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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2137] 自然なままの心で
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


昨日と同じ変わらない気持ちで今日もいられたらいいね
今日という日は決して無意味なんてことは誰にとってもないから たとえ過ぎ去るとしても運命だからなんて片づけてる僕だけど
本当は今日という日にずっといたいと思うけれどそれぞれが笑顔でいられることをひそかに願いながら今日という場所は静かに消えてゆく
それぞれが想い感じる今日という一度限りの終わりの時をまるで幻を見るように暮れなずむ空の彼方
今日もため息つきながらサヨナラさ

今日という日はあなたにとってどんな日でしたか
感じ方は人それぞれ想いも様々であるからすれ違いやひずむが生まれるんだ 仕方ない
あなたの横顔を見て今日という日に終わりを告げようかな
今日という日にいたという存在の証をそっと確かめるように手をにぎる確かなこの感覚だけが今と明日をつなぎ心さえもつないでくだけさ
その感覚は確かな鼓動を刻みまた今日(ここ)に戻るから
寂しくないよ昨日と同じ場所なのにね
今日という日なのに不思議で昨日の今日とは全く違う日なんだね 昨日は昨日の今日でいいことがあり
今日は今日で…きっときっとそれは繰り返すものさ
遠いあの日にたどるように目を閉じ心を沈め落ち着かせて気持ちとばして想いはせるように 僕は今目の前に進む明日へゆくこと今日も怖いから少しずつ受け入れられるように少しむりやりで不満もないといえばそれは嘘だけど仕方ないよねそれが時の流れ
みんな同じだなんて言われたらそうだってうなずくことしかできないふがいなさにもどかしくて押しつぶされてしまう
自然なままの心に戻っていくため息つくだけの今日だったとしても何にしても眠りから遠ざけてく不安もきっといつかはゼロに戻るこの世に初めて生まれ落ちた日の朝のように あたたかいような冷たいような不思議な眼差しで僕は時を眺め時も僕を眺めるように僕はいつも見つめられているんだ。

2008/02/08 (Fri)

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