詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
途切れずに絶え間なく続いてる時の中
とある運命の悪戯に操られ偶然に二人は出会った
今でもそう信じてる
決まりきった言葉を並べて
愛せるような君じゃなくて
一筋縄じゃいかないつよい女性だった
君の見つめる先にはいったい
どんな未来が映っているの
僕は未来でも君といられていますか
たとえ僕たちに明日がこないとしても
笑ってやろうぜ
悲しむことはない
俺たちの命はそれだけの価値だったということだろうから
sweet lullaby
どうして君は僕をひとりおいて
逝ってしまったの
胸がこんなにも痛むよ
帰らぬ君の思い出を抱いて今夜も夢の中へ
甘くも切ない
僕たちの未来は
あの日なら幸せでした
見えなきゃよかった
こんなこと言ったら君が悲しむよね。
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車道を挟んだ歩道で二人は立ちすくみ
ただ無言で雨に濡れていた
時間の速さに足を取られて
いつの間にかなにか大切なものどこかに落としてしまったらしい
君の濡れた瞳にはいま僕じゃなくて
なにが映っているのか
街の明かり
流れる人の波
目を合わせるだけでこんなに胸苦しいんだ
だから
ウィンクララバイ
君と僕がこれ以上一緒にいる意味はないのかな
僕と君の愛はどうやらここで行き止まりみたいだ
後にはいつまでもいつまでも立ち尽くした僕がいるだけでした。
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風の向くまま
思いのまま
旅をする
自由な旅人に憧れて
僕もいつかそんな風に自由に旅したいな
空を飛ぶ鳥のように
翼を広げ
雲よりも高く飛べたらないいのにな
叶わぬ願いと知りながら
空を眺め
私はただ憧れるだけ。
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足下に気をつけて
躓かないようにね
明日の光が見えるよ
少しだけ ほら
あのドアの隙間から漏れているんだ 窓から差し込む朝陽みたいな光が
光への階段を一段ずつゆっくりと上っていく
その先にある未来まで。
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愛する人のために身を投げ出す覚悟がおありなら
時の流れのせいにしないで
自分の歩いてきた道に落としてきた
涙の重さが愛の重さと同じなはずがないから
最果ての悲しみ
拭えることもなく
夢や理想はけっきょく叶わないまま
私の心を悲しみに満たしていく
溢れ出しそうな
涙は溢れている悲しみで
なぜだか留まらずに瞳から湧いてくる
あの日からずっと心の奥で溢れ続けています
愛を失った悲しみが溢れ続けています。
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'昨日のように思い出すこと'それは私にとってきっとなんでもないようなくだらないことだ
人はとてもくだらない生き物で
思い出や幸せにしがみついてないと
生きていくことのできない弱い生き物だ少なくとも僕はそうだ
寒さにうずくまり
見上げた空の月の明かり
照らし出されたあの日の自分
弱さを無意味に隠すため強がっていただけの臆病者
虫ずが走るよ
そんな過去に手を振って
さよならしたい
遙かな記憶の片隅のブラックホールに葬り去りたい
追いかけて
追いつけなくて
諦めようと
立ち止まり
それでも諦めが着かずにまた追いかけて
今もこうして消えてった愛を忘れられずに探しています
無駄だと知りながら
追憶の彼方へ消えた愛を探しているのです
どうか馬鹿だと笑ってやってください。
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後悔することは
常に連続して起きるのです
螺旋状になって
何処までも何処までも私につきまといます
暗い海の底の前世の遠き記憶
切り刻まれた思い出の中の深き傷跡
沈みゆく先は暗く深い海の底
もう返らぬ遠き過去の残像(かげ)
揺らめいて消え
揺らめいて消え
私を常に前へ前へと急がせる
それはすべていつの日か遙か昔の幻
薄れゆく記憶の忘却の足跡。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
眠れぬ夜の静けさよ
寝苦しい夜の憎たらしさよ
どうして私を夢に帰さぬのか
どうして私ばかりを苦しめるのか
私は月に問う
月は返事を返さない
月はただただ輝くのみ
私は月に聴く
なぜに返事を返さぬのだと
なぜにこれほどに憤ろしい夜を与えるのだと
それでも月は黙って瞬くのみ
一瞬の夢 醒める現実
襲い来る悪夢
見上げればそこに
blue moon
漆黒の暗闇におどろおどろしく浮かんだ
冷たい光の
blue moon。
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時は寄せて返す波です
命はその中で生まれ死す運命なのです
風のように吹いては止み
雨のように降っては止む
流れる雲の行方は誰にも知ることはできません
行き着くには限界があり
旅するにはあまりにも一生は短すぎます
終わりのない後悔の中で
私は繰り返し繰り返し懺悔し続けます
自分のしたことの罪深さを
貴女にしたことの愚かさを
私は一生謝罪し続けるのです
そう まるで
流れゆく時間の流れのように
緩やかなれどもときに残酷な世界で
誰かの叫びを耳にしながら
私は沈みゆく夕日を背に歌い続けます
永遠に許されることのない罪に向け
永遠に晴れることのない空の下
私は命の限り十字架を背に償い続けます。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
君の隣
風のによい
暖かな春の日差し
揺らめく二人の時間
誰にも邪魔できない
二人が描く未来
たとえ過去が汚れていても
現在が美しければそれでなにも問題はない
四つ葉のクローバー
探しに行こう
二人のクローバー
幸せを見つけに行こう
あの日の涙が嘘じゃないならば
今すぐこの僕と幸せを育みませんか?