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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2047] あの日、夢をみていた僕ら
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


もうくだらないことで言い争い傷ついたり
ばかばかしいから終わりにしよう
笑顔で2人前みたいに仲よくいられること
願ってる本当は心の中で望んでるのさ

冬の寒さに街は凍えているよ 手を握る君の手も同じようにとても冷たいから
僕は久しぶりに人の前で君の手を握った

あの日、夢をみていた僕らはつまらないことでケンカして大人げなくしてるような2人じゃない
さあいま抱きしめあい愛し合うその意味を確かめたなら
また新しい2人の道がそこに延びるだろう
その道の先にある扉を開ければきっと幸せが待ってると信じながらいつまでも揺るがぬ思い強く片寄せあい抱きしめながら歩き続けて
たとえ悲しみに見まわれても雨降りでも
扉を開ければ希望があるということが明日を信じ歩ませる力になって僕らを突き動かし 心を動かしたんだ たった24時間しかない今日もちゃんと動いてる

ラララ…
夢をみようよ
いつでも 楽しい夢を
悲しいときだからこそ
いま笑わなくてはやってられないだろ
だから
夢をみようよ 一緒にもうすぐやってくる夢をつかめたときのことを思いながら
夢の中で 夢だけが願いをかなえてくれる
少しそれまでは夢が希望の代わりなんだ
与えられた時間の中で限られた命の中で自分なりに精いっぱい生きて 目いっぱい悔いのないように一度きりの短くはかない人生の中で夢をみよう
月のゆりかごに揺られながら 今夜
夢をみよう もう一度。

2008/01/18 (Fri)

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