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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1007] 夏の思い出
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


今僕の中で何かが変わろうとしてる
それは気づかないほど僕をゆっくりと変えていく
蒸し暑い夏の朝
夕方になれば
少しは涼しくなるだろう
それまでずっと部屋で寝ていたよ
蚊取り線香を焚いて
目覚めれば
空は茜色
今も
今も
覚えています
あのきれいな夕陽の色を
たまに
たまに
思い出します
楽しかった夏の終わりのしんみりとした切なさを
ふいに
ふいに
思い返します
夏の思い出
今日も空を見上げれば
同じ色をした夕焼けがあの日の夏を思い出させてくれる。

2007/04/28 (Sat)

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