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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2125] ただ風のように
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


もう迷わない大丈夫だから
君が心の闇の中に
もう迷わないようにと
灯りをそっとともしてくれたから

どこまでも愛しい人だから
そんな僕が君に抱く気持ち以上に僕は君を愛し敬いそして抱きしめてあげたい
つよくつよくつよく
いつまでも燃え尽きることのない愛の炎(ひ)を瞳にもたぎらせておくよ
君のみてる理想と
僕がみてるで理想は時にひずみを生みそのひずみからすれ違い理想とはいつでも遠いものであくまでも想像の範囲でしかないから現実にするのは簡単じゃない
だけど見つめる先…そこに描かれるのがただ孤独なだけの変わり映えのない毎日だったとしても今はただ信じよう
巡りくる明日に希望見出すように光だけ見つめ続けて まぶしくてもなるべく目をつむらないように
君がつらいときは僕が君の目になろう
ほら 悩みを打ち明けてごらん 僕にできる範囲ならできる限りのことはしてあげるから
どうか独りでは悩まないでね
その悩みや迷いは尽きることはないが
僕にも近くで一緒にその迷いや悩みと君と共に闘ってあげたい
そして少しでも君の力になれればいいなと思うから
ゆっくりでもかまわない
だから ほら閉じた心を開いてごらん
僕だけに

半端な気持ちで愛しているわけじゃないから
いつだって君を見ている僕は本気なのさ
当たり前だと言えばそれまでだけれど
同じ気持ちをつなぎ止めるのは難しいらしいから
これだけは胸にしまってなくさないように大事に守っていたい

いつでもそばにいてこの手を握ってあげようなんにもできないとか言い訳は後にしてこのくらいしかできない僕だからこそ
できる限りのことを精いっぱいやってあげるだけさ できる限りのその範囲で愛を注ぐだけさ
それなら何もしないよりずっと君のためになるしそれが僕が見つけた愛するということかな…そうかもしれない

2008/02/06 (Wed)

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