詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
この恋はもう幻だから振り返っても何も見えない
つかの間のときめきも一瞬でさよならの悲しみで涙にぬれてしまう
嘆きに変わる
笑顔も燃える
風のように流れていった思い出は楽しい記憶ばかりを鮮やかに映す
頭の中にあの日の笑顔
じゃまするように悲しい涙
雨が降るようにさらさらとすべてが流されてゆく
たった一度
ぼくがおかした過ちは永遠の罪と化していつかさよなら告げたばかりに幻の恋になる
悲しい恋になる
いつまでも前に進もう 笑顔でいようとするぼくをもどかしい気持ちにする
けっして愛した人だけが悪いとは言わないけど 言わないけど
なんだか悲しい恋だから
ただそれだけでムネの中がらんどう がらんどう
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笑顔と涙のあいだで僕の心どしゃ降りだ
悲しみと歓びの繰り返しで僕の人生はこれからも今までのようにつづいてゆく
かんたんには忘れられないことばかりだ
一度迷い込んだら抜け出せない謎ばかりだ
出口はおそらくないから人生は死んでも悲しみの中
歓びは生きてるときしか見えない
死んだら骨になる
涙さえ流れない
だから悲しみの中
そんな当たり前なことをすごく真面目に話すのは僕がそれを真実と信じてやまないから
笑顔が美しいと思えるうちが花
ほらまた笑顔ゆがんでる
大人の笑顔じゃ子供の純粋な笑顔をこえられない
もう戻れない
幼いころ浮かべてた笑顔
あの気持ちには
あの気持ちには
笑顔と涙のあいだで今も僕は繰り返してる
きりもなく飽きるほどもう何度となく
もう飽き飽きしてるけれど今日もなんとなく生きなければとなぜか心なしか思う
それが正しいと信じてるから
それが正しいとどっかで知っているから
僕はとうぜんのように笑い涙する
嬉しいことにも悲しいことにさえ笑い涙する
そんな連続が今もつづいている
そんなことが繰り返されて今に至る
今はまだ旅の途中
まだ終わりじゃありません
明日も残念ながら幸いながらつづきます つづきます
きっと歓びも
いやだけど悲しみもついて来ます
どこまでも
この命尽きるまで
悲しみも生きてるあいだだけしか感じれないと考えて僕はなるべく笑います
子供には勝てないけど精いっぱい大人でもめいっぱい笑います
涙ももう無理に隠しません
それが正しいと信じてる
それこそが正しいと信じたい
僕は信じたい
僕なら信じたい
どこまでも
いつまでも
それが真実だと本当は唄いたい 唄いたい
決まりきったつまらない常識しか響かないこの世界で 唄いたい 唄いたい。
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考えることがどうも苦手なのならば無理をして頭を痛ませる必要は無いんだよ
そのうち歩いていればどこかしらには着くはずだ 人生なんて見方を変えればハリボテの幻
旅は道連れ
世は情け
友も愛も僕にはなく金もそこを尽きた
あるのは昔からつきまとう大量の不安とおなじみの悲しみくらいだ
涙もこのごろ必需品になってきたし使いものにならない嘘の上手なつき方と強情な性格
頼むよ マイブレイン 未知数の神経ではりめぐらされた我ら人間の神秘で地球も反り返る奇跡を起こしておくれ
頼んでばかり 意味のない問答はとりつく島もないほどなにも進展しない はみ出した弱さがやがて涙を流し体中の汚れを体外に抽出しただけ
でもまた汚れるよ
明日になればすぐに
身体が硬い人
身体か軟らかい人
いるようにきっと様々な理由で今をみんなそれぞれ言いたいこともあるだろうけどあえてそこは平和的解決を望みいらだつ感情をなんとか抑えてる
でも本心では爆発しそうなんだろう?
猿回しみたいに世の中にいいように遣われ命令に従わされる
人権のあり方さえわからなくなる
一体僕は 一体私は
繰り返す日々の中
迷う マイブレイン
どんなに時代が進んでもつくれない人間の人類史上最高の脳味噌でも解決できない
見いだせない答
今 対峙してる
ずっと人が生きる限り それがどうも運命らしい
しわだらけ 脳味噌
寄せたしわ 眉間にもしわ
シュワシュワ泡みたいに絶え間なくあふれるハテナ
つづく
嘘みたいな本当の世界で
目の前に見えてるものを真実と信じながら
基準を満たそうとしながらとりあえず生きることが生まれた僕らの使命と生きる
君はどうですか?
君はそれについて
ご意見 お寄せください
いらない情報や
飽き飽きした思い出
僕ら再利用して何度でも脳味噌に刺激をあたえて活性化させる。
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ブラックホールに消えてゆく僕のほんの小さな言葉
愛してる 君に届くころには跡形もなく宇宙の塵になる
出口のないその永遠の暗闇の中 きっと想いは吸い込まれたまま 返ることを望まない
捨ててはならない
わかってても手元にあるだけで苦しい
ブラックホールに自ら葬り去った想いはもう返らない
それはそれで悲しい
ホールインアイラブユー
でも今さら返らない
ホールインアイラブユー
想いはもうすでに宇宙の塵
言わずにおしまいにした恋の傷が痛んでも それはもう癒えぬ傷
言って叶わぬ恋より
言わないまま叶わぬ恋のほうが痛みは大きい
傷は深い
わかっていたのにわかってなかった僕だった
ホールインアイラブユー
残ったものは傷ひとつ
いつまでも拭い去れぬ悲しみひとつ
臆病者の代償ひとつ
とてつもなく大きい人生を左右する失態ひとつ
今も僕を暗闇に突き落とす
ブラックホールより深い悲しみの闇へ
その悲しみは僕をなじる なぜ言わなかったと
今もそう思う
僕は歩き出せない
ブラックホールから
一歩も
未来はそこで輝いてる
それなのに進めない僕がいる 僕がいる
透明な僕が消えそうな存在を嘆いてる
その真横を 時間だけが色を変えながら僕を置いていく
いくつもの季節を連れ出しながら 僕だけを置き去りにしたまま 古ぼけた夢の中
木枯らしの中 寒さにふるえる心
すでにもう真夏
信じられないほど厚着の僕は 不安着込んで泣いている 泣いている
心の真冬に嘆いてる。
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咲いては散りゆく命の花 言葉にすればたやすすぎてすべてが瞬く間に消える
一輪 はかなく 揺れる花はどれもが輝いている
遠くからじゃわからない近くで見ないとその存在がもつ特有の光には気づかない
どうか近くで
そばに寄り添い見てごらん
ひいきはしないで
特別扱いもしないで
ただ純粋に見てごらん
そんなまなざしが花を元気にし勇気づける肥料になり水になりやがてはきれいな花を咲かすから
見ててごらん
今に花を咲かすから
命の光
限りがあるから
見方によればつまらないかもしれない
でも忘れないで
永遠に咲き続ける花などない 人も同じ
君も 誰も 永久にこの世に根を張れない
この小さな家もやがて空き家になるだろう
命も借り物だから返すしかない
神さまの所有物だから
でも生きてるあいだは僕らのもの
汚しても何しても自由だし見た目にはわからないけど
身体は大切にしてあまり汚れないように心をみがこう 花を愛でるように命を愛でよう
ほんの小さなこの時間にかけて毎日きれいに咲くことつとめてみよう
きれいに生きるということは完璧じゃない
不器用でも精いっぱい生きる姿
それがきれいに生きるということ
つとめてみよう
あたりまえなようだけど命はころがすものじゃないたわむれるものでもない
あくまで咲かせるものだということ忘れちゃいけない
枯らせてはならない
見えないからといって
汚してはならない
正しさはいつも黒くすさむけど
汚れてもきれいなその姿を惜しみやり直そうと過去を洗う
そんな花ならばきっといつか咲くことができる
欲と泥にまみれた身体でも悔い改める心があれば上等だ
命よ燃えろ
花となり咲け
心にうち上がれ
大輪の花よ
命よ花ひらけ
いつか泡となり跡形もなく消えるとしても運命にひれ伏さず死ぬまで光を心から絶やさぬよう。
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僕は永久ににぐえぬ悲しみ抱いてどこまでも続きそうな道を旅する人
時に泣き 時に笑い生きています 今も
風に抱かれては冷やかされては旅人は頼りにする 風を
それでも灯りがないと困ると悲しみにもより所を求め涙を受け入れている
決して幸せじゃない
決して不幸でもない
気ままな旅の中
宛もない旅の中
風に吹かれて僕らは向かい風の中 追い風になって進む
涙をあずけて笑顔を浮かべれば空にきれいな星 素直に今だけは笑える
砂のような苦い思いを気が変になるくらい繰り返し繰り返し 明日もずっとずっと
僕は旅人
君も旅人
誰も旅人
風の旅人
はなから行く宛も何もない ただ手ぶらのまま生まれてきた
あふれとどまらぬ欲望だけ抱いて 抱いて 抱いて 手の中何もないなら そこらじゅう落ちている輝く夢 見えない何か
きらめくリアル
これからが大事なとき
これからが人生の本当のはじまり
まだまだ若いさ
僕なんかは
歩けるうちが花
さあ 自由に飛べるうちに旅に出かけよう
風の 風の 旅人よ
風に吹かれて
思いのままルールにしばられることもなくいざ進めよ
ほら目先 何か光ってるよ
あれが君も求めてる僕もあこがれた夢ある未来かもしれない
もはや おそれる理由など消えた
そうなった僕は無敵さ 無敵さ
ただ進め
前へ 前へ
限りなく前へ
旅人ならば進んでみせるんだ。
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僕が死んだその後はどうなるだろうと考えた
世界はなにも変わらず無表情に時を刻み続けるだろう 僕がいたころと何ひとつ変わらず
同じように人を生み出し迎え入れそして彼の世に送り出す
やさしくすることもなく傷つけることもなく干渉せずに天に召します神さま頭の中でさんぜんと輝いて
その後は誰にもわからない
もちのろん
でも予想がつくくらい先が読めてしまうその後の流れ
悲しいような嬉しいようなものだよ
それでも
それでも
僕は進む
行き止まりが僕にストップかけるまでは。
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悲しみにもおそれないで
むしろ迎え入れるような堂々とした振る舞いで観客をわかせてみなよ
おいでませ 悲しみ
お久しゅうござります
そんなんで強がりでもこたえくらいにはなるよ
だから 強気に悲しみの前 振る舞って蹌踉
ようこそここへ
苦っ苦っ苦っ苦
それでも笑うぼくを帰ったらほめまくってみれば少しは心もおだやか。
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真の楽園は何処に?
きみの中?
ぼくの中?
いいや
どちらも違う
ならば
何処にある?楽園は
心から願えば
無駄だよ 無駄 無駄
勢い余って芯からパラダイス 狂った夢の最果てよ
頭の中はすでにパレード
複雑怪奇
百花繚乱
数はもはや
無限を越えた
未知数領域
やはりぼくらではたどり着けないのか?
誰かのかたい決意であるNOをYESに一言で変えるくらい
世界から争いを3日でなくし平和な世界にしたり世界のCO2を安定させたりするくらい難しいから
でもまだあきらめたわけじゃない
魔法も不思議もなにもない理屈と常識ばかりの世の中でもきれいな花は咲く
大丈夫 信じてる
リアルにもそれなりの夢はあると
生まれた限りは探したい 死ぬまで信じたい
人として
ぼくとして
キミと探す パラダイス
最果てまでご足労
おつきあいください
あの世まで
つければいいなパラダイス
まあとりあえずシャルウィダンス?
腹ごしらえはそのあとに
それもまたパラダイス。
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心地いい痛みは恍惚の安らぎに似て
痛みと快楽は紙一重だから危うい
闇にも惹かれる
悪をあこがれる
輝いてる
痛みの向こうの安らぎ
快楽を超えた安らぎ
それは紙一枚ではさまれただけの薄い防御だからすぐに壊れてしまう理性と狂気の壁
ぼくはその世界に染まりたい
喜んで
喜んで
謹んで
謹んで。