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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1781] 寄り道しようよ散歩しようよ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ほら またうそをついてしまった君に
生きたいなんて僕にはかっこ良すぎて
似合わないから心にも思ってない事を
つい口に出してしまっただけ
でも本当は生きたいと思ってるのかも
だって現にいま君と生きてる毎日は楽しくて
楽しすぎてすぐ時間が過ぎてしまうからちょっとだけ悲しくなってたり切なくなってたりする 気づいてないだけではっとする心時々ゆれるよ

半分はこのまま終わりまで生きるつもり
もう半分は終わりにしたいと思っている
だけど本当は気のないふりして生きていることそう頭では思いながらもけっこう僕は楽しんでる ただ変な意地がこんなところで出てるだけ

愛っていうならそれはちょっと違うかも
でもふたりはそれなりの距離と歩幅で近づきすぎず
かといって離れもしないでちょうどいい感覚をあけて歩いている ゆっくりのんびりそれぞれの速さとペースに口出しや文句を言うこともなく
案外ため息つきながらも少し経てば笑ってたり早いものさ 立ち直りは

今日1日が暮れていくよ。ちょっと今日のこと振り返ってみたりするのもいつの間にか当たり前な日課になって
明日はどんなことがあるのかなぁとそわそわする気持ち
大切なことを忘れないように胸にしまって
泣いたり笑ったり当たり前にただ繰り返してくだけが僕の想う幸せな暮らしだと考える
特別なことや人の生活からかけ離れた毎日なんてこれっぽっちも求めないから
ただ自然なままのそうさ今のままの暮らしが 毎日がいちばん幸せだと思うから
だからこれ以上の事は求めないしいらないよ 願ったって
僕は今十分満たされているのさ 幸せだから本当に…
これ以上望んだら欲張りな気もするしさ
それも相まって僕は今幸せなのです とても言いようのないくらい 言葉にできないほど時々汚い言葉でグチるけど気にしない気にしないで
気づいたら日が暮れて眠りの中

2007/11/30 (Fri)

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