詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
生きてる心地がしないのは
きっと毎日がつまらないから
無意味に暇を持て余す孤独な自分
そんな自分を見ていたらなんだか自分でも可愛そうに思えてきた
悲しいね
道ばたに転がってる小石のように
蹴られ続けるのか
周りの励ましが雑音にしか聞こえない
埃にまみれて
負わなくてもいい傷まで負って
その上誰かの気遣いまでしてるっていうのに
実際僕に返ってくるのは変わらぬ日々の波
退屈なんてすでに通り越してたよ
僕を取り巻いてるのは
憂鬱なだけの退屈な日々
溜息ばかりが涙を枯らせて
作り笑いをしていても切ないだけだった
もどかしいね。
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もし僕の背中に翼があっても
きっと僕は飛ぶことはないだろう
君の真上にも広がってる
大空へ羽ばたくのを恐れて
いつしか美しい羽も
抜け落ちて
使いものにならなくなるに違いない
きっとそうだ
今目の前にある
空みたいに遠く広がる未来からも目を逸らして
まるで夢を捨ててしまったかのように
冷めた瞳で君を見ていた
自由でいられた
青き若き翼。
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貴女と歩いてきた歩数だけ
僕の心に思い出が刻まれる
そりゃ楽しいことばかりじゃなかったさ
悲しいことの方が多かったかもしれない
けれど
その悲しみの分だけ幸せもあったのだからおあいこかな
僕が幼い日から
ずっと願い続けた夢を叶えるまで
僕は過去を振り返らない
前だけを見て一歩でも未来へ近づこう
そう思えるだけ大人になったって自分で勝手に想ってる
君と僕が歩んできた歩幅は
けして近くない
逆に近づいた分
離れた気がしてる
それはきっと
神様が僕らに嫉妬してるせいさ
同じ道のりを歩いていく僕ら
けしてなだらかじゃない
ときには山あり谷ありだけど
信じ合える人がいる
それだけで不思議と勇気がでてくるんだ
愛という心強い希望が僕にはあるから
僕は何度だって
立ち上がれるさ
どれだけ敗北を味わっても
負ける気がしないさ
次は勝てるって
気がしてるんだ。
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好きな人は
遠く離れたところで今日も僕を想ってくれてる
電話やメールでは感じれないぬくもりをお互いに求めてる
行けないような距離じゃない
夢を叶えるよりかはずっと簡単さ
だから
もう少し大人になるまで
待ってておくれ
my honey
離れていても
想いと想いで繋がってる僕ら
いつか会えることを願って
今夜もそっと眠りに着く
同じ月明かりを浴びながら…。
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首の辺りが冷えてきたから
君がくれたマフラー
巻いて出かけよう
少しだけ君の性格がよく現れてるそんなマフラー
でも暖かいのは変わらない
元々見てくれなんか気にはしない
そういえばもうじき
クリスマスだね
一年はあっという間だね
商店街を歩けば
どのお店もイルミネーションで飾り付けられてる
夜になれば輝いて綺麗だね
今年のクリスマスは
君のいないクリスマス
だからケーキは食べないんだ
一人だけで食べたって虚しくなるだけだから
ツリーも何も飾らないんだ
テレビもわざと見ないことにした
なんだか悲しくなるしね
君を思いだして泣いてしまうかもしれないから
君とマフラー
なくしてしまったのは君という愛
せっかく君のために秘密で買った指輪も
渡すことなく
君は北風みたいに僕のまえから消えてった
ただ一つ
不似合いな笑顔とマフラーを残して。
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失って初めて気づく貴女の大切さに
僕の胸は切なさで満たされてる
一人でいたって楽しいことなんてひとつもない
元はといえば僕が全部悪いんだから後悔したって仕方のないことだけど
何故か
君がどうしようもなく恋しくなった
凍えそうな心を温められるのは
君しかいないこと忘れていた
珈琲の湯気
気がつけば夢の中
眠りから覚めて
すっかり時間は朝に傾いていた
君との思い出
その一つ一つを忘れないで記憶してる
気紛れな僕と少し謝意な君だからこそ
きっと愛をなくしたとき
こんなにも胸が痛むんだズキズキと
こんなにも君が胸に溢れてるんだ。
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僕らが分かり合うために時間はそんなにいらなかった
すぐに君と打ち解けれた
他愛もないすれ違いや行き違いが別れを招く
そんなこと知ってるよ
だけど
何故だろう想いとは裏腹に君は僕から離れていく
追いかけても追いかけても届かない
幸せだと嘯く声はすごく小さかった
もう少し君と一緒にいたいけど
それは叶わぬ願いなんだろ
だから
君が離れていくのを
見送るしかないんだね
傘に隠れた君の姿
雨の中
手を振ることもなく
ただただ涙が溢れて
愛をなくした悲しみ
じっと感じてた
そっと涙を拭った
土砂降りの恋
いつもそうさ
愛すべき人を抱きしめれずに臆病になって
愛を失うことになる
そしてまた
今日もこうしてまた一つ愛をなくした
土砂降りの雨の日に。
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貴女の白いブラウス
貴女と手を繋ぐ感触
幸せのひととき
珈琲の香り
シャンプーのによい
ラジオから聴こえる懐かしいメロディー
貴女の隣の私
当然のように私
笑顔の君と眠そうな私
そして
風に揺れる
小さくなった白いブラウス
もう着られない白いブラウス。
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とても長く濃いキスをした
二人抱き合いながら体を寄せ合うようにしてキスをした
ほんのりとした甘さが
君の唇から伝わってくる
それが愛のあじなんだね
初めて感じたよ
甘く切ない大人のあじ
僕も君もそろそろ二十歳になるね
そしたらきっと今以上に忙しくなるね
こんな風に一緒にいられる時間も減るかもね
だから今という子供のときを噛み締めて
愛を感じていこう
時が許すまで
抱きしめ合おう。
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君に似合う花はきっと
汚れを知らない白い薔薇
柔く美しく
僕の側で咲いている
眩しい笑顔
失いたくない
どんなことがあろうと
君だけは
失いたくない
この気持ちだけは何年経とうと変わらない気持ち
僕の心にいつまでも
咲き続けている
君という愛の花
君という愛の花。