詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
振り返ってもそこには
もう戻らない過去があるだけで
かえりたいと願っても
もう戻れないんだ そう誰一人
覚めない夢の中で
さまよいさまよわされ
さえない現の中で
泣きわめき泣きわめかされ
僕は 今も
この場所に立って生きてる
君も 僕と
この場所に立って息してる
覚めない夢の中で
代わり映えのない現の中に戻って
憂うつそうに毎日を暮らして 今も
息絶える時を待っている 僕も君も
ふるえながら
抱きしめ合いながら
覚めてしまう夢の中で。
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急がずに焦らずに
ちょっとはみ出したくらいがちょうど良い
完ぺきになんて求めはしないよ
飽くまでも自分のペースで良いよ
自分のやり方でかまわないよ
ゆっくり歩こう
月の輝く夜を散歩しよう
何処まででも
いつまででも
愛を温め合って行こう
ずっと
ずっと
この先も
ずっと ずっと
愛し合っていこうね
何歳になっても
何年経っても。
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踏み出す一歩で
何処にだって飛んで行けるさ
苦しいことでも
慣れてしまえばそうでもないさ
口ごもる君を
責めたくはないさ
綺麗なことばかりして人は生きれない
君のその小さな目から流れ落ちる
涙はきっと本物
明日になれば ほら
昨日の涙なんて忘れてるよ
悲しみ越えて 今
晴れ渡る世界へ目指してこう
愛し合いながら
愛され愛しながら
行こう 行こう
二人になれる場所まで。
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開いたページ
白紙のページ
次のページもきっと白紙だ
閉じたら表紙
僕の名前
破り捨てたら
それは罪
命を絶つ程
それは罪
理由もなく
今日は訪れて
理由もなく
今日は終わる
破り捨てたら
その先は無く
そのままなら
その先も続く
ガボンだよ
もう おしまい
逃げ延びれやしない
ガボンだよ
もう ジ・エンド
明日は来るんだよ
開いたページ
白紙のページ
違う
僕が書いてく
多分そうだろ
僕の意のまま
ページに刻まれる
新しい明日が
新しい出来事が
人懐っこく僕を呼ぶ
そして また
今日も僕は書く
僕という人間の人生を
今ここに記す
ペンを走らせ
今ここに描く
新しい今日を
そして未来さえも
僕は書くんだ
そのために
生きるんだ。
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牛乳瓶にまだ残ってるミルクを飲み干す
ラジオの音を左の耳で聴いている
右手で左にある机の上にあるスナック菓子をつまんで口に放り投げる
愛と平和を歌ってるどっかの外人さんや
窓の外でかすかに聞こえる布団をたたく音さえも
耳は拾わない
拾うのは君の声のみ
後はただボーッとしてるだけ
keep on love
oh
keep on back
oh
keep on of love love love……
甘酸っぱいキスの後に
口直しのデザートを
ベッドの上で
love and Peace
愛と平和?
watt?
love and needs
それは日常的に?
watt?
LAN LAN LAN
走れ 走れ 走れ
answer to answer
答えを 答えを
探しながら
LAN LAN LAN
走れ 走れ 走れ
love to Peace
愛と平和を歌いながら
追いつけ追い越せ
最高のdinnerにありつけ
wrongnightを駆け抜けて
いざ LAN LAN LAN。
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渡れ 渡れ 渡れ
一瞬、聞こえた
心の声
戻る感覚 音
響くノイズ ブレーキ音
それは全て 夢
夢のような現実
現実のような夢
上向け下
後向け前
繰り返す 基本動作
楽しくお喋り
内心は鬼畜な程
睨む太陽
そらした先の景色
青 青 青
単調なリズム
赤 赤 赤
タンタンタン
タラッタタラッタ
平凡な暮らし
足並み軽やかに
続く 日々
繰り返す 毎日
続く 日常
吸って吐いて
吐いて吸って
土にたって
軽く運動
痛くても 我慢
大人だから 我慢
子供なら 拍手
大人は特別扱い
もう 当たり前
そう 当たり前
繰り返されるテロップ
不規則なリズム
ダリンベラン
カンタラッカッタ
狭間が歪む 壊れる
夢の中へ
夢の中に cup inn
響く 合図
点滅する灯り
赤 赤 赤
カンカンカン
耳で聞く アナウンス
聞き逃さないように
耳をこらして
電車の中へ
空いてる席へ
ご自由に
どこでも
乗り込んでしまえば
我が家へ 我が家へ
電車がレールを走る
カンカンカン
我が家へ 我が家へ
愛すべき家族の元へ
繰り返す 日々
繰り返すしかない暮らし
繰り返したい
繰り返さなきゃ
仕事しなきゃ ダメダメ
死にたいなんてご法度
だから生きる 生きてる 今も
きっと 明日も
狭間の世界で
行ったり来たりして
いつか帰ってこれなくなるまで。
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ただ社交的に
ただ常識的に
僕は笑うことも愛想することもなく
ただ身を委ね
ただ生きてる
死にゆく今日はまた
別の場所で 世界で
輪廻するのだから
僕は今日の事を心配したり気遣ったりはしない
草臥れた世界に
優しさなんていりはしない
必要なのは
ただ現実を受け入れ
ただ淡々と闇に向かって行くだけだ
光 また 闇
光 また 闇
闇 闇 闇…
光 光 光……
気が狂ってしまいそうなほど
世界は僕に同じ場面ばかりを見せる
何度も何度も
繰り返す
生まれては死に
生まれては死に
繰り返す
消えては現れ
消えては現れ
繰り返す
無声映画のように
ただ静かに
それだけに厳かに
ただ冷静に
心にはいつも君が映っては消え映っては消え
繰り返す
目を閉じても 無駄
暗闇の中にも
それはハッキリと
映っては消え映っては消え映っては消える
廃墟の遊園地
子供たちの無邪気な笑顔
途端消える笑顔
燃え盛る景色
そしてまた君
繰り返す 映像
モノクロの幻
燃え盛る夕空
そしてまた君
フィルムは回る
回り続ける
僕の中で
君の中で
永続的に 延々と
現れ続ける それ
そして、暗闇
目覚めれば
確かに、現実
いつもの 部屋
現実世界
いや
狭間の世界
繰り返す 日常
寄せ打つ 時間の波
白いシャツを着て
それから…
それから……
それから………
駅へ急ぐ
そして、
次は 次は 次は
再び、暗闇
白と黒の交差点
音のない世界
滴る汗
右向け左
赤から青へ
そして黄色へ
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行き当たりばったり
だいたいいつも
その場しのぎの言い訳を吐き捨てる
傷つけた後でいつも気づく
自分の愚かさに
夢の中にさえも自由を探せず
ほらまた僕を苦しめている
永遠に閉じこめたはずのあの日が脳裏にまだ残ってる
だから僕は忘れられない
多分永遠に
僕は傷つけた誰かを 君を背負いながら生きていく
束の間の悪夢の中で
慌ただしい日常の中で
ありはしない幻から逃げるように
多分ずっと僕は
見えない何かに怯えて
今日も この町で
生きている
今夜も この部屋で
うなされる
灰色の世界
錆び付いた都会
目に映るのは孤独
心に映るのは消えない君の影
雨が降る 風がそよぐ
此処は夢なのか
それとも現実なのか
わからないまま
気がつけば
今日もまたデスクワーク
電脳世界にとけ込んでる
ムシャクシャしたらニコチンを摂取する
夢でもなく
現実でもない
此処は狭間の世界
嘘でもなく
真実でもない
此処は虚無の箱庭
ほらまた目覚めは時間を殺しやってくる
新しい今日にすれ違っても昨日の消息を聞くなんて事はせずに
ただ僕は次々に過ぎていく今日に身を委ねるだけ
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その大切をいつまでも
大切にしたい
その笑顔をいつまでも
見ていたい
春も夏も秋も冬も
いつだって
側にいてほしい
あなたにだけは
側にいてほしい
大切な大切な
愛である
あなたにだけは。
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眠れない夜は いつも
悲しいことが頭をよぎる
目覚めてみれば
夢のように君はいなくて
ただそこはいつもと同じ
散らかった部屋で
ビールもタバコも切れてしまって
ただただ僕は夜空眺めてた
それも いつか
夢の話になる
いつか 誰かが
話すんだろう
昔々あるところに
そんな風に話すんだろう
まるで夢の出来事のように
僕の存在など
なかったことにするんだろう
確かに此処で生きているのに
眠れない理由は
きっとわかってる
君もわかってる
きっと 誰でも
わかってる
わかってるよ
ただ認めたくない
ただそれだけ
ただそれだけさ
きっと きっと
それだけさ
きっと きっと
きっとね。