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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1892] 想い出は淡い色@
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


この僕を染めてゆく
様々にあるいろんな色
赤色黄色青色緑色
瞳に映るたくさんの色
僕は今何色をしていてこれから何色に染まるのかな
今日はどの色に染まるのかな
明日は何色に染まるのだろうかな

さよならの後の夕暮れの色は少し切ない色をしていた
胸の奥で淡くにじんで溶けていく
鮮やかな今日という色でただひとつこの世界にひとつしかない色でこの僕にきれいでやさしいまるであの夕暮れのようなどこか懐かしくて悲しげな色を付けます

想い出はきっとあんな夕暮れのような淡い色をしてるんだろうな
失った色それはもう戻らない昨日という過去の色なんだよ
透明じゃ見えないし汚くてもまたきれいな涙を流せばほら
心の汚れが落ちてまたきれいな色に戻るよ
きっと汚いまんまの心なんてない汚い心を持つ人なんていない
全ての色にその色しか持ってない特別な何かを自慢できるようなすごいものじゃなくても他の色にはない何かを君は秘めているんだ
それをただ自分ではわからないわかっていないだけ
単に気付いてないだけさ

ほら想い出が胸を熱くしていく
込み上げる気持ちはやがて熱を帯びた切なさに焦がれた胸をふるわして
あたたかい涙を流させる 自然に不思議とほら涙あふれ出る
心もやさしくなれる
いつの間にか心は雨上がったときに青空に橋を架ける虹のようなたくさんの色に染まり きれいになるから七色に染まった心はやさしさで満たされてるそんな心で抱きしめる想い
とても純で澄んだ心でなら君を愛せる気がするよ はじめて愛してゆける自信がわき大丈夫だって思えるような確信を持てたすがすがしい気持ちになれたました
新しい今日というを新しい日を迎えられることが何よりも幸せと感じれたなら
それだけですてきなことじゃないかそれ以上何を求めるというのか何も望まないただ笑顔のそのままの自分が君の瞳に映り

2007/12/21 (Fri)

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