詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
〇〇年後の未来ってどんな人に僕はなってる?
そして
どんなことをして生き延びているのだろうか?
気になるよ
でも
気になっても
知ることはない
そう
知ることはできない
少しずつ
少しずつ
道が狭まる中で
少しずつ
少しずつ
それと同じに
人の気持ちも変わってしまうのかな
街の風景さえ変わってしまうのかな
あの日の景色を閉じこめたいよ
この瞳の中にこの心に焼き付けるから
大人になっても忘れちゃいけない
僕らは誰もが子供だったこと
そして誰もがあの日はあの日の笑顔や切なさがあったこと
それだけは忘れちゃいけないんだ
どれだけ
思い出が色あせても
想いは胸(ここ)にあるから
どれだけ
夢を捨ててきたって
願ったあの日を忘れないで
時には昔を振り返って涙するくらいが
クスッと笑ってしまうくらいの思い出が
この先の未来をちょっとだけ暖めてくれるから
どうか忘れないで
この胸にとどめたいのです
この世の最期の最期までも
僕はあの素晴らしい日々を失ったピースの代わりにして
これからの未来を絵にして頭に思い浮かべます
〇〇年後の未来を。
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