詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
そんな気がしてるんだ
どっかからまた光が差し込み
雨雲を飛ばしどけて太陽が顔を出す
心に降り注がれていくあたたかな光
もう一度
もう少しここで休んだら
立ち止まっていた両足を働かせる。また前へ前へ進むように不器用でも左右交互に動かし歩いていくのさ
遠くで待っている
君のこと
また気づきゃ思い出してるけれど
形にならぬイメージを抱きしめたまま
もどかしくも思うけど歩いていこう
僕の心にはいつでも笑顔の君がずっとずっと浮かべりゃいるから
平気さ 何があっても歩いて行けるさ
どこまでも
どこまでも 空を見上げて思うことは決まってひとつ
忘れそうになったらまた思い出せばいいだけだから
歩いていこう
負けそうになっても残りの勇気を振り絞り 青空の見える場所まで書けだしていこう 先を行く誰かよりは遅くても先に追い抜かれたって全速力じゃなくても ゆっくりゆっくり僕らのペースで明日へ行こうよ
未来へ飛んでいこう
翼がなくても歩いていこう この両足で
このふたつの両足があるから
君のふたつの足がだめになったら僕のふたつの足を貸すよ
肩も貸すよ
同じ様に僕の足がだめになったら君の足を貸してもらうよ…
そんな風にふたり助け合って心をひとつにして気持ちを重ねゆっくりゆっくり
過ちをおかしても
歩いていこう
歩いていこう 素晴らしい未来までこの理想が 期待が届くまで この夢が叶うまで 叶うといいな届くといいな
今はただそう願うばかり
想像するばかりしかできないけれど
期待するだけ…
頭にどんな未来なのか思い浮かべるだけだけど……。
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