詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ふつうにただ側にいて笑ってくれる
それだけでいい
なにも特別なことなどしなくていい
大変なことなら
僕が引き受けるから
君はもう十分傷ついてきた
わかってるから
わかりたいから
わからせてよ
だから休んでいてください
手を握りまた今日も夕暮れの中で僕にとっていちばんの大切な人 幸せが笑っている
だけどどうして
時折泣いてるのか
時々涙しながら傷だらけの僕を抱きしめるのか
ただ君のために傷つき悲しみ背負うことをいやだと思うこともなく願い出たのに
心配することなんかないのに
それでも君はそんなふうに傷つく僕をみてられないようで
いつも止めようとする
やさしい人なんだ
君はそんな心やさしい人なんだ
だけど 僕にとっての幸せはすべて君からもらうからだから君がいればいい
僕にとっての幸せはなによりも君といれることなんだから
この短いようで長いような人生を共に生きれることだけでもう十分で もう幸せで心満たされてるのに
それ以上なにを望むというの 愚かに
君はどうかなあ
僕の幸せを君が望むように
僕も君の幸せをいつでも望んでる
そんなふうにお互いがお互いの幸せを願うふたりならばどこまでだって いつまでだって駆けていけるさ
君がいれば
君にしても
僕がいればいいのか? どうなのかなあ
素直な心で本心を欺かず真実をいつも語ろう
語り合いの中でいちばんの光(こたえ)を出せたならいいよね
迷わないでいられる道や日などないから
君がいること僕は何よりの心の支えにしてつよくつよくこの愛を抱きしめる傷だらけになろうともそれが君のためならばずっと僕は悲しみにたえがんばりきれるからさ本当に君がいるだけで幸せ君といられるだけで幸せだから僕なんかのために涙流さないで心配してくれることうれしいことだけど今は笑っていてほしいのさ。
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