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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1887] 未知なる明日・未知なる未来
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


わからないから立ち止まる僕にこの僕に光を 光を浴びさせてひとつくらいいいだろ いま
いますぐにじゃなくてもいいから
近いうちに素晴らしく光放つそれは素晴らしい素晴らしい夢を見せてよ 子供がみる夢のような
光にあふれた未来への希望に満ちたようなできれば自分じゃできないから支配者であるあなたの力添えでそんな純粋なままの瞳に映る汚れを嬉し涙で洗い落とさせてそんな夢のような未来を 現実を
夢を 夢を 理想と希望と光とにあふれた夢をああ 見せて
ああ 見せてほしいのさ この僕に
僕のように夢見ることを忘れた哀れな夢のない夢を見れないみれなくなった寂しすぎる人たちへ
せめてもの生きる希望となる夢を与えてください 与えてほしいのさ
これからそこへたどり着く未来というそこにたどり着いてしまう行き着いてしまう僕らにせめてもの光があるように
あまりにも悲しすぎるから悲しまないように悲しみが終わるというのであれば悲しみをせめて少しでもむなしさや切なさ傷みのないものに取り替えてよ 決まっているのならなおさら取り替えてほしいな
やがて少しすればだれもそれぞれが未来にたどり着くついてしまう僕らだから せめてもの慈悲としてそんな僕らに素晴らしい素晴らしいただ当たり前な夢だけでも 生きるのが明日からでもすぐにああ楽しくなる様な夢をください 頼めるような頑張りや努力をした覚えもないけど 叶えてもらえる(ほど)ような悪いことばかりして生きるために生きるための罪を重ねたまったく善人じゃないけどそれでも罪は罪だからこそ本当に生きてるんだという生まれたことや自分の歓びとか証を感じたい
そんな叫びがどこからか聞こえてあの夜の闇の中にしばらく響いてた この耳に届いてた 悲しく悲しく響いてた
夢のない夢見ることを忘れた人ばかり住む忘れ去られたこの街のはずれで
声の続く限りに体力が持つ限り叫んでた。

2007/12/20 (Thu)

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