詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
明日の地図をそっと開きながら
未来の場所を必死に探していた
夢は遠く
果てしなくあって
きっと僕はその道の途中で見失う 見失った
歩き疲れたように
疲れはててしまったように
諦めに寄りかかりながら
今夜も夢の中へ
浅い眠りの中へと逃げていく
未来の羅針盤を空に描きながら僕達は
光り輝く明日を探し
迷い 悩み
そして傷つけ傷ついていく
静かすぎる真夜中
夜空の片隅に自分と同じように弱々しい光を放って
今にも消えてしまいそうな星を見つけた
諦めることだなんて
したい訳じゃないけれど
握りしめたコンパスが指し示す道はとても険しく果てしない
それでも
僕は、誓ったんだ
歩き続けると
僕は、約束したんだ
君と行くと
夢に続く道を行くと
誓ったんだ
愛の名の下に。
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