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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[788] 恋歌〜コイウタ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

いつだってどこにいたって
同じ空の下ワガママで下手くそな唄を唄う
それはきっと僕なりの答え
それはきっと僕が見つけた光
あの日夢見ていた未来とはやっぱり違うけれど
それでも心から好きになれるあなたとも出会えたし
僕は今以上の幸せはいらない

こんな僕で良かったら
いつでも頼ってよ
こんな唄で良かったら
いつでも唄うよ
そしていつの日かこの気持ち伝えられるときが来るといいな
きっと来るよね
ゼッタイ来るよね

そして僕は唄う
恋の歌を唄うのさ
あなたにだけに唄うのさ
だから聞いておくれ
僕の歌声を
僕の本当の気持ちを
空よりも広く大きな気持ち
聞いておくれ
きっと世界に誓うから
きっと君を幸せにするから
信じてよ 信じてよ
真実の愛を
幸せな未来を
確かな希望を。

2007/03/27 (Tue)

[787] 少年ロケット
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕はそう迷いと悩みの中
迫る未来の期待と不安を抱いたまま
誰もが夢を掴もうと死に物狂いに今を走る

何百回もの失敗と何万回もの挫折を味わいながら
淋しい夜と慌ただしい朝を何度も繰り返すんだ

そして心に真っ赤な火を点して
輝きに満ちた未来へ走っていこう
背中にはいつも温もり付きのロケットを抱きかかえて

なにものにも揺るがぬ信念と情熱を抱き
どこまでだって走っていこう

僕ら 少年ロケット
愛をいつも胸に
果てしない大空へ
飛んでいこう
君と 愛のロケット。

2007/03/27 (Tue)

[786] Mr.SEVENTEEN
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


Mr.SEVENTEEN
雨降りの日曜
どうして僕はこんなに淋しいのか
Miss.SEVENTEEN
俯いたままの君
いつから二人はこんなに離れてしまったのか

教えておくれよ
Miss.SEVENTEEN
俯いたままでいいからさ
僕が今日まで暮らしてきた毎日は何故にこんな最後を迎えるの

夕方になっても
雨は止まずに強まるばかりで
よけい滅入るよ
僕らに突きつけられた明日はとても絶望的で
悲しみなんかとうに通り越していたよ

ねぇ 神さま
僕の人生を帰しておくれよ
Iam.SEVENTEEN
僕はもうダメさ
君にさえ見放されるくらいさ
僕は最低なヤローだ

離婚届に判を押して
君が帰ってだいたい二時間ぐらい経った頃かな
気づけば雨はすっかり止んでいたよ
それでも心には永遠に止まない悲しみの雨が降り続いている
目覚めた僕は孤独なだけの安月給のサラリーマンだった。

2007/03/26 (Mon)

[785] 移りゆく時の中で
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


移りゆく時の中で
変わらないものがあるなら
それは何だろう

目に映る景色は時と共に変わっていく
何故かそれがどうしようもなくせつないんだ

誰もが大人になっていく
そして『昨日まで子供だったのに』
なんてため息をこぼすだろう
一度きりの人生
だから後悔や未練など残してはダメさ
それでも人生は前にしか進まず
後戻りできない
それが人生

そうして今日も
ため息を繰り返していたような気がする
失敗ばかりで
それでも何があっても守りたい人があるから
僕らはその愛する人のために身を粉にし毎日を頑張るんだ
人には見せられない涙をため込んで

移りゆく時の中で
変わってしまうことは
確かにさみしいことだけど
それでもいつになっても変わらないものがあったんだ
それがあなた 愛するあなた 僕のすべて
君がいれば
ちっともさみしくないよ

切なさ混じる日々も
君と一緒ならバラ色にもなるよ
だから これからも
ヨロシクお願いします。

2007/03/26 (Mon)

[784] 理由なき二人
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


いつもいつもそうさ
だいたいそうさ
気づいたら夕暮れ
そして僕の心は赤く赤く染まってさ
きれいなあの夕焼け空と同じ色になって
とてもキレイ
とても美しい
まるで君みたいだよ
少し頬を赤らめて
僕は言ったのさ

美しさに キレイさに
意味などないのさ
ただそこには理由のない愛情と誰かを好きになる
こんな気持ち
いつまでも歳を取っても
ずっとずっと変わらないまんまの気持ちで君に好きって言いたいよ

懐かしいあの歌を
思い出に暖められながら
さぁ唄おう
さぁ口ずさもうよ
あの日唄った歌を
変わらぬ愛で抱きしめ合いながら
あの頃と何ひとつ変わらない笑顔で愛し合えればサイコーさ

だから ほら
こっちにおいで
夕焼けがキレイだよ
少し切なくて
少し儚げ
それでもキレイさ
それでも美しいんだよ
そんなものなんだろ
愛ってものは
そんなものなんだろ
決まった理由なんていらないんだ
そう愛ってものはそんなもの
だけどとてもキレイで美しいんだよ

そして 僕は唄う
ララララララ
そして 君を愛す
ルルルルルル

理由なき二人が出会ったこと
理由なき二人でいられること
とても とてもうれしいから
僕は 僕はもう男泣きしちまうよ
そして潤んだ瞳に映る夕焼けが滲んで見えたんだ
気づいたら君の胸の中掠れた声で唄を唄う。

2007/03/26 (Mon)

[783] 独り言 その2
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君のいない
一人のきりの夜は
きっと想うよりも寂しい
月の出てない
静かすぎる夜は
きっと想う以上に切ない

だから こうして
君と仲良く喧嘩は少なくいたいのさ
だから もう
そろそろ大人になってみたいのさ

キラキラお星さま
願いはもう
決まっているよ
このままこうして
愛する人とずっと一緒にいたい
それだけさ
それだけ心の中で三回願ったら
君の頬に何気なくキスをする
君も僕と同じ願いならいいな
そしたらもっと愛が深まるからさ。

2007/03/26 (Mon)

[781] 青春の風
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


知らない間に僕らは
いろんなこと学んできたのだろう
誰かが遊んでいる間に君は
たゆまぬ努力をしてきたのだろう

今 青春の風に吹かれながら
明日もその先の未来も
夢あふれ 愛されて
いたいのだ
報われぬ努力だったとしても
それでも誇れるような未来なら
きっと満足だろう

桜が咲く 桜が散る
夢を投げ出し また拾う
そんなことを繰り返して
いつの日か掴むのだ
輝きに満ちた
バラ色の夢を
そのために僕は風に吹かれている
そのために僕は生きているのでございます。

2007/03/26 (Mon)

[780] 空が暗くなる前に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

雨上がりの空に架かる虹は七色
水たまりをよけながら歩く
見上げれば限りなくどこまでも続いている青い空

遊び疲れていつの間にか夕暮れ
泥だらけになった
別れ際
友達に手を振りさよならしたら
家に帰ろう

少し紫がかった空は
キレイな夕焼け
さよならさよなら
少し淋しいけど
また明日会えるから
今日は家に帰ろう
さよならさよなら
笑顔でバイバイ

河川敷を通って
家に帰るよ
空が暗くなる前に。

2007/03/26 (Mon)

[777] 夏のある日の日曜
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ひどく投げやりな態度で僕らは
真夏の蒸し暑い空の下別れたね
公園の杉の木の下でアリが巣まで餌をはこんでいる
気持ちの悪い青虫の巨体の周りを何匹ものアリが群がって
巣まではこびこんでゆく
青虫はもう虫の息
きっと何もかもこのおかしくなってしまいそうな
暑い日差しのせいだ
だから 僕らはあんな風な悲しいお別れをするはめになった
右手で持ったアイスコーヒーの氷は一つ残らず水になって
その重さでコーヒーの上にもう一つ
透明な層が出来ている

もういっそ
何もかも 忘れたい
君のことも
あの夜のことも
ぜんぶぜんぶ忘れられるものなら
もうおかしくなったっていい

このコップの氷のように
僕の心 僕のカラダ
溶かしてくれていい
そしたら君の言い放ったさよならが
少しは和らぐと思うんだよ
君はどう思うかなぁ

こんな真夏のある日の日曜に。

2007/03/26 (Mon)

[776] 四重奏
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


愛は迷宮出口すらない迷路
迷い込んだら出られないかも
愛に溺れて出たくなくなるのかも
あまりの居心地の良さにもう現実世界に帰りたくなくなるのかも

夢に溺れきって
気づけば愛の奴隷さ
首輪に繋がれて
餌を求めワンワンと吼え続ける
ご主人様の甘い甘いキスを期待して…

闇夜に月が一つ
気持ちよさそうに泳いでいく
鼻に感じた微弱な臭みは白濁色のゆがんだ愛の味

あぁ そして今夜も
聞こえます
貴方の声が
聞こえます
舌を絡ませるような
ヒドく甘ったるい
貴方の声が
耳に聞こえます

それは まるで
どんな音楽より美しいメロディ
どんなオペラよりも艶めかしいハーモニー

私のこの卑しみを揺さぶる
男と女の愛欲四重奏(カルテット)

2007/03/26 (Mon)
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