詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
憎いあんちくしょーの顔めがけて
小石を蹴っても跳ね返るくらいさ
運命に見放されてる僕は不運だよ
憎いあんちくしょーの心射止めたくて
ちょっかいをだすけど嫌がられるばかり
恋の女神に見放されてる僕はバカだよ
好きなら好きと言えばいいのに
それがなぜかできません
そもそもそれができないから
僕はこうして悩んでいる
憎いあんちくしょーの顔めがけて
小石を蹴っても跳ね返るくらいさ
運命に見放されてる僕は不運だよ
紫色をした空からスコールの気配
案の定雨が降ってきた
どこから?空から
当たり障りのない会話の中取り繕いたがる僕は卑劣なの?
そしてすべては台無しになる
もうどうにでもなれと吐き捨てる僕は拭えないある一つの絶対を抱きしめたまま
幾年かの後動かぬ灰となりただ空に舞い消える。
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