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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[3825] まなざしの先に
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あなたのまなざしの先に僕がいること
愛し合う誰かのまなざしとまなざしがぶつかること幸せなようにそれは僕らにも特別なもの
ただそれだけ
だけどそれだけにすばらしいもの

このまなざしの先にちょっとだけ夢が映る
現実とはちょっと違うすばらしい夢が映る

君に目をやれば
夢がはじける
君が笑えば
心もおどる

まなざしの先にはいつも君
それが僕にはあたりまえな日常
だから君がいない世界など好きじゃない
君がいるからこの世界は輝くんだ

わかってね
わかってるよね。

2009/03/29 (Sun)

[3824] 恋のハーモニー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕らの声は合わさって重なり合って積み重なって
マーブル模様でミルクとコーヒーの二人が恋をする

愛するふたりが奏でるハーモニーのようにふたりは恋をする

甘くも苦い時間の中で混ざり合って時々分離してまた混ざり合ってくり返すくり返す恋のハーモニー

僕らはめげず歌い続ける
命つきても永遠に続く歌
ふたりだけか知ってる歌を。

2009/03/28 (Sat)

[3823] みんなの時間
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


誰も同じように生きていて同じように生きていく
ただ生きる時間が違うし生まれてくる時間が違うから私とあなたは年が違う
流れ行く時の中死に別れたりしてすれ違うけど
それでも忘れない
あなたと過ごしたかけがえのない時間を
宝石のようにきらきらと輝く時間を僕は忘れない

あなたと私が刻んだ日々は命がつきても永遠です
この時はあなたのもの
そして私のもの
みんなのもの
私から見た世界
あなたから見た世界
感じる人により世界はあなたの味方もする
僕の味方もする
みんなの味方です

だからこの時間はみんなの時間
みんなに等しく与えられた一度限りの神の気まぐれプレゼント
僕は生きる
その時間の中で
僕の時間でもある
あなたの時間でもある
この時間の中で
僕は生きる。

2009/03/28 (Sat)

[3822] それは紛れもない本音である
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


あなたがやさしいから僕もやさしくしたくなる
もしもあなたがいやな人ならどんなにスレンダーな美人でも僕はあなたを好きになんかならない
見た目にはだまされないから
僕はあなたがやさしく心のあるすばらしい人だと思うから好きなんだ
顔じゃなく性格じゃなく
ただかんたんにあなたが僕が涙を流すほどのやさしさをもつ所有者だから好きなんだ
それに甘えちゃいけない
でも甘えてしまう
あなたが本当に好きだから
やさしさを限りなく欲してしまう
もっともっと、と求めてしまう

愚かな僕
そんなコトわかっています
だけどそんな気持ちを追い越して愛は欲望のまま暴走する
どこまでも
どこまでも

嗚呼
それは紛れもない本音である

今 白状しよう
止まらない
止められない
狂おしい愛を

ここに記す
一筆書きでね。

2009/03/28 (Sat)

[3821] やみとひかり
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


心のヤミが晴れたらヒカリに会いにゆこう
誰かを裏切った数だけ今日は誰かを愛してみよう
なるべく優しくしよう

それだけで心はだんだん光で満ちる
それだけで心がだんだん丸くなる

優しい形になる

自分を優先するか
他人を優先するか
関係ないのかな
自分の遠慮や気遣いは無駄に終わるのかな

優しさや愛などもう滅んだ世界なのかな
いくら他人に優しくしても恩義を仇にするような人ばかり蔓延るのかな

喜びにひたるときは闇など嘘のようだからヒカリはきれいにただ映る
けれど闇に染まるときは優しい人も怒りを禁じ得ない

ただ光に 優しくされればそちらにふらふら
ただ闇に ちやほやされれば今度はそちらにふらふら
僕はそのあいだを行き交う
どちらを住まいにするとはなくただ光と闇のあいだを僕は行ったり来たりする

彷徨える旅人
光を纏いながらも闇にも惹かれてしまう
正しくもなく悪すぎでもない中途半端な心をもつ人々

それが我々人間である

とてもおそろしく
とても複雑な
絡まる糸のよな
DNA思わせるもの
構造は複雑
でも仕組みは簡単
そんな気持ちに今日も躍らされてる

やみとひかりのこの浮き世で座りたくもない未来という名のベンチに座りながらなぜかあたたかい日向の中僕は生きる
ただ生きる

宛もなく目的もなく希望もなくただ生きる
ただ旅をする。

2009/03/28 (Sat)

[3820] それでも それでも
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


この世にはいろんな境遇の中で生きている人がいる
この世にはいろんな運命抱えてても笑ってる人がいる

それでもそれでもって頑張る人がいる

この世には僕なんかよりずっとえらい人がいる
この世には僕なんかよりずっと大変な境遇な人がいる

でもそんな人ほどたくさん笑いたくさんの喜びをわかってる

それでもそれでもって前に進もうとする

生きてるからそのうちいいことがある
生きていればそのうちいいことがある

そんなつよい人は決まっていつもそういう

ああ 真似できないな
えらいな
僕なをかとは大違いだ
自分と比べてしまう

それでもそれでもって僕も本気で笑える努力をする
いつか偽りのない素晴らしい笑顔見せられるように。

2009/03/28 (Sat)

[3819] …という名の
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


常識という名の理不尽が正しくいようとする心を引き裂く
潔さという名の裏切りが逆に誰かを傷つけている

私という名の生き物が
君という名の生き物を
愛したりすること
なにで締めくくる?どんな言葉を名づける? きれいな言葉で汚さをつくろう?

援助という名の図々しさが土足で心を踏み荒らす
救いという名のおせっかいが時に人格を疑わせる
逆さまの世界
鏡に映した世界
そこでは誰も彼もへそ曲がり

今日も何かが変だな
ちょっとほうっておいてほしいな

1人になりたい!
人の中はもうこりごり
1人になりたい!

2009/03/27 (Fri)

[3818] それでも僕は夢をみる
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


夢までつづいてる路の途中 叶うよって見込みは確かじゃないけどあきらめられないよ今さら
夢はあくまでもただ遠くから見たり眺めるだけじゃ侘びしいぜ

確率にしたら1パーセントをきるし数字じゃあらわせられない
−がつくから
言うのもはずかしい

それでも僕は夢はみる
みたい みたい みたい

だって夢をみることをやめたら
元も子もない なにもつかめない
夢のないところにはなにも咲かない
失敗さえ残らない
そんなのダメじゃないか
こわいからと逃げ腰になってばかりじゃ悲しい

不安が馴れ馴れしく僕に話しかけてくる今日このごろ

日常のサーカスは続く
サーカス団は僕のアタマの中で火の輪をくぐる パントマイムをする 曲芸を見せる

それでも僕がみてる夢はただひとつ
あなたです

聞こえますか?
わかりますか?
情熱はもう沸騰してる
爆発しそう
沸点もかるくこえてる

愛が僕から遠く離れてく
追いかけるこの足が追いかけっこする
夢が逃げてゆく
それでも僕は夢をみつづける 今も

君という夢をみる
永久につづく回廊で君を追う夢をみる。

2009/03/27 (Fri)

[3817] おやすみ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


この街は昼も夜もなく一日中派手なおまつり騒ぎさ まるでサーカスだね
昨日のことはもう忘れてさ今は今をなるべく楽しもうよ
そのための時間のはずさ 悲しい記憶は今は胸にしまって雰囲気に酔いしれよう

大好きな人の涙がこぼれ落ちて光りながら闇にはじける夜は
君の涙を明かりにして僕は君を慰めにゆく
きれいな満月が照らすまっすぐな路をたどりながら
そのあいだに君に話すおもしろい話をまとめておく
君の笑顔今夜は見れるかなぁ…

極彩色に染まった鮮やかな未来と少し黒ずんで色あせた過去
それでもなぜか理想より予想のほうが正しいようで汚くにごる未来が今本当は見えていてそっちのほうが確率高い

君がふるえてるように僕もふるえてる
不安だらけの未来が僕を睨んでるから
君もかい?
涙も出やしないだろ?

この街は僕に優しいけれどみんなに優しいわけで僕だけに優しいわけじゃない
なんだか仕方なく優しくされてるのかな
なんて馬鹿かなぁ

街は夕暮れ
サーカスももう終わりらしくて人混みもだんだん消え去ってゆく
足取り重くため息は生暖かい
僕はひとり
降りそそぐ今日がやむのを寝て待つ
夜明けがやがて今日を連れ去り明日を街に広げるまで

僕は君と お話しながら待っているよ
その明日が悲しくてもすばらしくても待ち遠しくてもそうじゃなくても明日はかならず昇るから
眠いから寝る
それだけ
だから笑顔も消えたり浮かんだりする
明日はどんな日になるかな 予想もつかないや
さよなら 今日よ
未来までもう一踏ん張り
さあ 張り切って寝るとしよう
大好きな君の隣
大好きな夜の中
大好きな夢をみよう
おやすみなさい

いい夢を
安らかな目覚めをね。

2009/03/27 (Fri)

[3816] 奇跡
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


特別じゃないものなんてない
生きている
そこにいる
それだけでもう特別じゃないか
奇跡じゃないものなんかない
生まれたり
人と出逢う事
それだけでもう奇跡じゃないか

見過ごしそうな答をよーく見極めてごらん
君はもう奇跡の真ん中
不思議のさなか
僕は無限パーセントとあり得ない確率の末に生まれた奇跡の申し子
誰も奇跡の申し子

ほら笑った泣いた
地球ができる前から
たぶんだけど奇跡は少しずつ回りだしてた
神様のアイデアよりずっと素晴らしい偶然とも必然ともつかない奇跡の先に生まれた

そう思ったっていいはずさ
だって僕らもうその奇跡を体感してる
目の当たりにしてる目撃者なんだからね
嘘じゃないでまかせじゃない

僕ら奇跡を今見ている 味わってる

奇跡の申し子
奇跡的な産物
幻じゃないよ
こうして生きてるから 胸の鼓動が嘘だといったら次は耳を疑うのかい?バカらしいぜ

やがて消えても
つけてきた足跡は残るから心配すんな
あとは何とかやるだろう 先の人が

答はきっと手のひらのうえにある

奇跡はもう起こってる
待たなくても感じれば見るものふれるものここにある世界
すべてが奇跡

そんな当たり前なありふれた奇跡の中で幸せを感じれる
これこれがこの上ない奇跡ではないかね?

私は歌う
私もまた
奇跡の申し子だから
嘘偽りない歌を
汚れない声で歌う。

2009/03/27 (Fri)
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