詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
新しい扉のその向こうには
まだ知らない見たことすらない明日があって
妙に僕はそれを知りたがった
明日の扉のノブに手をかけて眠る前そう思った
僕の言葉はいつも曖昧で仕方ない
毎日は忙しくてあわただしくて
ちょっと気を抜いただけでやさしさを何か大切な気持ちを落っことしそうになる
めまぐるしく日常はずっと続いてく
次から次へと日々を繋いでく
時々何かを思い出したように顔を濁らせ
はっと溜息つく
降り止まない雨は柔いからだをすり抜けて
心を青く染めていく
悲しい気持ちにさせていく
弱気な気分にさせていく
でも
忘れちゃいけないことがある
君のことだよ
oh my girl
大切なもの忘れずにずっと抱きしめていれたら
それだけを見ていられたら考えていられたらいいのに
ナチュラルに明日が訪れて
ナチュラルに今日を過ごせる
そんな世界で君がいれさえすれば
そう願っては
今夜も眠りの中へ
束の間の夢の中へ
新しい明日へ。
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