詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
笑うのは
笑うのは
悲しみに死にそうな自分を救うため笑うんだ
心まで死なないように笑うんだよ
泣くのは
泣くのは
心にたまった涙が心を破裂させないようにするため外に出すんだよ
心だって涙をためる容量はあるからね
僕らは悲しみの中
たまには喜びの中
いつでもそんな中
雨の下 晴れの下
青いレインコート
ゴムの長靴
水たまり はしゃぐ
大人には悲しい音
晴れもまた悲しい
見上げる気持ち如何(いかん)で何色にもなる
メニーメニー
いつものことさ
気にせず行こうよ
それが難しいなら
できるだけ笑おう
それが生まれた意味 形にすること
憎まずひがまず生きていこう もう仕方ないんだ
投げ出す気持ちを表にして
今こそ
チャプチャプ
雨の中 歌おう
レニーサニーデイ
晴れだろうと
雨だろうと
悲しみは遠慮なく降る
でも喜びも同じはずだろう
悲しみだけ特別扱いはよくないな
なんて考え方もいいだろう?
どうかなあ…?
時には傘もわざともたずぬれてみるのは
どうかなあ…?
苦労すればきっと明日は晴れるから
ちょっとつねってみよう 自分を!
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昨日、太陽が沈んでなんやかんやあって
やがて夜に太陽がたどり着いてからのお話
さんざん走りまくったから太陽は息切れしてる
でもと思ったら平然とした顔で太陽は光り輝いて僕らを照らしてる
そんな変わらない一日の始まりに 朝に気づいた君のささやかな変化に気づいた僕は
ねえ ちょっと髪を切ったでしょ?
僕ならわかるよ
気持ち悪がられるくらい僕ならわかるよ
少しくらい嬉しそうな顔したらどうなのかしら?
髪ごときでって思うかい?
でもね 冷めた愛のある家庭には僕らみたいな小さな重なり合いさえないんだよ
何ひとつ気づかぬまま
それよりはずっとずっとずっといいだろう
だから 僕は言う
だから 僕は歌う
確実に 明白に
君は 君は
昨日より 断然 完全
綺麗になった
白い羽根を生やしたか弱い天使よ
抱きしめてあげよう
時に倒れちまいそうな時には
ここにおいで
熱い恋をしに。
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今日を生きなければ明日からは真っ黒け
今日を生きなければ昨日までは真っ黒け
思い出なんてなかっただろう
だからそれなりに幸せだろう
思い出があるぶんだけ幸せだろう
与えられた感謝すべき愛情と隣り合う憎しみの狭間で揺れている僕
言葉は言葉としての形すらもたずにいまだに何も言えぬまま
ほほえみだけが悲しく視界に浮かぶ
「明日があるから…」
そんな希望だけじゃ乗り切れない人もいる
今日明日の命の人には悲しすぎる言葉さ
そんな言葉を笑って言えるかい?
かといえ「明日がないから」なんて言葉も言えないよね
だけど シャラララ…
君は今 生きている
僕みたいな気楽なやつにはうまい言葉言えやしないけど
逆に逆に元気づけてやることも大事なはずだから
平然といつもみたいに歌おうよ
何があったって気持ちを繕う事はないのさ
だから励ますつもりでコノヤロー
紙一重 スレスレの挑戦さ
さあ 飛ばせ
言い放て
人生って一本のジュースの缶みたいだね
飲み干したらおしまい
その人が生きる量だけある
人はそれを知らず知らず量も知らずに飲む
そんな悲しい運命
だけど
あなたには
あなたには
生きて笑って
笑って生きて
繰り返していって欲しいよ
せっかくの人生だ
あなたの人生だ
だけどあなたには
あなたには
もったいないほどの人生だ
だからこそみんな生きてる
笑いながら 泣きながら 疲れながら
それでも生きてる
笑って生きて
生きて笑って
また笑って生きて
また生きて笑って
だから明日も笑いたい 生きたい
生きるため笑って
笑うため生きてさ
そんな気持ちでいつまでもいつまでも
笑お 笑お 笑お
バカがつくほど
バカにされるほど
大げさに笑おうぜ
いつものようにさ!
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ザーザー降りの雨の向こうで僕を待ってる晴れ間(あす)に一言
「もうすぐ着くから、もう少し待っててね」
明日になったら
今日よりずっと
笑えるんだ
楽しめるんだ
悲しいこと
泣かねばならないこと
何もないから
桜も散って
葉桜になって
僕らは暑い夏へ急いでく
でもとりあえずはまだ春ですから
あたたかいとほほえめるうちに笑っておこう
だから
雨の向こうで
雨の向こうで
待っている明日に今迷わず会いにゆければ何もそれ以上えらいことはないから
自分ほめてみよう
踏み出すその一歩からすべては始まる
一歩がやがて百歩千歩と少しずつ変わっていくから
僕らが生きてる世界はまるで 名付けるなら
一歩から始まるストーリー
いつでも
そうなのさ
地位も人種も関係なくみんな世界中の人たちが声をそろえ歌うだろう
きりもなく
変わらない 歌を
歌い続けるんだ
タイトルはもちろん
一歩から 一歩から始まるストーリー
その一歩が限りなく一番大事さ 踏み出しづらいぶんだけ大切で貴重なのさ。
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今日も見上げれば
さり気なく夕暮れの空にはオレンジ
オレンジとはいってもみかんみたいなオレンジじゃない
たとえるならやさしいやさしいオレンジ色
薄くもなく濃くもなくやさしいやさしいオレンジ色
悲しいはずの何も見えない夕闇もオレンジの記憶手繰り寄せて涙の夜に僕は笑ったんだよ
まんまる宝石
ぽっかり 月が浮かぶありふれた夜にもう奇跡は僕の目玉は映してるんだよ
生まれたときから見てきた景色 そして今現在
すべてが奇跡です
ありふれながらも素晴らしい喜びと悲しみ ふたつの意味をもった奇跡です
光と影のふたつが あいまって幻想的な夕暮れが僕を夜へいざなう
ありがとう
今日もオレンジ わざわざ 来てくれて
瞳 たずねるオレンジ
やさしい風 心の中から心の外へと吹き抜けていく
悲しかったよ 今日は
でもね
明日は うれしいといいな
良いことばかりじゃなくても少しでいいんだ
ぜいたくは言わないから
せめて明日も当たり前に見上げる夕暮れの空にオレンジあればいいから
それが今僕がいる同じ場所に明日も生きてるっていう紛れないあかしだから
それだけ
それだけでいいんだよ
悲しくてもそれが喜び されど悲しみ
死への不安はさらなる明日へ続く
生を得られた喜びはやがて終わる日を連想させる
でも今日生きれてることは絶対的に幸せ
いつかどうなる運命でも笑ってしまえるんだ
だから オレンジひとつ あやかりまして
スーパーでオレンジひとつ 買っていくよ
甘酸っぱくも美味しい美味しいオレンジひとつ 袋片手にぶら下げて
足取りもかるく僕は今日と一緒に明日へと消えてく
心もバウンドするステップで靴音たてて歩きだす
未知なる 明日へ
楽しみより不安
不安より楽しみ
混ざり合う感情
せめぎ合う意思
それでも僕は明日へ行くんだ。
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いつか死んでしまう人におやすみ
今までどうもおつかれさまでした
僕もいつか誰かに言われるのかな
悲しいような気もするけど言われたくもある
そんな言葉に寄り添うように生きていく僕らはそこに向かう気がなくてもいつかはたどり着いてしまうのさ
おやすみ いい夢を
明日が来なくても
おやすみ 安らかに
夜明けが来なくても
永久に目覚めることのない眠りについても周りは騒がしくてもあなたはもう頑張らなくていいのよ
十分 頑張った
眠気にまかせて眠りなさい
だから おやすみ
まだ先のある僕にはそんな言葉しか言えないな
たぶんみんな同じだろう
行き着く先は同じだろう
同じように夢に落ちてく
だから せめて
見送る 言葉
送り火みたいに流すから 流すから
おやすみって言うから涙を流すばかりの人たちをゆるしてね
きっと 忘れないから あなたのこと
あなたとの思い出
時間になんか惑わされずに忘れないから
あなたも忘れないでいて ふたりのみんなの心の中にあなたが今でも いつまでもいるから
みんなやあなたを知る誰かが消えないかぎりはあなたのこと忘れないから
大丈夫さ
だから 心配しないでおやすみあれ。
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神様でさえ先は読めない
だから神様は大変なものを生み出した
偶然の産物で片づけるのももったいないくらいのおそらく誰にも引き寄せられない偶然のもとに生まれた僕らは神様の脳みそをも凌駕した素晴らしい発明品だ
神様はその誕生に目をひんむいただろう
その時の顔がぜひ見たかったなあと笑う僕と想像上の神様の絵の前 僕らがイメージする神様は神々しいばかりの光を浴びている
でも現実はさえない顔をしたやつなのかもしれない
そして脳みそもたいした脳みそじゃないのかもしれない
すごいのは神様より脳みそより何より偶然の方なのかもしれない
偶然に回されている世界
それを必然と思いこんでいる僕ら
それも一理あるだろう
名付けるなら
「できちゃった結婚」みたいな
偶然がたまたま重なったすごすぎる確立の偶然の上に起きた
神様もびっくり「できちゃった人類」ってのはどうかな
そんなイメージが僕をふるわせる。
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笑って 笑って
笑って
一日中 笑っていよう それこそアホみたいに
笑って 笑って
笑って
泣いてるよりずっといい 何が悲しいのかさえ判らなくなる
笑ってれば悲しい事なんてすぐに過ぎるさ
過ぎれば忘れてしまえる
痛みは一瞬 つかの間だ 大概はね
今だけ 今だけ たえれればあとは笑っていれば…幸せはのちに君のドアをたたくだろう
だから 悲しい時もなるべく笑って
無理にとは言わないがそんな強気な気持ちで毎日一日一日のぞめたら最高だよね
だけどそーもいかないのが世の中でございまして
このご時世じゃ僕たちが望む未来はあまりに綺麗すぎる
いーとこ家族4人で3LDkが限界
みたいな みたいな
みたいな 未来がギリギリだよ 妥当だよ
涙の種が咲かす花の名は笑顔という名の花
されど一筋縄では咲かぬ花ゆえ
僕たちの愛情や誰かの愛情が肥料の代わりに必要だから
ふつうの花を咲かすより厄介かもしれない
そんなわけで そんなわけで僕たちは生きていく
この道を
涙にぬれて歩きにくい日もある
日差しがきつい日もある
けれど毎日 一回でも ワンスマイルだけでも浮かべること 自分に心がけてる
楽しいことがなくても笑えなくなったら人間おしまいだから
笑わない日をつくらないように自ら自分に課している
最低限のルールなんだ
悲しくてうれしくて切なくて 悲しくて
そんな想いがすべて混ざった心
今ひとつに重なる。
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心に咲いた気持ちにそっと自分から話しかけているよ
君はもしや噂に聞くあの恋心なの?
もういてもたってもいられない
このままじゃ 僕は壊れそうさ爆弾抱えてるようなものだから
この気持ちがよどみない真実ならば
僕はこの真実と闘わねばならないのか
すさんだ偽りに心を染めてもあなたが好きという想いは消せないんだ
終戦させたいのになぜか白旗をあげられずにいつまでもうだうだしている
だめな僕さ
言いたいことも言えずに言いたいのに隠してる僕のこと自己嫌悪しちゃうよ
世界中に恋の種をばらまいてそのどれかひとつでも咲いたら幸せ 幸せだぜ
明日に行っても良いことばかりじゃないけれど明日に行かなければうれしいことさえも感じれない
だから僕は明日に行くことを決めたんだぜ
涙は心の汗だとわかりきった嘘で悲しい気持ちや苦しい気持ちをごまかそうと歩いて行く
おきにいりのスニーカーすり減らしていく
けれどそのスニーカーだって汚れるたび傷つくたび輝くのだ
世界中といわず宇宙へも飛び出して君への愛を落書きするように消せないあかしを刻み込みたい
僕らにしか見えない暗号みたいな何かで心と世界に刻み込もう
流れ星に祈りを捧げるように僕は君にこの愛を精いっぱい言葉にしたいのさ
空の彼方までも伝わるように
さりげない歌にかぶせて 君に届けたい
愛を 愛を 速達で
今からだって間に合うなら 速達で。
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僕は 君に 恋しちゃったんだ 一瞬なんだ
心から アイラブなんだ
もう 止まんないんだ 好きになったら一途なんだ
君が振り向いてくれない限り
いつまでも心はときめいちゃうんだ
振り切っちゃうんだ
柱時計の振り子みたいに何度でも何度でも
最後の最後のチャンスかもしれないんだ
だから お願いするんだ 必死なんだ
君じゃなきゃ終わりなんだ
感じたんだ 体中
あふれてしびれたデスティニー
だからさ そうさね
言いたいことはただひとつだよ
君を心の底から愛してる
だから君のただひとつの心をください
僕もあげるから
ぁ〜ぁ マイラブユー
最後の最後の贈り物
僕から君への贈り物
箱もリボンもない
想いだけ 裸のプレゼント
飾らないプレゼント
そんな素直な気持ちを君にフォユー
君が笑えるような輝ける未来を捧げたい
約束するよ 約束するよ
今ここに
君に
最後の最後の愛を贈りたい
僕は僕は誓う もう二度とは来ない奇跡的な君という人を愛することができるこのビッグチャンスを手に勇む日々
繰り返し 繰り返す
人生の中で僕らは
愛し合ってくんだ
末永く
何処までも
よろしくね
いつか くたばる時
君で
あなたで
よかった…
そう思えるといいな
なんてなあ…言ってみたりなあしたいなあ
君に!