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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[674] こんな朝には
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


こんな朝には
退屈という言葉が嫌に似合っている
こんな朝には
まだ見ぬ明日の不安まで考えてしまう

朝陽が妙に人なつっこく
僕の目玉には少し眩しすぎて
僕は迷わずカーテンを閉める

額に浮かんだ
昨日の不安が
昨日の悲しみが
今日までもを悲しくさせてしまう
引きずってきた悲しみや不安が僕を悩まさせる

そんな日曜の朝。

2007/03/14 (Wed)

[673] balloon
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君に会えない日は
僕の心はしぼんじまうのさ
君に会えた日は
僕の心はふくらむのさ

君は僕の太陽だから
僕は君の笑顔を浴びないと干からびちまう
君は僕の精神安定剤だから
君が僕の側を離れたら僕は狂ったみたいに泣きわめくのさ

だから 頼むよ…
だから 頼むよ…

僕のこの手を握っていてほしい…
僕のすぐ側にいて慰めてほしい…

この心がしぼみきって
ふくらまなくなってしまう前に
君の笑顔を見せておくれよ…。

2007/03/13 (Tue)

[672] 夜は君と話そう
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君の話が 君の声が
ただ聞きたくて
僕の話を 僕の声を
ただ聞いてほしくて
今日も君と楽しくお話しするんだ
眠れない夜は眠くなるまで君と話すんだ
話の筋など通ってなくてもかまわない
とにかく楽しけりゃそれで良い

ほんの少し君との会話をするだけで
心が不思議と癒されていくんだよ
それはきっと君の笑顔が
君が真剣に聞いてくれる
僕の目を見るその眼差しが僕の元気の素だから
僕は明日も頑張れる気になれる
そうしてもっともっと君に楽をさせてあげたい気になる。

2007/03/13 (Tue)

[671] やがて散るとしても
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人は花のように咲き散っていくんだ
君も僕も同じ条件の中今を生きてる
それでも僕らは何かあるたびに死にたいとかジョーダン半分に言ってみたりするけれど
そうは言っても僕はやっぱり死ぬなんてできやしなかった

どんな頭の良い奴も
利口なお人好しも
みんなみんな同じ様に墓に入るときがくるんだよ
夕日が今日も沈んでいく
見上げればキレイなオレンジ色

僕も君もやがて散るとしても
明日を楽しみにして今日も家に帰る
そうして家族の元へ
昼間は君の元へ
望むものは一つ
おんなじ人の温かさ
誰かの優しい笑顔。

2007/03/13 (Tue)

[670] 悪夢
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僕の心に悪い夢が覆い被さってきて
僕はその悪い夢を飲み込んでしまう
僕はそのおいしそうな夢のせいで君を傷つけてしまう

いや違うその夢のせいじゃない
飲み込んでしまった僕が悪いのに
僕はどうしてあの時…

僕は今の今までどうやら悪い夢を見ていたようだ
でももう大丈夫さ目が覚めたから
そう言い聞かせながら君の手を握りしめる

ひとりぼっちの心まで寒い冬の夜に
僕は自分の浅はかさを思い知ったよ…

そして君の握り返した手の温もりが僕を悪夢から目覚めさせ
忘れていたものすべて取り戻させてくれる
そうして悪夢から目覚めた僕は昨日までの浮ついた心から心機一転して
明日からの僕はきっと君に優しくできるさ この手をもう二度と離したりはしないさ。

2007/03/13 (Tue)

[669] 陽だまり
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悲しみにも負けない強い心を持てたなら

貴女にこの胸にある気持ち真っ直ぐに伝えられるのに

ただそこには言えないままでいる
切ない私のため息であふれた暮らしがあるだけ

あなたの心に少しでもと優しさを注いでみても
あなたはなにも気づかずに
ただ私の胸を焦がす笑顔を見せるだけ
そんな何気ない午後の陽だまりの中で
ただあなたは私の安否を気遣うだけ。

2007/03/13 (Tue)

[667] 明日は晴れるや
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今日は朝っぱらから生憎の雨
空は薄曇りでなんだか気持ちまで滅入ってしまうよ
こんな日には外には出ない方がいいんだ
今日はちょうど仕事もお休みだしな
家でじっとしてるのが一番なのさ

悲しさや淋しさ
遠く彼方へ追い出して
楽しみや暇つぶし
何かないかと考える
それでもやることは見つからない

明日はきっと晴れるや
明日はきっと笑えるや
だから今日は諦めて寝ちまおう
だから今日は夜更かしせずに寝ちまおう

明日は休み明けの仕事で朝早いから
ちょっと早いけど寝ちまおう

明日はきっと晴れるや
明日はきっと笑えるや
楽しいことが待ってるはずさ
退屈にはならないはずさ
だから今日はいさぎよく寝ちまおう
そして楽しいこと考えながら楽しい夢を見よう
雨音の子守歌を聴きながら
君のこと考えながら
君の顔を思い浮かべながら
楽しい楽しい夢を見よう...。

2007/03/12 (Mon)

[666] ノンシュガーソング
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出会いと別れを繰り返して
人は成長していく
僕も君もそしてテレビの有名人も噂の歌手も
みんなみんな子供だったのさ
いろんな事を経験して
いろんな事に涙しながら
大人になるのさ
良くも悪くも
大人になるのさ

誰かを思う気持ちが届けばいいと
想う今が一番ステキなときなんです
誰かを憎む気持ちが愛に変わればいいと
願う気持ちが一番大切なんです
ただそれだけで私の心は不思議と優しさで満たされていく
そしていつか大人になったとき
僕は気づくのです
あの日の気持ちをずっと持ち続けようと
忘れまいともう一度あの気持ちを抱きしめるんです

甘い甘い砂糖みたいだった恋が
苦みの混じったコーヒーみたいな恋へ
いつの間にか変わっているのは
僕が大人になったって証拠なんです

コーヒーを砂糖とミルクなしで飲めるようになった
僕は立派な大人なんです
誰かに人見知りをしなくなったのは
君にお世辞をうまく言えるようになったのは
もう僕が大人になった確かな証なんです

そして誰かを愛おしく想うこの気持ちは
あのころから変わらぬ子供だったっていう証でもあるんです。

2007/03/12 (Mon)

[665] タイムマシーンをぶち壊せ
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タイムマシーンは空想のものでしかないから
タイムマシーンなんて作られるわけもないんだ

でももしタイムマシーンが製造されて売り出されたとしたら
僕はきっときっと大金を出しても詐欺をして札束をだまし取っても
タイムマシーンを買おうとは思わないよ

タイムマシーンに乗ったら過去の自分に会って
あの日の間違いを
君にしてしまった過ちを正そうって想っていたけど
なんだかバカバカしくなったから
すべての妄想を空想をぶち壊して
そんなセコい手を使わずに自力でやり直してみせるよ

過去の僕も未来の僕も元居た場所へ追い返して
僕は君の家へ走って謝りに行くだろう

玄関先で必死になって謝ったよ
君はどうやら驚いたことに許してくれていたみたいだ
僕と君との恋にタイムマシーンなんていらない
そんな妄想の中でしか輝けない自分なんて消えちまえ

ユラユラ揺れる
月明かりの下
僕らは許し合う
君とまたこうしてやり直せるのはきっときっとあのときの決断がなかったら
今の生活はなかったろう…

妄想に溺れなくて
良かったよ…
無事に這い上がれて良かったよ…
君とこうして幸せな家庭を送れてるから。

2007/03/12 (Mon)

[664] 昨日までの僕とは
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何もない退屈な世の中だからこそ
きっと僕は情報を知りたがるんだろう
それがたとえガセネタだとしても
君が言うことなんだから疑いなど持ってはいけない

何もない憂うつな世の中だからこそ
君とこうして出会えたことに素直に嬉しく思えるのさ
君がただ僕の側で笑いかけるだけで僕は元気を取り戻せるよ

二人して寄り添いながら
星をただ見上げる夜には
きっと宛もない未来の構図を頭の中で
幸せ願いながら描いてるはずなのさ

昨日までの僕とは
ひと味もふた味も違う僕を君に見せたい
明日からの僕らは
世界のどんな誰よりも幸せ者になるのさ

長く厳しい夜を越えて
寒く凍てつく冬を越えて
花のつぼみが芽吹く春までもうすぐだ
だから ほら
最後にもう一頑張り
暖かい春へと急ごう。

2007/03/12 (Mon)
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