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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1567] あの日、道を探してた
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


みえない未来におびえてばかりいないで
前を向き自分の中に眠るいくつもの可能性に気づいて
諦めてしまうその前に冒険してみて

暗闇の洞窟を抜けたら
そこに待っているもの
絶望とは限らないから
さらなる闇とは決まってないから

ほら
道はひとつじゃない
探してみてごらん
そう
扉はひとつじゃない
開けてみてごらん

君の中には
まだ自分自信も知らない道の可能性が秘められてる
合うかどうかはやってみなくちゃわからない

もうすぐそこまで
光はみえてきてる
大丈夫って言い聞かせて途方にくれてる背中に
後もうひとがんばり
ラストスパート
駆け抜けて光をつかんで

思い返してみれば遠く
考えてみれば短く
思い直してみれば儚く
僕はあの日、道を探してた
何度も何度も開けてみては泣きながら
ドアを閉めてまた別の扉へ
そんな事を繰り返した
暗闇を歩き続けて出口を探すように
僕はあの日、答を探してた

全速力で精いっぱいに

そしてやっとみつけた
それが今
つもりは未来
合っても合っていなくても
それはきっと正しい答
だからこそ僕はいろんな苦労を重ね涙を流し傷だらけで走ってきた
やっとここまでやってきた

振り返ったら
あんなに遠い過去を後ろに今も多分ずっと
道を
答を
探し続ける
それが人生
旅のような人生

僕はそう思う。

2007/10/02 (Tue)

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