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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[125] 毎日が悲しくて嬉しくて
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

この手をぐっと伸ばして
やっと掴めたものは
あの日思い描いたものより
だいぶかけ離れた生活だった

ここからはいつも
同じ景色ばかりが瞳に映っていた
地平線ビルの隙間
沈んでいく いつかの夕日

なるべく面倒なこと避けていたいし
できることなら楽して儲けたいし
でもそんなこと無理なことだから
僕たちは汗水垂らして死に物狂いで理想を掴もうとする

毎日が悲しくて嬉しくて
明日はいったい僕に何が待っているかな
不安で不安でたまらなくて本音をいえばかなり苦しいけれど
愛せる人がいるだけマシなのかなぁ

考えたらキリがないくらい
毎日は謎だらけ
答えの見えぬ現実を生きてる
絵に描いたような幸せを望むように
生きてる

僕なりに生きてる。

2006/12/22 (Fri)

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