詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
開いたページ
白紙のページ
次のページもきっと白紙だ
閉じたら表紙
僕の名前
破り捨てたら
それは罪
命を絶つ程
それは罪
理由もなく
今日は訪れて
理由もなく
今日は終わる
破り捨てたら
その先は無く
そのままなら
その先も続く
ガボンだよ
もう おしまい
逃げ延びれやしない
ガボンだよ
もう ジ・エンド
明日は来るんだよ
開いたページ
白紙のページ
違う
僕が書いてく
多分そうだろ
僕の意のまま
ページに刻まれる
新しい明日が
新しい出来事が
人懐っこく僕を呼ぶ
そして また
今日も僕は書く
僕という人間の人生を
今ここに記す
ペンを走らせ
今ここに描く
新しい今日を
そして未来さえも
僕は書くんだ
そのために
生きるんだ。
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