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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1010] 世界の空の下で
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


世界の空の下で
今新たな道を開く
時々立ち止まり
涙するときも
隣ではいつも
君の笑顔が暖かく僕を包んで
心に火を点ける

目が覚めれば
また忙しい日々
始まる一日に溜息が一つ
時間に追われてばかりの毎日
それでも
また目覚めれば
習慣的に体が動く

空の遠くを見てみれば
夢が踊り 僕を誘う
思い出よりも鮮やかな
陽が昇り 僕を呼ぶ

いつかの今日も
いつかの僕も
永遠という名の世界の中で息づく
現在(いま)この時の
進もうとしてる未来の
光を掴んでまた僕はまだ見ない今日に踏み出す
恐れながらも
僕は踏み出す
未来へ 光の中へ
僕は踏み出すよ

世界の空の下で
今日も僕は生き
未来の息吹をこの胸で感じてる
新たな波を
新たな今日を
待っているように
僕は空を見上げながら何かを想う。

2007/04/29 (Sun)

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