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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1426] はじまりのうた
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


僕はもう疲れたよ
なにもかもすべて
投げ出して逃げたい
君はさあどうなの
僕と同じ考えかな
そしたら嬉しいなあ

頭に詰め込みすぎたいろんな知識
その全部が役に立ちはしないから
忘れていいものは今すぐ忘れたい

とめどない涙の意味
君がおしえてくれる
ただ一つの悲しみも癒せないで
僕は歩いて行けはしないから

落ちていく夕日のきれいなあかい色
涙がこぼれ落ちるポロポロと瞳から

ときにはこらえきれずに泣いてしまう
そんな日もある
そんな日をいくつも積み重ねていこう

ふとした時
生まれる笑顔が今日も
僕の顔にもそして君の顔にも
ただ1人世界でいちばん好きな人
君だけを守ってあげられれば
君のその笑顔をみられるなら
夢なんかかなわなくていい
寧ろ今この時こそが夢みてた未来そのものだから

悲しいことがあったときに流す涙
嬉しいときに浮かべるそれぞれの笑顔
悲しいことも吹き飛ばすほどの愛

悲しいことがあったときに流す涙より
数万倍嬉しいときに流す涙流したい
今ここにいて悲しみ越えた先の喜びにふれその存在意義を知る
明日からまた明日へと生きていきたいと思えるのは君がいるから
大切な人がすぐそばにいるから

はじまりのうた
そうここからはじまっていくのさ
はじまりのうた
目映いばかりの光浴びているのさ


君と共にある
ずっと
2人共にいる。

2007/09/08 (Sat)

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