すよ

なにもない夜
めずらしくふたりは寄り添いながら
願うことはひとつだけ
僕の残りの幸せを全部削ってでもいいから
君だけには幸せになってほしい
そのために僕ががんばらなくちゃね
少し無理をしてまでも
この世界でいちばん大好きな君のために
僕はいつだって朝も夜もさがしているんだ
君のために今なにができるかを

あの夜約束したね
もう何があってもずっと側にいるって
君が普段とは違う悲しげな顔をするから
なんだか自分のふがいなさがはずかしくなったよ
今さらだけど

あぁ約束だよ
ずっとふたりこの先どんな悲しみに出逢おうとも
お互いを信じあうその心忘れずにいつも胸にしまって
あの日誓った時の気持ちいつまでも忘れてしまわずに胸にとどめて
いろんな出来事
いろんな喜び悲しみも感じていきたい
この世界でいちばんの大好きな君と生きていきたい。

2007/07/02 (Mon)

[1220] またあした
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の部屋の時計の音が刻む時間
やがて楽しく笑いあう君との大切な時間も
気づけばほらあっという間に日が暮れて
終わってしまうね

いつもこの時間になって別れるときに
言うさよならの言葉で淋しさ増す
でも君がまた明日逢おうねなんてやさしくほほえむから
僕のこの淋しさも不思議に消えていくよ
だから僕は君に言葉を返すんだ
また明日、
また明日逢おうね
必ずだよ
オレンジ色の空
ぼやけてにじむ景色
また明日逢えるのに
どうしてだろうかな
淋しく悲しくなるのさ
涙がだらしなくこぼれるのさ あぁ。

2007/07/01 (Sun)
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