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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2008] 自分らしさよりも人間らしさ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


まっすぐにした伸びた背筋は周りからみても とてもきれいさ
さしてでもえらいことではない これは当たり前なことなんだと思える心をもてるまでおだててやるのも策なのかなとも思う
思わなくてはやっていけないそんな社会の中に生きる僕は幸せなのかな 僕は満たされてるかなあ?
こんなんでいいのかなあ正しい方へ向かってますか?
なにも知らないまま実は誰かがこぼした自分勝手な小さなわがままの汚れがあるせいでこの広い社会に広がって影響していくということ
考えなければならないような時代に生まれた僕はまだ幸せにはならない なれるだけの社会にはまだまだ程遠いから
皆が目指すような理想的社会(せかい)になるまで地球にも皆の心にも本当の幸せは訪れない 幸せすぎて寝ぼけている頭じゃわからない
横のものを縦にするのは するだけなのに皆の考えが同じものを待たぬばかりにまとまらない 思ってたよりもはるかに世界は広すぎて汚れは広範囲に広すぎて掃除を終わらせるには難しくたやすくない
それでも小さな小さな地球に住まわせてもらう1人の人である僕であるからには
感謝の気持ちも込めつつ頑張ってまずはこの街の雑巾掛けさ
えらくもないしこれが正しいと当たり前だと思うだけで頑張れる こんなにも心がきれいになる
注意してなにを返されようが それが嫌われ者の正しさのあり方 宿命だから
らしくあるためには
そんな
自分であるためには
まず一人一人が
心を磨き考え直し
心をきれいにする事から始まっていくしか手段はない
そう思うんだ 僕は
本当に今の世界をみてて 他人のなにがわかるとでもないが
気持ちは誰も生まれたときは何ひとつ汚れなくきれいであったはずだと思うからたとえ今がどんなに汚いとしてもまだ落とせる範囲の汚れです 間に合う範囲のほころびです それぞれの思い合いが生むアップリケや洗剤があるだけで

2008/01/12 (Sat)

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