詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
自ら作り出した糸で丈夫な殻を作り
蛹になって暖かい春がくるまでしばし待ちます
春がきたらいよいよ蝶になり
まだ見ぬ空へ羽ばたくのです
キレイな羽を広げ
羽を伸ばし
空へ飛んでゆく
人も同じ
幼少期は芋虫で
青年期という蛹の時期を迎え
自我を閉じこめる
そして
大人という秩序と教養を持った立派な蝶になり
社会という大空へ羽ばたいていく
僕も君も同じ様に
キレイな蝶であり
ときに不気味な蛾にもなる
社会という蜘蛛の巣にとらわれて
それでも必死になって生きようとする
雄々しい蝶のように人も生きていく
美しい心をときに汚しながら
それでも勇ましく羽ばたきながら生きていく。
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悲しみはいつかなくなりますか?
悲しまないでいられる日はいつか訪れますか?
もし来るとするならそれはいつですか?
なぜ答えてくれないのか
ただ悲しみは募っていくばかりで
心を閉ざす犠牲はありますか?
黄昏へ飛ぶ雛鳥の行方を聞いているのです
瞼、閉じて
雨に降られて
独りぼっちの空の下
風は吹きすさび
森は唸り
胸はざわめく
心はいったいなにを求めている?
探しているものはみつかるのか
心はなぜ君を求める?
終わったはずの恋なのに
不思議と空は晴れ渡り
そこに虹が架かっても
胸にはまだいつかのさよならが心かすかに残っています。
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時々頭をふと掠める
どうして人は生きていくのかなと
そんなこと決まってるはずもないのに
なぜか僕は何度となく自分に問い続けた
遠く果てしなく続く空のように
疑問は尽きず
悲しいことも終わらないけど
だけど僕らはなぜか生きているんだ
どうせ生まれたのなら生きなければ
どうせ死ぬ運命なら誰もが羨ましがるような地位と名誉がほしいのさ
誰よりも尊敬されて人に好まれる
そんな人になりたいのさ
僕の目の前に
延びている道は果てしなく
途切れなく何処までも続く
青春という上り坂を駆け上がる
出会いと別れの分岐点
涙を拭い
歯を食いしばり
明日へと 未来へと
渉っていく
いつの日か いつの日か
野望と幸せを手にするために
いざ行かん。
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世の中は弱肉強食。
ひ弱で遠慮がちな者は生きていけず、それ相応の暮らししかできない。
逆に、欲張りでずる賢い者はが特をする。
実に理不尽な世界である。
だとするなら、世の中はまるでジャングルのように多種多様な様々な人間が暮らす弱肉強食の世界であろう。
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明日の風は答えてくれる
僕らの切実な疑問に
なぜ、
人は生きるのか
なぜ、
人は生きようとするのか
明日の風は教えてくれる
生きることの
尊さや美しさ
明日を生きることの
すばらしさも
悲しみも切なさも
すべて すべて
教えてくれる
明日の風は返事を返す代わりに
フュルル フュルル
やさしく吹いて
答えてくれる。
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風のように
ときに穏やかに
ときにはきびしく
あなたを愛していきたい
ありきたりな願いではあるけど
いつまでも二人仲良く幸せでいられますように
そう願うのは僕だけじゃないはず
君だって同じはずさ
そうだろう?
君はまるで風のように
自由気ままな女の子
瞳に映る
無邪気な君に恋をしたんだ
ぱっとしない毎日を変えてくれた
それが君なのさ
私の瞳で踊る
風の娘よ。
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僕はグッドマン
君のグッドマン
ナイスなグッドマン
賢いグッドマン
僕は君に投げんのさ
愛の言葉を直球で投げんのさ
ちゃんと受け止めてくれよ
やさしく 受け止めやすく
投げるからさ year
year year
愛してんのさ
世界でいちばん
君が好きなのさ
好物以上に
I am good man
僕はグッドマン
何事にも慎重且つ冷静に見つめるよ
慌てず焦らずのんびりと今を楽しもうよ
独身貴族は昨日でおしまい
独りぼっちは昨日で卒業
今日からは 今日からは
もう君の もう君の
君だけの 君だけの
グッドマンさ。
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なにも考えず
頭の中を真っ白にしてみよう
ときにはそんな息抜きも大切さ
頭の中に鬱憤やイライラを詰め込みすぎて
いつかパンクしちまう
だからそうなる前に何もかも忘れちまって
なにも考えず
ボーっとしてよう
ときにはそんな時間も必要さ
ママが呼んでる
夕飯ができたようだ
ドアを通して
いいによいが運ばれてくる
頭の中に浮かんだ
ごちそうの山
僕はすぐさま
ごちそうまで
走ってった
真っ白い湯気
今夜はモツ鍋
大好きなモツ鍋
真っ白い時間
なにもかも忘れて
モツを食べよう
鬱憤を無理やり晴らすのだ!
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この世界には
どんな頭のいい人も絶対に解けない
数式があるのさ
エジソンもアインシュタインもお手上げだろう
僕はその数式を知っているんだ
簡単そうに見えて
以外と難しい
答えのない
今までのどんな数式よりも難解奇抜な
その名は恋の数式
ラブラブ ラブラブ
僕は君に恋してんのさ
ラブラブ ラブラブ
僕は君を愛してんのさ
胸の高鳴りがその証拠さ
青臭い青春の恋の始まり year
きっと きっと
どんな学者でも
どんなイケメンでも解けない 恋の数式
でも
僕は知ってるんだ
数式の解き方を
簡単さ
みんな難しく考えすぎて逆に答えを見えなくしてんのさ
ラブラブ ラブラブ
それは
君も知ってるはず
あの日交わした
キスがその答えを教えてくれる
愛を知った人ならば誰でも知ってる
美しい 恋の数式
その答えは愛の中に
知りたければ
愛を知ることだ
恋をすることだ
そうすりゃわかんだろ。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ベランダのアームチェアーに座り
夜空の遠く浮かんでる月を眺めていた
今夜はキレイな満月だ
星もたくさん見えるよ
君のいない寂しい夜なら
慰めてくれる
やさしいバラードを聴くさ
君と過ごす楽しい夜ならば
ロマンチックな
キラキラしたジャズを流すさ
今 私の耳に聞こえてくるのは
バラードでもジャズでもなく
淋しい別れの哀歌
そっと 目を瞑る
もう会えない楽しかった日々たち
あなたの最期の笑顔
ちぎれた雲に
隠れてしまった
やわい光を注ぐ
まんまるキレイなお月様
一人の寂しさに雫が一つ 朧月夜。