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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[189] 路上駐車
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

傷ついてばかりの君なのに
僕は君の苦しみに気づいてやれずに
今日まで君を悲しくさせてしまった
代わり映えのない毎日をそれとなく過ごすだけじゃ
見えなくなったものは永遠に見えないままだろう

こうして誰もが通る道を
僕らはいま歩いている
迷って悩んで
ときには一人になりたい
そんな時もある
頼れるのは貴方だけ
それなのに貴方はよそ見をするように
私からどんどん離れていく

路上駐車された車のように
私はひとりぼっち
そのうち孤独という張り紙を貼られて
とうとう独りになってしまった

苦しい胸の内を抱きながら。

2007/01/02 (Tue)

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