詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
愛して止まない
あなたへの感謝の気持ちを込めて
唄を唄うよ
あなたがくれた
母親の暖かいぬくもりに触れて僕は気づいたのさ
あなたという人の存在の大きさを
悲しいことにいなくなってから気づいた
あなたが最後に教えてくれた言葉は
きっとこの先大事になるだろう
やさしく愛情にあふれた一人の母親としての言葉
「あなたなら大丈夫。」って何度も言う。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
春夏秋冬僕は季節を問わずノーパンさ
風邪なんて牽いた試しはないのさ
きっと地球がひっくり返ろうとも
僕は地球が滅亡する直前までもノーパンさ
ココロに華を
武装はパンツ一枚
それで僕はラスボスにだって立ち向かえんのさ
月火水木金土日
僕は年がら年中ノーパンさ
誰かからいやがれたって
陰口たたかれたってノーパンなのさ
こんな僕をおかしいと思う人がいても
ちっともおかしくないけど
ノーパンを笑うものはいつかノーパンに泣くんだぜ
覚えておきな!
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だんだんと春めいていく景色
寒い冬を越えて
芽吹き始めた桜のつぼみ
並木道歩けば鮮やかに桜の花びらが舞い落ちて
まるで夢を見ているみたいだ
暖かな春の日差しに思わず眠ってた
公園のベンチ
見上げた空のキレイな青と白い雲
私の髪を巻き上げた暖かな春風
そして出会いと別れの季節がまた巡りきた
新しい明日へ旅立つ誰かの背中をそっと押しているみたいに
桜はあの日も見事に咲いていた
アルバムの中で輝いてる思い出
いつまでもいつまでも忘れずに
あの日咲いてた桜と共にこの胸に咲き続けてる。
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思い出せる限りの思い出を胸に抱き
そのすべてを人生と呼べる日まで
僕はまだ未完結の物語の中
旅をし続ける
いつかたどり着く
終わりという黄昏まで
止まらず歩き続ける。
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孤独な夜に言葉を濁してはため息
空っぽのグラスに愛のぬくもりを注いでくれよ
今夜は飲みつぶれたいんだ
勝手な理屈を付けて眺めた夜空はまるで自然界のプラネタリウム
愛という言葉を軽々しく放ち
その上傷つけた僕は最低の愚か者さ
君がどれだけ僕を嫌おうとも
君を好きだったという思いはいつも此処にあるんだ
それだけはどうか忘れてしまわないでほしい。
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とてもとても長い夢を見ていたんだよ
ちょうどさっきまで見ていたんだよ
何もかもすべて忘れそうなんだ
君のことまでももしかしたら忘れていたかもしれない
夢から現実に引き戻されるまでに
僕ははたして夢から現実に帰りたいと思ったかも怪しいんだ
君を一人現実に残したまま
僕は眠りに落ちたそのまま起きなかったかもね
そう言いながら笑う僕と半泣きのきみ
夢から覚めたら
一番最初に顔を合わすのがきみでなによりなのさ
うざったい現実も少しは楽しめるかな
そう言いかけてやっぱり胸にしまった。
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もしも人生を途中でリセットできたなら
どんなにいいだろう
まるでゲームみたいにスイッチ一押しでやり直しのきく人生だったらどうだろう
きっと長生きを一生の目標にしている人だって望まないだろう
なぜっていうなら
この世界の誰もが永遠のないことを知っているから
一度きりの人生だからこそ
人は死にものぐるいで精一杯必死になって
追いかけている夢を掴もうともするし
理想を叶えようともするんだ
もし永遠があった日には
そんなこともなくなるんだろうな
永遠の人生だから
毎日をダラダラと過ごすんだろうな
退屈な日々を送るんだろうな
死んじまいたいくらいツマラナい日々を送るんだろうな
そしてあの日
永遠を望んだ自分を
進みすぎた自然の摂理さえ裏切った科学技術を恨むんだろうな
身勝手なまでに
だから
やり直しのきく人生じゃなくてよかったよ
永遠は人間にはツラすぎるから
終わりある命で助かったよ
ちょっと残念な気持ちで安心したような不思議な気持ちでそんなことを想う。
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苦く甘いコーヒーのように
僕らは恋をした
何ヶ月かの交際の末に
意を決し結婚したのさ
僕達の恋はおつき合いしていたときのように
何年経っても変わらぬ愛情のまま
二人はまるで七夕の織り姫と彦星のようにお互いに愛し合った
何十年の時はコーヒーを冷まさせてしまったの
なんだか二人はいつの間にか会話も乏しくなっていた
少し胸が痛んだ
不器用な僕は気づいたら君を泣きながら抱きしめてたよ
僕らの恋
時には渋めの恋
時には甘めの恋
まるで
いつか君と飲んだ
エスプレッソ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
人が生きていく中で無駄なことなんて一つもないんだよ
今まで僕らが歩んできた長い道のり
大人になった今
理想に満ちた未来のビジョンは崩れさったけど
涙も挫折も失敗も何もかもすべてすべてそれぞれに意味があるんだよ
昨日感じた悲しみと同じ分だけ
明日はきっと幸せが訪れる
「楽あれば苦あり」
「苦あれば楽あり」
人生はそれの繰り返し
悲しみがあれば喜びがある
色んな思いがひしめき合った世界を生きている
お互いを支えあいながら
お互いの足りない部分を補い合いながら人は生きれている
僕もそうやって色んな人の思いに触れ生きてきた
だから
いつまでも悲しんでなんかいられない
巡り来る明日という一歩先の未来に歩んでいく
時間は当然待っちゃくれないから
だから時満ちるまで僕は生きていくんだ
悲しいことで心が折れそうになっても立ち上がるよ
涙を拭ったら
重い腰を上げ
明日のドアをスッと開け放すよ
今日に手を振り
明日に渉ろう
数え切れないくらいの思い出と苦悩抱え込み
愛のため 己のため
僕が目指している
理想の僕になるため
今日に手を振り
明日へ渉るよ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
悲しいことがあるとふさぎ込んでしまう
クセは相変わらずに大人になっても続いた
部屋の隅っこ丸まった背中には悲しい影が帯びていた
傍から見ても歯がゆくもどかしい
君の心の中で
絶えず響いている
悲しみカルテット
時おり君がみせる
涙に胸がひどく痛むんだ
雨の降っているときの濁った灰色みたいに
憂鬱な胸の内
些かの影を忍ばせながら
いくつかの日々を送った
涙と苦悩のあの夏。