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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1343] 悲しみは涙になって
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


悲しいとき
嬉しいとき
不思議と涙が溢れて
両頬を冷たく伝う
時に温かく伝うさ

淋しいとき
空しいとき
君がいつだって隣にいてくれた
何気ない言葉で背中を押してくれた
心ごと包んでくれた

そうしてまた悲しみが僕の心のドアをたたくなら
涙がまた溢れて
仕方ないくらい泣き崩れて
膝を抱えてしまう
だけど君の言葉は不思議で
そんな悲しみにくれている僕をいやしてくれる
何げないけどとても温かい言葉で

だから、涙はまだとまらないのさ
悲しくない
嬉しいから
だから、涙が溢れて仕方ないのさ

朝も昼も夜も
泣いていれば
君が近く寄り添って
一緒にこの悲しみを
この喜びを分かち合ってくれる
ただそれはこの僕のためだけに
君は側にいるという
そしてまた僕は涙で心が熱くなる
とても嬉しいからさ
悲しいんだけど
とても嬉しいからさ。

2007/08/15 (Wed)

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