なくしたくないものは キミの側でいま笑う 大切にしていた何かが壊れゆくのを 遠目で見ていることしか…僕には… 風凪 堤防に打ち寄せる波の音 キミの髪が揺れて 溶け合う夕日と夕闇のシルエット ばつの悪い顔で見上げた空の青い色 ただただ笑う君の放つキラキラした輝き 優しく吹いてるつめたい波風。
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