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甘味亭 真朱麻呂の部屋  〜 新着順表示 〜


[3425] 転身
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


怒られた数だけ強くなるよ
だからもっと怒って
叱られた数だけ強くなるよ
だからもっと叱って

傷つけられた分だけ強くなる
だからもっと傷つけて
傷ついた分だけ我慢強くなる
だからもっといたぶって

強くなりたいから
強い人間になるから その逆境を逆手にとって力にするから

僕は信じてる 信じてるよ
僕は強くなれる 強くなれる

そんな他人はいやがるようなコト繰り返せばいつか いつか理想の人間になれると想うから

さあ やれよ
どうした やれよ
傷つけたりいたぶったりするのは得意だろ? 淀んだ世の中のいじめっ子たちよ

弱者から強者へと転身するための我が力となれ その力をゆるますなかれ
本気でぶつかってこいよ
僕よ今にその逆境を光となせ!
まばゆく輝け!
いじめっ子たちを見返すときは今だよ!

2008/12/28 (Sun)

[3424] はれてサヨナラ これでサヨナラ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


最終電車に乗って君は行くよ ふるさとへ
もう今日はここへは帰らない電車だから
サヨナラ サヨナラ
はれて サヨナラ

涙をコートの袖で拭う君にせつなさあふれてもらい泣き

エンエンエーン!

2008/12/28 (Sun)

[3423] うたをうたおう
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人生は無駄に欲張んないことが大切
それが成功するただ一つの秘訣だよ
おケツじゃないよ
ほら昔話にもあるように欲張って大きいつづらを選んでばかを見るより 小さな箱で我慢することも時には大切なのさ
正直者がばかを見る世の中だけれど
それでも正直者を貫いていればきっといいことあるんだぜ

今日はなんの日? 君と出逢えた日
ばかみたいに見せて明るいふうに見せて
じつはそんな人ほど悲しい今を抱えてるの

わかってあげてね!

あのころは本当によかったななんて想うくらい思い出抱えすぎたから

うたをうたおう
負けなそうな心に

きっと僕ら幸せになるために生まれてきたんだよ
だから二人幸せになろうじゃん! ベイベー!

2008/12/28 (Sun)

[3422] サーカス
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ピエロは眠る
一仕事終えたあとで
ピエロの目尻に光る涙
今日もたくさん失敗した

日常というサーカスで
気持ちをごまかし笑う僕はまるでおかしなピエロ
ピエロは明日も
きっと ずっと
いつまでも
ピエロのまま

社会に群がる虫たちに笑顔を振りまく
悲しくても泣けない
笑うだけ 笑うだけ
それだけでしかゆるされない命

金は虫みたいにわく
されど悲しいサーカスでの仕事

ああ 仕事変えたい
死にたい
ああ ピエロ辞めたい
辞められない

目処が立たない
決意ができない
弱虫 ピエロ
僕にもっとも
ふさわしい役柄だ
適任の仕事だ

でも金なんかいらない
自由がほしい
ただそれだけなのに
社会は僕を逃がさない
にらむっきり
ただそれだけが怖い。

2008/12/28 (Sun)

[3421] 旅に出るつもりじゃなかった
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


天使と悪魔の狭間を土足で歩く僕は堕天使

落ちた涙 拭いもせずに ただまっすぐ行く宛もなくさまよう

旅人を気取ったり
旅に出るつもりじゃなかった
ただ始まってしまった人生という突然の旅
勝手な思い 一つのせいで
欲望の産物さ!
そのくせ等の親たちは

責任もって抱きしめて行く末を見守っていてくれ、僕の人生!
笑いもしないのな
親たちよ!
育児放棄か!
まったく最初から最後まで勝手なのな!

ああ
旅に出るつもりじゃなかった
旅に出るつもりじゃなかった
旅に出るつもりじゃなかった
旅に出るつもりじゃなかった
旅に出るつもりじゃなかった

でも
旅な出てみていいこともあった

だから感謝と憎悪は今のところ隣り合うどちらが前に出ることもなく同じ位置にそろう その率は紙一重

ああ
旅に出るつもりじゃなかった
けれど
旅もまたいいもんだな

僕はあいつらの分まで幸せになってやる

皮肉にもあいつらが勝手に現実へと蹴り飛ばし始まらせた命の旅の中で誓うとは 誓うとは

ああ
それでも旅に出るつもりじゃなかった
それだけは
変わらない
いつまでも
いつまでも

過去と未来
そして現在
迫りくる 時間 その期限
不安 安堵
その狭間で踊る日々は続く めまいがするくらいせわしく続く

笑いと涙の茶番は続く。

2008/12/28 (Sun)

[3420] 運命
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


せーのジャジャジャジャーン!

運命の時間です!

2008/12/28 (Sun)

[3419] 合唱
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕と君とで
うたを重ねる
僕の野太い声と君の澄んだ透明な声で
うた合わせだ

カエルの大合唱

ゲーコ ゲーコ
ゲーコ ゲーコ

せつなさと悲しみもある けれど喜びは世界中降るんだよ
雨 雨 降れ 降れ
幸せと喜びの花は咲く場所を選ばない
あとはその種を探す努力をするだけで!

愛 愛 愛 愛してるよ
合唱の始まり
第一楽章
第二楽章
序章にたどり着くまで
時を司る指揮者がタクトを置くまで
振り続けられるタクトに合わせて二人不満顔で運命に踊らされ歌わされながらも

その中でちゃっかり愛してるから
お互い 悲しみやせつなさ
今がなければよかったとかイヤだといっても今がなければお互い出会えなかったからある意味よかったのかな

なんてたわいない話に花を咲かす
日々 考えて言葉にすることは歌うこと 合唱だよ 合唱だよ
毎日 日常 それはささやかな大合唱

だから ゲーコ
ゲーコ ゲーコ

愛する二人の大合唱

愛する二人の大合唱

愛し合うカエルの大合唱

君がゲーコと言えば
僕もゲーコと後から続く

そんなふうに日常のパートごとに歌う

この世界で 生きることはささやかな大合唱

小さな小さな合唱だ

だから明日も雨降り 青空 どんな空のしたでもなるべく笑っていようか、と

泣きながら 笑いながらゲーコ ゲーコ

その声はせつなさと喜びが混じり合った音(メロディ)

泣き笑いの日々
流れる涙を拭うための歌

だから愛すわけじゃないが
だから愛すわけじゃないが
それもまた一理ある

だけど前提は愛し合いたいから愛し合う
歌いあいたいから君とだけ歌いあいたいから歌いあう

ただそれだけの気持ちから始まった愛の歌

愛し合う二人の大合唱
互いを愛す証としてこのうたを…

2008/12/28 (Sun)

[3418] 本心
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人をわけもなく憎む気持ちが僕の力
人をわけもなくやたらに傷つける事

獣のように本心のままに生きれたらどんなにいいのだろう
でもその分人間の心を失ってしまうから僕は今みたいなやさしい心もなくしてしまうね

人を憎んだり人を嫌ったりする事が本来人間の本心ならば
ここにあるやさしさはもう必要ないねと神様に引っこ抜かれる

でもイヤだよ それもねなんか

僕はやっぱり自由に人を憎みたいしまた人を愛したいのさ
人を憎むこともなくしちゃだめな感情で人を愛す感情もなくちゃならないものだから どちらも大切だよ
人間が人間として生きるために 形を成すために

心をひらいて
本当を引っ張り出す
邪悪でも誠実でも
人はやっぱり悪魔と天使 二つの心もつ堕天使のまま おれた運命の翼を抱えて
地を歩く
それが似合わしい

そう思う
心から 根底から

鏡に映った自分の姿
こんなにも醜く可哀想なほど傷だらけ
でもどこか愛らしい
あなたが傷ついた分私も傷ついた
そんな私を私自身が独り愛す
そんな自分も愛していきたい
そんな自分も愛してほしい

孤独な翼に微笑みかけて哀れみじゃなく本心からの涙を与えてほしい

愛を
愛を
愛を
ただ求めてるだけ
私 哀れな堕天使
堕ちた天使
私 哀れな人間擬き
堕ちた狩人

それが本心
真の本心
虚像じゃなく
実像の自分
鏡に映る自分もまた自分
だけどこちら側の本体の自分も自分
その事を忘れず生きたい

明日も
明日からも。

2008/12/28 (Sun)

[3417] 天まで一直線
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


天を目指して
背を伸ばし続ける
まるで彼はジャックの豆の木

花は空に憧れる
空を自由に飛ぶ鳥たちに憧れる
でも鳥は綺麗な花に憧れる
憧れはいつも定まらないな
あっちがこっち
こっちがあっち
自分には満足できない
そのくせなれたらなったであきるのは早い

花よ 鳥よ 人よ
自分っていう特別をもっと見つめてごらん
愛せるように
愛せるように
愛せるように
自分を咲かせてごらん
花はもっと綺麗に咲く努力を
鳥はもっと優雅に飛ぶ努力を
人はもっと元気に歩く努力を

それぞれ自分らしく限りあるこの期限をなるべく決められた時間いっぱいいっぱいそれ以上楽しめるように 得すること探せ 探せ 探せ

そのためにする努力と気張って天まで一直線
少し鼻を高くしても平気だよ
だからほら空を目指して自分を高めていってごらん
その喜び 味わえるのは自分だけだ!
他人の言葉に惑わされるな! 自分信じれるのもここにいる自分だけ!
その事 忘れるな!

2008/12/28 (Sun)

[3416] 春夏秋冬
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


深い土の中から叫びにも似た声をあげて
冬の寒さをものともせず必死に咲こうとするか弱き一輪の花
僕の中 君の中 世界中 芽吹くだろう

春のおとずれとともに また何もかも真っ白いページに一年間の抱負を描くところから始まる

冬の雪にうもれて桜の花びら舞う道を思い浮かべる
雪だるまをかじかんだ手でつくりながら人はなぜか春を想う

夏になればああ寒いほうがいいなというし
冬になったらなったで暑い夏がいいなと毎年いうし
秋や春の気持ちいい季節には一年中こんな陽気ならいいなとつぶやく
でも本当はどんな季節にもそれぞれいいところや思い入れがある
たとえば冬の寒くもさえたあの空気が好きだし暖炉のあのあたたかさが役に立つのは冬だけだし
またいいものさ
夏だって暑いけど夕暮れが綺麗だったり星空が綺麗に見える
だから一つとして嫌いな季節なんてないのさ

春夏秋冬 揺れる街並み その中で流した涙 浮かべた笑顔
忘れられない思い出の数々 もはやアルバムには入りきれない一瞬一瞬の輝き ふとした仕草のカワイいこと カワイいこと
心の中に刻まれてる

消えないで 僕の思い出よ
雪の舞う道の上で
枯れ葉舞う道の上
涙舞う道の上で
人は思い出を笑ったり涙ながらに語る
そしていつかその何度かの繰り返しの中で命を落とすから
悲しいのさ
嬉しいのさ
切ないのさ

いろんな気持ちが混ざり合って重なり合って季節は四つの魔法で回るんだよ
春の国
夏の国
秋の国
冬の国
どれ一つとしてあって無駄な季節などない
すべてが宝物
その季節じゃないと残せない思い出があるし僕にもある
すべてが宝物

きらめく夢の旅
僕は季節の旅人
春夏秋冬 めぐるツアー
悲しみと喜びと…
それから…

言葉じゃとても言えやしないや
春夏秋冬 ありがとう。

2008/12/28 (Sun)
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