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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1678] 詩のための調味料U
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


みんなに認められる詩を書くよりも
決まりきった詩の世界のルールに偏った詩を書くよりも
この広い世界の誰か一人にでも勇気を届けられればいい
ひがんでるんじゃない僕が追い求めている世界は世間様に認められるようなおきれいな詩なんかじゃなく
そんな地味でも誰かの心の中で輝けられる
そんな詩であればいい

これから先も ずっと
そんな思いで書いていきたい

誰の為に詩を書く?
ボクは詩のために書く
ボクという詩人が書く詩はありきたりかもしれない
だけれどそっと読む人の心を少しでも和ませ
あったかい気持ちにさせられればいい
何となくでも…

だからボクは詩を書く
詩が心から好きだから
それまできっとアイデアはつきないよ
書く場がなくなろうともひっそりと詩を書くよ
変わらない気持ちで

駆け出しの詩人として
1人のだだの人間の思いとして
書かねばならない
書かねばならないんだ

心の底から噴き出すように溢れ出るこの思いを

どうやったら伝わるかどうかを
一番にいつも考えながら
ボクは大好きな詩を今日もそんな気持ちを胸に試行錯誤と失敗を繰り返しながらも
練り直し 思い直しながら書くんだよ

ボクという人間、詩人しか書けない詩を
描けないボクという人間の中の世界を
短い生涯の中のほんの何年かでどれだけ書けるかわからないけど
挑戦するみたいに

誰かの心に
自分の心に
ボクが書いた証として
できれば残ってほしい
言ってしまえばこのボクの記憶などはどうでもよく
詩だけ残ってくれたらいい

心の中に
ボクの拙けれど精いっぱいの思いを込めた言葉という花が咲いてくれるように
今はそうほんの準備段階
花を育てるためたくさんたくさんただ自分の肥料になる言葉を連ねて力を蓄えていく想像という陽を浴びて
今日もアイデアはつきず

2007/10/20 (Sat)

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