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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1817] 世界にひとり 世界にひとつ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


遠い遠い日のことを思い返してた
泣いてみたり笑ってみたりおかしいわね
でもあまりに懐かしすぎて心だけ旅してた あの日へ あの日に
旅してたんだ
懐かしさに気持ちが揺らいで時の流れに憎しみさえ持ちそんな自分のちっぽけさに悲しくなるけど
ああ 本当は愛していたい 誰よりも何よりも数あるたくさんの思い出のそのすべてを心から心から胸の底から愛したいの
誰よりも何よりも愛してるあなたと同じように私の中にある思い出を抱きしめよう
君を抱きしめるみたいに思い出も愛せるわ
思い出はあなたと同じ懐かしさにあふれた何があってもぜったいに忘れちゃいけないものだから
つよくつよく
やさしく やさしく
抱きしめるのよ
今 抱きしめるのよ
すべての思い出ごとあなたも一緒に抱きしめるのよ ああ
世界にひとり 世界にひとつのあなたを抱きしめるのよ。

2007/12/08 (Sat)

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