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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1712] 小さな旅へ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

まだ君に見せたことのないそんな表情で
見せたことがないような僕を見せようか
見えない地図を闇に光る銀河に頭の上の夜空にでも広げたなら
さぁ未だ誰も行ったことのない未来へと夢をポッケにしのばせて
限られた時間
砂時計の砂が全部落ちきるまでの間に
君とのつなぎ目をほどけないように接着剤でひとつの糸にしちゃうのさ

僕らを いつでも
見守っててくれる
太陽のような暖かさで
夢膨らませながら
抱きしめる想いは
永遠を描きながら
いつでも いつでも
僕ら2人を小さな旅へと駆り立てる
小さなガキの頃からの冒険心をかき立てる

そしてまた僕らは
運命の命じる道を裏切って裏道を探す
小さな旅へ
小さな旅へ
小さな旅へと続く虹は遥か空に浮かぶ
正しい事なんておもしろくないもんね
スリルを味わいたいから君と旅に出る

小さな旅に
小さな旅に
小さな旅に出るんだ
パンクしそうな自転車に翼をつけてさ
夜空に舞い上がれ!
僕らの夢みる不思議な魔法の力で
さぁここからが本当の僕らの旅の始まりさ。

2007/12/26 (Wed)

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